
『ニュースオフサイド』は「お客さまは神様か?悪質なクレーム急増」。
スーパーマーケットやコンビニなどの流通・サービス業で、客から、いわゆる「悪質なクレーム」を受けた従業員の割合が約7割に上っている、というニュースを受け、クレームの実態とそれを緩和させる対処法を探りました。
まずはスタジオで清水克彦デスクがクレームの現状を解説。
労働組合で作るUAゼンセンの調査によると、業務中に客からの迷惑行為に遭遇した経験があるとの回答は73%で、その内訳は「暴言」が一番多く、「何回も同じ内容を繰り返す」、「権威的態度」が続き、割合としては少ないが、「金品強要」や「土下座の強要」もあったといいます。
この調査結果をまとめたUAゼンセンの流通部門執行委員で社会政策部長の安藤賢太さんには、電話でお話を聞きました。
消費者から迷惑行為を受けたと回答した人のうち1%が精神疾患になっているとしたうえで、悪質なクレームが増えている背景については「日本社会全体がストレス社会だったり、人とのつながりが希薄になっていることが影響しているのでは」とお話ししてくださいました。
西村志野記者は、新橋で街の声を取材。
僧侶の男性の「戒名を素早く付けたら『適当なのでは』と怒られた」といったクレームに遭った経験、
「レストランで注文して40~50分、食事が出てこなかったとき」といったクレームをしたくなるケースを
伝えてくれました。
クレーム対策を教えてくれたのは、弁護士の深澤直之さん。
「ひとりで判断せず、複数人で協議して決める」「悪質クレームは拒否して、不当要求をはっきり断る」、こういったことが大事だということです。
今日の『ナマチュウ』は「特別国会終盤、山尾志桜里議員に聞く『憲法改正問題』と野党の行方」。
まずは、国会キャップの奥山拓也記者が、自民党の憲法改正議論がどこまで進んでいるのか、伝えてくれました。「9条に『自衛隊』を明記することには自民党内に根強い異論がある」ということです。
竹田有里記者は、山尾志桜里衆議院議員にインタビュー。
9条に『自衛隊』を明記することについては、「自衛隊は合憲の存在だと思っている」としたうえで、「合憲の存在を合憲化するために憲法を変えたいというのは一文字でも変えたいがための改憲という風に見える」と指摘。
野党については「野党は連携をして、安倍政権に対峙をしていくことが大事」「二大政党を目指す中では幅広く連携していくことは極めて重要」とお話ししてくださいました。
石川真紀 キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』では、「イギリスで『プーチンカレンダー』大人気。ロシアが偽ニュース」という話題をピックアップ!
ロシアメディアは「ロシアのプーチン大統領がテーマの2018年用カレンダーが英国で人気を集め、すごい売れ行き」「在庫がない。数時間で売り切れた」などと報道。しかしBBC放送の調べでは、英国内の大手業者でこのカレンダーを扱う社はない上、ネットでの販売も限られているそうで、英国内で「ロシアによる偽ニュース戦争の新たな戦線」と論議を呼んでいます。
スタジオにカレンダーの画像をいくつか持って来てくれた真紀さんでした。
水曜コメンテーターはタレントの堀口ミイナさんが語り下ろした今日の『オピニオン』、テーマは「なんでだろう?トランプさん」。
アメリカのトランプ大統領が、中東のエルサレムをイスラエルの首都と認めると宣言したうえで、現在テルアビブにあるアメリカ大使館をエルサレムに移転する方針を明らかにしたニュースを取り上げ、何世紀にもわたって繰り広げられてきたユダヤ教徒、イスラム教徒、キリスト教徒の間の論争を振り返りました。
これまで眠らせてきた国際問題に飛び込んだ形になるトランプ大統領の一方的に見える動向に、「イスラム教徒としては納得できないし、今後に注目したい。」とお話して下さいました。
『SAKIDORIスポーツ』槙嶋範彦アナウンサーが取り上げたのは、男子バスケットボールの話題。スタートして2年目を迎えた「Bリーグ」の盛り上がりについてや日本代表の戦いについて、今日は元バスケットボール選手で中京大学スポーツ科学部の松藤貴秋さんにお電話を繋いでお話を伺いました。
『ニュースパレードアネックス』 NHKと契約を結ばず、受信料を払わない男性にNHKが支払いを求めた裁判で、今日、最高裁判所大法廷は「NHKの受信料制度は憲法に違反しない」という初めての判断を下しました。
判決を受け、被告の男性が千代田区の都道府県会館で記者会見が行われました。会場で取材した細木美千代記者によると、「会場に被告の男性の姿はなく、代理人の弁護団によって行われた。今日の裁判で、NHKと契約を結ぶこと自体が義務という判決が出たことになる。高池弁護士は、長く続くこの問題で憲法違反かどうか、今後そういう裁判をすることは許さないぞという最高裁の強い意志のようなものも感じたと話していた。さらに、受信料の根幹にかかわる問題でワンセグやインターネット配信の議論にどのような影響が及んでいくのか懸念を示していた。」と伝えてくれました。
『SAKIDORIクリニック』では医学博士の吉田たかよし先生が、「心の傷、トラウマを消して、受験や仕事、恋愛に実力を発揮できる脳科学テクニック」を教えてくれました。
自分一人で簡単にできることで、たかよし先生のオススメは、自分の右手を左肩に、自分の左手を右肩に当て前でクロスし、その形で左右の方を交互にトントン2分ほど叩く「バタフライハグ」!
左右の脳のバランスが整うことで、イヤな感情が消去されて客観的な事実としての記憶に変換してくれるのだそうです。イヤなことを思い出した瞬間に「バタフライハグ」をしてみましょう。
【今日の一曲】Last Christmas/Wham!
こんにちは。 永野景子です。
今年の新語・流行語大賞に選ばれた「インスタ映え」。 私には無縁の言葉だと思ってましたが、今日、まさに インスタ映えすると評判のドーナツを食べました!
麻布十番にある『DUMBO Doughnut and Coffee』のカラフルなドーナツ。 「おっきい!」が第一声でした。 4等分したのを食べただけで、かなりのボリューム。 見た目が赤いツヤツヤの『フランボワーズ』や、『レモンポピーシード』も美味しかったですが、 私が特に気に入ったのは『抹茶チーズクリーム』。 チーズと抹茶のバランスが絶妙でした。
で、なぜここのドーナツがインスタ映えするかと言うと、 見た目のカラフルさもありますが、ドーナツとコーヒーの組み合わせを 提案してる点ですね。 コーヒーなどのカップ(テイクアウトできるタイプ)の上に、ドーナツを乗せるんです! で、ドーナツの真ん中を通す形でストローが。 ドリンクのカップがピンク色ということも、インスタ映えを後押ししてるかと。
その写真をSNSに投稿するのが流行ってるそうです、 おそらく若い方々の間で。 私の周りには「ダンボのドーナツ」と聞いて「それ!」と反応する人はいなかったので、 個人的にはサキドリした気になってます。
明日のサブキャスター、西川文野アナなら 食べたことがあるかもしれませんね!
こんばんは
竹田です。
本日のナマチュウでは、特別国会終盤、憲法改正について論議が進められている中、
「立憲的改憲論」を主張する山尾議員に話をお聞きしました。
立憲的改憲論とは、立憲主義を貫徹し、その価値を強化するという意味。
山尾さんは、改憲議論の大前提として
政府が持つ権力をシビリアンコントロールできているかということがあり、
その上で、特に憲法9条については
安倍さんの"「自衛隊」明記"ではなく、
個別的自衛権に限定して、自衛権を行使できると明記すべき・・・
つまり自衛権をしばるべきだと訴えていました。
衆院選を取材させていただいたときに比べ、「逆境にも屈しないぞ」という意志と覚悟がメラメラと
今までより強く伝わってきました。
立憲民主党の会派を代表して衆議院憲法審査会に席を得た山尾議員の今後の活動に
注目が集まりそうです。