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第187回:"働き方"を考えよう
今日のSAKIDORI!では、"働き方"というものを、色々な角度から考えてみました。
まず『ニュースオフサイド』で取り上げたのは、「無断欠勤OK、嫌いな仕事はしなくていいという会社」のこと。4年半前からパートさん限定で、事前連絡なしで働きたい日に働く「フリースケジュール制」を導入しているという、パプアニューギニア海産 工場長 武藤北斗さんにお話を伺いました。きっかけは震災。「"働く"って何だろう?"生きる"って何だろう?」と真剣に考えた時に、「立ち向かわないといけないことや挑戦しないといけないことが人生にはある。海老をむくことよりも人生でのチャレンジを大事にしてほしい。」と考えたのだそう。
国の"働き方改革"については「漠然とし過ぎている。出来る人・出来ない人をどんどん評価して差をつけることを良しとしているが、僕らは逆で、一人一人の多様性を認めるやり方。会社が我慢をしているわけではなく、会社が利益をあげるための「フリースケジュール制」。」なのだとお話して下さいました。
当日にならないと誰が来るか分からない「フリースケジュール制」ですが、大きな問題はないとのこと。
続いて、お電話を繋いだのは、文化放送「日曜はがんばらない」でお馴染み、諏訪中央病院名誉院長、作家で医師の 鎌田實先生。人が絶望を乗り越える2つの要素を、鎌田先生は「働くこと」と「愛する人がいること」だとし、働くことがいかに人生に作用するかというお話をしてくださいました。
ガチガチに管理するのではなく、自由にすることで責任が生まれる「フリースケジュール制」。多様な"働き方"がある中で、こうした"働き方"があってもいいのでは?
『きょうのナマチュウ』は、定食屋チェーンの「大戸屋」、ロイヤルホストなどの外食産業で広がる年末年始の休業について。居酒屋チェーンの「天狗」など122店舗を展開するテンアライドも今月31日の大みそかを休業すると発表しました。
テンアライド 取締役 人事部長 吉沢聡さんにお話を伺ったところ、「12月の忘年会シーズンから年末年始の繁忙期、従業員は家族や友人と過ごすことが出来なかった。社員・パート・アルバイトの人のことを考え、労働環境改善でどうすれば1番喜ばれるのかと考えた。」とのこと。売り上げや客数を増やすことよりも、長い目で見た時に、今取り組むべき課題がこれだったということなんですね。
女性企業家のパイオニアでいらっしゃる、株式会社イーウーマン 代表取締役社長 佐々木かをりさんは、こうした動きを「とても良いこと。欧米では日曜日、お店は閉まっていて当たり前。日本はこの状況を変えていかなければならない。お店が閉まっているからこそ、年末年始のおせちも楽しめる!」と評価。「働いている人が幸せでないと良いサービスは提供できない。もっと従業員の幸せを考える経営へとシフトしていかないと、この国は成長しない。豊かな国にならない。」ともおっしゃっていました。
西村志野記者は高田馬場で、若者に「アルバイト事情」をインタビュー!
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』 今日は「20人でピアノ連弾に成功!世界新記録 ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボ」というニュースを取り上げました。ボスニア・ヘルツェゴビナで12日、子ども18人と音楽教師2人がピアノ1台を使った連弾に成功し、世界記録を更新。教師の膝の上に座ったり、ピアノの上に腹ばいになったりして鍵盤に手を伸ばす子どもの姿も。
演奏にはクロアチア人とイスラム教徒、セルビア人の9~15歳の子どもたちが参加したということです。
火曜コメンテーターは俳優の石田純一さんです。今日の『オピニオン』では、「民進党への叱咤激励」と題して語りおろし。
民進党の大塚耕平代表が、党の再生について新党結成、党名変更、存続...といった選択肢を提示したことを取り上げ、「民進党は横に長い会派でそれが良くもあり悪くもある。立ち位置が明確じゃないことで、有権者の心が離れていっているのではないか。憲法改正や原発問題など、違いをはっきりとさせた方がいい。」とお話して下さいました。
『SAKIDORIスポーツ』担当は松島茂アナウンサーでした。取り上げた話題は、ボートレース の年間最高峰レース「グランプリ」について。この「グランプリ」、出場できるのは、今年1月1日~11月30日までの賞金獲得額上位のたった18人。プロ野球の「クライマックスシリーズ」に似ているそう。
文化放送では、24日の午後4時から5時前まで、ボートレースに造詣の深い東尾修さんをゲストに「グランプリ」中継を行います。お楽しみに!
『ニュースパレードアネックス』 ジャイアントパンダの赤ちゃん、シャンシャン の一般公開が今日スタートしました! 上野周辺では、シャンシャン人気にあやかろうとした動きが出ています。石森則和記者が上野の商店街などを取材しました。
一般公開といっても、今のところ、動物園をシャンシャン目当てに訪れるのは抽選で選ばれた人だけ・・・。今日は400組1400人ということもあり、正直言って「アテが外れた!」という感じのお店も多いようですね。
↑白黒で可愛い、パンダ豆。
【今日の1曲】This Will Be/ナタリー・コール -
アルバイト事情
西村志野です!
きょうは
学生時代の思い出の街、
高田馬場からの中継でした。
写真は懐かしさを思い出の駅前ロータリーで
表現してみたのですが、
伝わりますでしょうか。。笑
新しいお店ができていたり
よく通ったお店がなくなっていたり
時の流れははやいですね。
さて、きょうのナマチュウは
飲食チェーンでの年末年始の休業について。働き方改革や人手不足などで年末年始の休業が
広がっているということですが・・・
アルバイトをするみなさんの本音は!?ということで高田馬場で
大学生や専門学校生など若いみなさんに
アルバイト事情について聞いてきました!
やはり学生ということでお金を貯めるために
年末年始も働きます!という声もある一方、
年末年始くらいは地元に帰省したいので
お休みをもらいましたという声も。
年末年始の飲食チェーンの休業については、
働く人の心も体も健康じゃないといいサービスが
提供できないと思うので、いいと思うと賛成の意見が
多く聞かれました。お話を聞いたみなさんほとんどが、
警備員、採点、塾講師、ファミリーレストランなど
いろんなアルバイトをしていました。
中にはアルバイト4つを掛け持つ女子大生も!!
野球好きの私は
野球場でファウルボールの笛を吹くなどの
アルバイトもしていました・・・^^ -
ゲスト:パラローイング 倉木健治さん②
先週に引き続き、ゲストはボート競技「パラローイング」で東京オリンピックを目指している倉木健治さん。
今日はご自身の幼少期を中心にお話を伺いました。
今でも覚えていることが2つ。それは亡命するときに虐殺された人の遺体を見たこと・自分のすぐ隣で虐殺が行われたこと。
最近の難民問題などをニュースで見ると、その時のことがフラッシュバックして気分が悪くなったりすることもあるのだといいます。
日本に亡命したいきさつも、実は偶然。もともとアメリカ行きが決まっていた倉木さんご家族。たまたまお父様と同じ名前の人と入れ違いに日本に来ることになりました。
「20歳くらいまでは外国人に対しての風当たりの強さとか生きづらさとかを感じていた。ましてや自分は障害もある。でも、今思えば日本に来てよかったと思う。」とお話して下さいました。
パラリンピックを目指すため、帰化し、日本国籍を取得。これも簡単なことではなかったと振り返りました。
「書面上で日本人だけど、親のことを考えたりすると、けっこう複雑です。」と、もどかしさも語って下さった倉木さん。来週もお話を伺います!
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