記事一覧
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第193回:
『ニュースオフサイド』は「慰安婦問題めぐる日韓合意、韓国政府が検証結果を公表」。
慰安婦問題をめぐって、一昨年、日韓両政府が「最終的かつ不可逆的な解決」で合意した過程を検証していた韓国外務省の作業部会は、「元慰安婦の意見が十分反映されなかった」などと、朴槿恵政権の対応を批判する報告書を発表しました。
まずは、細木美知代記者が、この2年間で慰安婦問題をめぐって韓国で何が起きたのかを整理。日本側が合意に基づき10億円を拠出。元慰安婦1人当たり1000万円を支給することを決め、存命中の32人のうち24人が受け取っていること、朴槿恵の辞任と「合意の無効」を掲げた文在寅政権の発足などと、合意を蒸し返すまでの経緯を伝えてくれました。
電話で話を聞いたのは、ソウル在住のソウル大学専任研究員・吉方べきさんと、韓国の政治・外交問題が専門の静岡県立大学准教授の奥薗秀樹さん。
「不可逆的な合意」が蒸し返された背景について、吉方さんは「合意そのものが政府主導のため、国民の中で合意は受け入れられないという思いがくすぶっていた」、奥薗さんは「日本側が合意に基づき10億円を拠出したという事実は韓国国内ではあまり報じられず、当事者無視の合意というイメージが拡散していく中で合意そのものの理解が一向に進まないという問題点がある」とそれぞれお話ししてくださいました。
西村志野記者は有楽町で街の声を取材。「何回謝ればいいのか」「政府が変わったからといって蒸し返すのはおかしいのではないか」という声を伝えてくれました。
『きょうのナマチュウ』は「飲食店を悩ませる無断キャンセル問題」。
予約を受けたのに客が来ず、キャンセルの連絡もない「無断キャンセル」の実情に迫り、その解決策を探りました。
まず、話を聞いたのは、全国の飲食店に予約・顧客台帳サービスを提供している会社「トレタ」の代表取締役、中村仁さん。無断キャンセル増加の背景については「オンライン予約は便利だが軽い気持ちでうっかり忘れてしまう、こういった"ゆるい予約"が増えることが無断キャンセルの増加につながっているのでは」と指摘。
キャンセル料をとらずに泣き寝入りしている飲食店が多い理由については「気軽に来店できる雰囲気を大切にしたい、悪い口コミをSNSに書かれてしまう」と話し、飲食店側の深刻な状況を伝えてくれました。
竹田有里記者は、高田馬場で街の声をレポート。「ありえないと思う」「連絡すればいいのに」という声を伝えてくれました。
飲食店側の対応策を伺ったのは弁護士の伊勢田篤志さん。「勤務先の電話番号と住所を確認し、なるべく予約をした人の特定をすること」が大事で、「保証金のようなものをアプリなどを使って事前に入金してもらうことが望ましい」とお話ししてくれました。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』でお伝えしたのは「オウム真理教 元信者・菊地直子、無罪確定」のニュース。オウム真理教が1995年に起こした東京都庁爆発物事件で殺人未遂ほう助の罪に問われた菊地直子元信者について、最高裁第1小法廷は、検察側の上告を棄却する決定。一審の裁判員裁判の有罪を破棄し、逆転無罪とした二審東京高裁判決が確定することになりました。
水曜コメンテーターは、マルチリンガルタレントの堀口ミイナさん。
今日は「母国トルコの歴史と政教分離」と題して、第一次世界大戦の敗戦を機になされた革命的な共和制への動きの解説から、現在のトルコの大統領であるエルドアン大統領が「政教分離を弱めた」一面もあると語り下ろして下さいました。
『SAKIDORIスポーツ』今日は長谷川太アナウンサーが、箱根駅伝の話題、なかでも中央学院大学にスポットを当ててお送りしました。有力な選手もいないものの、駅伝をやると毎回必ず上位に顔を出す、それが中央学院大学。「礼儀を大切にする、授業は一番前で受けろ」などの部則を掲げている川崎勇二監督なのですが、今風に言うとけっこう選手をディスったりもするんだそうです。面白い裏話が満載でした。
今日17時前には、一美キャスター自ら『チバニアン』を取材した音声を交えてレポート!地層が約77万~12万6000年前の時代を代表する基準地に選ばれ、地質学上の時代名が『チバニアン』と命名される見通しとなったニュースから一か月余り経ちましたが、見学者が絶えないそう。
お出かけの際には長靴をお持ちになるといいようですよ。
『ニュースパレードアネックス』 原子力規制委員会は今日の定例会合で、東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発6号機、7号機の安全対策が新しい規制基準に適合していると認める「審査書」を決定しました。この 「審査書」とはなんなのか?について、石森則和記者が伝えてくれました。
吉田たかよし先生の『SAKIDORIクリニック』 は、「衝動が暴走した2017年、心の医学で自己コントロール力を高めよう!」というお話。たかよし先生のオススメの「衝動への対処法」としてあげてくれたのは、走りながら、あるいは屈伸しながら「100-7」「93-7」「86-7」という風に、どんどん7を引いていく暗算を繰り返すこと。NASAでも「運動しながら計算を行う」訓練は実際に行われている方法なんだとか。
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年末ですね
こんにちは。 永野景子です。
いよいよ年末ですね。
今日は交通情報が『文化放送年末交通情報です』~になってました。
ここにきて寒波が日本列島を襲ってますね...。
北海道や東北などでは、大雪で視界が悪く、事故も起きてますし、
留萌では昨日、灯台が倒壊してましたしね。
東京も冷え込んでます。
スタジオにいると鈍感になりがちですが、
きょう高田馬場から中継レポしてくれた竹田記者、寒そうでしたもんね...。
『外は寒いですか?』など、労う言葉をオンエアでもかけるべきでした。
反省。
ところで今日、電車の中で数人のグループの会話が耳に入ってきました。
「関西では『セブイレ』って言うんですよー。東京では『セブン』ですよね」。
えっ、セブンイレブンのこと、関西ではセブイレって言うんですか?
知りませんでした。
そういえば、マックも関西ではマクドですもんね。
法則は同じですね。
明日のサブキャスターは「お腹がすくんです~」が口ぐせの西川文野アナです。 -
飲食店の無断キャンセル
こんにちは!
竹田有里です。ナマチュウでは、飲食店で無断キャンセルをし、お店が大損害を被っているというニュースについて
高田馬場駅周辺で、学生さんやサラリーマンの皆さんに、話をお聞きしました。過去に無断キャンセルをしたという方には出会いませんでしたが、みなさん「非常識!ありえない!」という声が大多数!
中には飲食店でアルバイトをしている学生さんは、無断キャンセルをされたことがあり大変苦労したという心中を吐露してくれました。
そのお店では「キャンセル料をとりますよ」とお客さんに通告をしているらしいですが、
実際は手間がかかったり、店の評判が落ちてしまうかもしれなかったりと、一度も請求をしたことはないということです・・・私も学生のころ、もつ鍋屋さんでアルバイトをしていました。
無断キャンセルをされ、用意されたもつ鍋のコース料理が無駄に・・・でも、それが、当日のまかないとして特別提供されました。しーかーしっっ!!!!
そんな思いも束の間、給料から天引されていました・・・(泣)こうしたギリギリの経営をしている一部のお店では、お客さんの無責任な行動でアルバイトにもしわ寄せが来てしまうのです・・・
飲食店にとっても、死活問題!
そもそも、無断キャンセルだなんて、マナー違反です!お店側もお客さん側も、気持ちよく食事がとれるようが心遣いを払うことが大切ですね。
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もやしが消える!?
もやしが食卓から消える!?
もやしの値段って大体30円くらいで販売されています。
(スーパーによっては10円や、時には1円で売られています!!!)
そんな安価な値段で売られているため、廃業するもやし生産者の方が増えているそうです。なんと50年前は1000社ほどあった業者も、
今では800社以上減り130社を切っています。原料の緑豆の価格が高騰したことでコストが上がり、廃業の原因の一つでもあるそうです。
もやし生産者協会の理事長さんがおっしゃっていた
「10円アップしてもらうだけでいい」。
痛烈な叫びに胸が締め付けられました。物価の優等生とも呼ばれるもやし。
確かに、消費者にとってありがたい家計の強い味方ですが
国を挙げて適正価格を早急に決めることが喫緊の課題ではないでしょうか。
明日は永野景子サブキャスターです。