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第191回:メリークリスマス!
12月25日、あっという間にクリスマスです!皆さんの今日は、どんな1日でしたでしょうか?クリスマス仕様だったSAKIDORI!のテーマも今日までですね。クリスマスが終わると急に年末に向かって加速度が増す気がします。体調崩さず、乗り切りましょう!
さて、気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』で今日、取り上げたのは、カジノ解禁を前に進むギャンブル依存症対策の動き。JRA(日本中央競馬会)がギャンブル依存症対策の一環として家族からの申告に基づき、インターネットでの馬券の販売を停止する制度を今月28日に導入することが分かりました。
まずスタジオで、清水克彦デスクがこの動きになった背景について解説を。
社団法人・ギャンブル依存症問題を考える会の田中紀子代表に、今回の依存症対策について伺うと「第一歩としては画期的だが、ネットだけの取り組みのため、今後はリアルで購入している方にも取り組まないといけない。アメリカを始め、カジノ先進国が取り組みとして行っている、カジノの売り上げから何パーセントは依存症対策に使うというような財源の明確化は課題。」と、現実的な部分を指摘。
西村志野記者は、新橋のSL広場でギャンブル依存症問題やカジノ解禁をどう見ているのか、街の人の声を届けてくれました。今回のこのJRAの依存症対策のシステムを既にご存知の方もいらっしゃったようですね。
『きょうのナマチュウ』 地上配備型迎撃ミサイル「PAC3」が置かれている防衛省から生中継しました。北朝鮮の脅威が深刻化する中、西村官房副長官が防衛省のPAC3を視察。 視察に同行した佐藤圭一記者が市ヶ谷の防衛省で取材した模様をブログに書いてくれています。「Column〜記者たちのオフマイク〜」もご覧ください。
お電話を繋いでお話を伺ったのは、軍事に詳しい専門家、ジャーナリストの田岡俊次さん。「経済制裁が効いているかといえば、北朝鮮は核とミサイルに年間200億ほどしかかからないと言われているため、それほど効いているとは思えない。ただ、戦争になれば北朝鮮は壊滅的だと分かっているので能動的には動かないと見られる。むしろ心配なのはアメリカの動きだ。」とのこと。時期としては来年中、危ないのでは?ともおっしゃっていました。
『SAKIDORIニュースパレード』で石川真紀キャスターが取り上げたのは、ちょっとユニークなクリスマスプレゼントの話題。アメリカのオハイオ州で学校の先生に生徒の両親が、息子の顔写真とメッセージの添えられたワインをプレゼントしたというお話と、交通違反を5回繰り返したドライバーに警察からクリスマスカードがプレゼントされたというエストニアのお話でした。
月曜コメンテーター、健康社会学者の河合薫さん。今日の『オピニオン』では、「不寛容社会になってしまった」2017年を振り返りました。
ルールはみんなが社会の中で心地よく生きていくためにあるものなのに、それを逸脱したものは即排除という考え方の人が多くなったと河合さん。「根底にある格差意識、現状を変えることが出来なかった者が現状を変えようとした者を叩く構図になっている。来年はもうちょっと、ルール、ルールに縛られずに「いいじゃん、別に!」と考えられるようになったらいいな。」とお話して下さいました。
『SAKIDORIスポーツ』は、砂山圭大郎アナウンサーがフィギュアスケートの平昌冬季五輪代表決定について取り上げました。
昨日の全日本選手権後に発表され、3枠の男子は五輪2連覇に挑む羽生結弦、宇野昌磨、田中刑事。2枠の女子は宮原知子と坂本花織に決まりました。悲喜こもごもを熱く語った圭太郎さん。
『ニュースパレードアネックス』、 第2次安倍内閣が発足してから、明日で丸5年を迎えます。 今日は様々な改革を打ち出してきた安倍内閣の達成度合いについて、内閣官房参与の荒井広幸さんに聞きました。「雇用と北朝鮮への対応の2つの面で成果は上々。分断から融和に持って行く政治姿勢や手法が今後求められるのでは?」と評価しました。
山田美保子さんの『芸能アラカルト』は、クリスマスイブの昨日発表になったおめでたいニュースをまとめて!中でも、V6の岡田准一さんと女優の宮崎あおいさんの結婚発表について、かなり奥歯にものが挟まった状態になりながらも(?)お話して下さいました。
【今日の1曲】メリークリスマスが言えない/稲垣潤一 -
PAC3視察
きょうのナマチュウは
「西村官房副長官が防衛省のPAC3を視察」
でした。私、市ヶ谷の防衛省で取材してきました。
まずは防衛省市ヶ谷地区の話から。
東京ドーム4.5個分の広さで、緑が多く庁舎が立ち並びます。
一つの小さな街のようです。
迷彩服の人もいれば、スーツの人もいれば、ジャージ姿で走っている人もいます。
見学ツアーを行っているので、興味のある人は参加すると楽しいと思います!
さて、きょうは防衛省に西村副官房長官が訪れPAC3を視察しました。河野幕僚長や迷彩服を着た隊員らから説明を受ける西村副官房長官の表情は穏やかで笑顔も見えました。
私はPAC3を間近で見るのは初めてでした。
全体的には大型トレーラーくらいの大きさです。
発射機の大きさは長さ5m、上面と下面は60センチ四方くらいです。
ひとつの発射機に4つ迎撃するためのミサイルが搭載でき、発射機は4つまで積むことができるそうです。
意外と小さいという印象を受けましたが、PAC3は機動性を重視しているということもあるのでこのサイズという話もあります。なるほど。
西村課副官房長官は10分ほど間近でPAC3を見てその後山本副大臣との会談を行ったということです。
視察を終えて記者団の取材に応じる表情は真剣でした。
PAC3はミサイル防衛の最後の砦。
使う事態が起きないに越したことはありません。
平和を望むばかりです。
佐藤圭一