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第228回:バレンタインデー
今日は2月14日、バレンタインデー!
ということで、『ニュースオフサイド』は「義理チョコって必要ですか?」というテーマ。「義理チョコをやめよう」と呼びかけて物議を醸しているゴディバジャパンの新聞広告を取り上げ、義理チョコが必要かどうか、まじめに考えました。
まずは、ゴディバジャパンのシュシャン社長が広告に込めた思いを紹介。「あげる人にとって楽しいバレンタインデーかどうかが重要」であり、「義理チョコが少しでも苦痛になっている人がいるのであれば、それはやめてしまったほうがいいのではないか、と私たちは思います」とのこと。
義理チョコをすでにやめている会社もあり、それが共栄火災海上保険。1993年にやめたきっかけを広報室の尹梨愛さんに聞きました。
職場で儀礼的となっていた義理チョコとホワイトデーのお返しを有意義に使えないかと女性社員が考えたのが「義理チョコ・あげたつもり・もらったつもりバレンタイン・チャリティ募金」。
その名のとおり、義理チョコをあげたつもり、ホワイトデーにお返ししたつもりで500円を募金する活動で、今も実施されているそうです。
「義理チョコをやめよう」と呼びかける会社や、すでにやめている会社がある一方で、義理チョコを応援する会社もあります。それが、チョコレート菓子「ブラックサンダー」で知られる有楽製菓。
その有楽製菓が東京駅一番街で展開する「義理チョコ専門店」を竹田有里記者が取材。賛否分かれる「義理チョコ」に対する街の声や、女性客でにぎわう店の様子、売れ筋の義理チョコを紹介してくれました。
義理チョコ専門店では有楽製菓マーケティング部主任の山崎美沙さんにも話を聞きました。今後の義理チョコのあり方について「用意することを苦痛に感じる"義務チョコ"ではなくて、日ごろは伝えられない感謝の気持ちを伝えるコミュニケーションツールであってほしい」とのことでした。
『きょうのナマチュウ』テーマは「なぜ国税庁長官は説明しないのか?こんな状態で税金払えますか?」森友学園問題で売買交渉の記録は「破棄した」「データは残っていない」と国会答弁で連発した、当時の佐川宣寿財務省理財局長。その佐川氏が国税庁に就任して7か月あまり、まだ一度も記者会見を開かずにいます。
まずは、佐川宣寿国税超長官の言動に関する不可思議な点を、清水克彦デスクが整理して伝えてくれました。今日は国会記者クラブの文化放送ブースに、森友問題を追及している希望の党の今井雅人衆議院議員にお越し頂きました。
「問題は、事前に価格交渉していない・ゴミがあったから値引きして時価で売った・書類を破棄したというこの3つすべて虚偽だということ。私が心がけていることは真実を当事者からしっかり説明してもらい、明らかにするということ。野党の皆さんで一致団結してやっていこうと頑張っているが、世論の後押しも必要。」とお話して下さいました。
東京・八重洲からは細木美知代記者が「しっかり説明してほしい」「許しがたい」「真面目に税金を払う気がなくなる」「招致に応じないのはやましいことがあるから?」という、納税者の声を届けてくれました。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』で取り上げたのは、「福岡市のスーパーで精算機能がついた買い物カートを導入」というニュース。導入したのは、きょう開業した「スーパーセンタートライアル アイランドシティ店」。
客が商品をカートに入れるとき、カートに付いた機器に商品をスキャンすると合計金額が表示され、専用のプリペイドカードで精算する仕組みになっているそう。このカートが近所のスーパーに導入されたら、レジ待ちのストレスから解放されそうですね。
水曜コメンテーター、文筆家の古谷経衡さんが語り下ろした今日の『オピニオン』は「辺野古とグアム」。普天間飛行場の辺野古移設が争点になった先日の名護市長選の結果を受けて、「辺野古」と「グアム」の似ている点を分析。
グアムの歴史を紐解きながら、「当事者の意思や所有権を無視して軍事基地として開発されたという意味では、グアムと辺野古は非常に似ている」と、お話して下さいました。
『SAKIDORIスポーツ』のスタジオ担当は槙嶋範彦アナウンサー。
そして、今日も平昌オリンピックを現地で取材中の寺島啓太アナウンサーが、今日午前中に行われたスノーボード男子ハーフパイプ決勝、そして午後に行われているノルディック複合 個人ノーマルヒル、今夜のスピードスケート女子1000mについて、レポートしてくれました。
『ニュースパレードアネックス』
平昌オリンピック、スキー・ジャンプ女子の高梨沙羅 選手とフリースタイルスキー男子モーグルの原大地 選手が早くも帰国。大歓声に迎えられました。羽田空港には西村志野記者が。
テレビカメラ20台以上、たくさんの報道陣も集まりました。首には銅メダルをかけて笑顔の高梨選手。「沙羅ちゃんおかえり~」という声援に応じながら、嬉しそうに歩いて行ったそう。3時間待ったという方も!
そして、この15分後には同じゲートから原選手が。集まった人たち、ひとりひとりと握手をしながら、メダルの重み・喜びを噛み締めるように歩いて行ったのが
印象的だったそう。
西村記者、偶然にも原選手のおじいさまにもお話がきけました。「よくやった。最高の、こんないい孫はいない!うちにも来ると思うから、またゆっくりメダルを触らせてもらう」と少し涙ぐみながら応えてくださったそうです。
吉田たかよし先生の『SAKIDORIクリニック』は「平昌オリンピックを見て脳トレ!」と題して、ストレスに負けないタフなメンタルを育み、認知症予防にもなる脳科学テクニックについて。無関心・無感動な1日よりも、適度にハラハラドキドキするオリンピック観戦は、脳のスパイスになってちょうど良いのだそう。テレビの目の前で選手と同じ動作をすると、より効果が高まるということですよ。
【今日の1曲】You Can't Hurry Love ~恋はあせらず/フィル・コリンズ