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第189回:大人のひきこもり
気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』は「社会問題化する大人のひきこもり」。
ひきこもりの「高年齢化」、つまり「大人のひきこもり」が引き起こす問題を掘り下げ、就労支援という視点でこの問題の解決策を探りました。
ジャーナリストの池上正樹さんは、「80・50問題」と言って、親が80代、子どもが50代になり、親の介護がのしかかれば、生活は破綻しかねない、と「大人のひきこもり」が引き起こす深刻な問題をお話ししてくれました。
ひきこもりに就労の場を提供する企業にも注目が集まっているということで、12月1日に設立されたばかりの「株式会社ウチらめっちゃ細かいんで」の代表、佐藤啓さんにも話を聞きました。ひきこもりの人の働きぶりを「ひじょうに細かいことに気がつく。見落としがちなところを的確についてくれるため、ものすごい戦力」と評価する一方、「安心・安全に働けるところはどこにあるのか、一歩踏み出せない方が多い」とひきこもりの人が働くことの難しさをお話ししてくれました。
『きょうのナマチュウ』は「相次ぐ不正と公認不正検査士が果たす役割」。神戸製鋼、日産自動車、スバル、東レ、三菱マテリアルと、日本の大手製造業の不正が相次いで発覚する中、注目を集めている資格「公認不正検査士」を取り上げました。
細木美知代記者はスタジオで、9月以降に相次いだ製造業の不正をおさらい。「日本の製造業の不正が相次いでいること、どう思う?」という質問に対する銀座の声を伝えてくれました。
西村志野記者は、一般社団法人「日本公認不正検査士協会」の事務所からレポート。
協会の松下昌義さんに話を聞きました。松下さんは、「企業内の不正防止などに関する知識を身につける資格で、現在1600人が取得している」と資格に関する現状を伝えたうえで、データ改ざんなどの不正を防ぐための対応策として「会社のためにやっているという意識をやめさせないといけない」というお話をしてくれました。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』で取り上げたのは、「アメリカ、カジノで負けたが大逆転。7億円の大当たり」というニュース!アメリカ・ニューヨーク州の夫婦がカジノで負けた後、残ったわずかばかりのお金で宝くじを買ったところ700万ドル(約7億9000万円)の大当たりだったというウソのような本当のお話です。
ガソリンスタンドで、普段は買わない25ドルのくじを購入。夫は当選金について、子供や孫のために使うとしつつ「ゴルフもしたいし、ラスベガスにも行こうかな」と話しているそう。
木曜コメンテーター、精神科医で映画監督の和田秀樹さんが語り下ろした今日の『オピニオン』!「変わらないものを信じることの方が危険」と題して、「コロコロ言っていることが変わる人のことを信用できないかもしれないが、間違っていることを分かって、今までの意見を変えられるということはなかなか出来ないこと。ノーベル賞も、従来の考えを覆した人がもらっているように、コロコロ変わるものの方が信用できる。」というお話をして下さいました。
『SAKIDORIスポーツ』 寺島啓太アナウンサーが、アメリカンフットボールの高校日本一をかけた戦い、「クリスマスボウル」で2連覇を狙う、佼成学園高校の小林監督のインタビュー音声を交えてお送りしました。
今週土曜、富士通スタジアム川崎で午後1時キックオフとのこと!
『ニュースパレードアネックス』 アメリカの議会が大型減税案を可決したことについて、専門家の話を交えて日本への影響などを考えました。スタジオには岡田紀子記者が入り、解説。
加納有沙レポーターの『SAKIDORI最前線』では、目前に迫るクリスマスにオススメのユニークなメニューをご紹介しました!豪華なスタジオ試食でしたね~♪
【今日の1曲】センチメンタルクリスマス/浜田省吾