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ゲスト:競泳日本代表 木村敬一さん②
今週も先週に引き続き、ゲストに競泳日本代表 木村敬一選手をお迎えし、お話を伺いました。
これまで3度のパラリンピックに出場されてきた木村さん。
東京大会まで3年を切った今、「自国で開催されるこんな機会はまたとないから盛り上がって大成功させたい。 そのために自分は何が出来るかと考えた時に、1番はベストパフォーマンスを見せることで見に来てくれる人を増やす、そして色々な形で関わって、目が見えないで泳ぐということを知ってもらい、ファンを増やしたい。バシバシ泳いでいる現役だからこそ出来ることだと思う。」と話してくださいました。
日本の障害者スポーツについては「もっともっと選手層が厚くなって欲しい。海外では若手がどんどん出てきて、その中での生まれる競争力で競技のレベルが上がっている。日本はトップで戦っている者との実力差がある。能力のある選手を育ててお互いに切磋琢磨していければもっともっと強い日本になれるのでは?」
木村さん、最近では、「選手」としてだけでなく、白杖をついているからという理由で街で声をかけてもらうことが増えたと感じるそう。
最後に「障害を持つ者と障害を持たない者がいるということが「特別」だから、身構えてしまうんだと思う。特に違和感なく接することが出来れば、自然と距離も縮まってお互いどう接すればいいのか理解が進むと思う。近い将来、そうなると思って期待したい。」と笑顔で語って下さいました。