記事
-
第167回:北朝鮮をテロ支援国家に再指定
今日は、一美キャスターもコメンテーターの石田純一さんも喉の調子がおもわしくなく、珍しくかすれ声での放送。リスナーの皆さんからは「喉にいいもの」のアドバイスもたくさん頂戴しました。ありがとうございました!
気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』今日は、アメリカのトランプ大統領が北朝鮮を再びテロ支援国家に指定する意向を表明したことについて。
まずは9年ぶりの再指定の背景を、佐藤圭一記者が解説してくれました。追加制裁を受けての北朝鮮の新たな挑発行動も心配されます。
お電話を繋いだのは国際ジャーナリストの春名幹男さん。「トランプさんはずっと以前から「テロ支援国家に再指定したい」という姿勢を示していた。中国の特使の訪朝が何の成果もなく終わったことで、このタイミングになったと思う。今後、どのような新しい制裁が実行されるのかが注目。安倍さんの言う最大限の圧力とは何なのか分からないが、来年にかけて危険な状態になるのではないか。」とお話して下さいました。
『きょうのナマチュウ』で取り上げたのは、カラスの鳴き声を使ったカラス撃退作戦!西村志野記者が池袋で街の人たちのカラス対策について聞きました。カラスに襲われたことがあるという、お散歩中のお母さんのお話では、「連係プレーで食べ物を狙ってきた!」とのこと。頭がいいですね。
今回のカラスの鳴き声を使った誘導作戦について、動物行動学が専門の総合研究大学院大学 塚原直樹 助教にどのような実験をされたのか具体的にお話を伺いました。
カラス研究を始めて15年で2000以上の鳴き声を収集し、犯罪捜査で使われる声紋を視覚化する方法で研究。その結果、少なくとも40種類は「カラス語」があると分かったのだそう。"カラスの天敵である猛禽類と戦う鳴き声から、ねぐらに帰るときの平和的な声へ"というストーリー仕立てで誘導に成功。人間にとって必要が無い生き物を「駆除」するのではなく、言葉を使って「誘導」という塚原教授の優しい取り組みでした。
石川真紀 キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』では、『「乳がんでも働きたい」民間調査で男女の意識に差』というニュースを取り上げました。「もし乳がんになっても仕事を続けたい」と望む女性は61.2%に上り、男性では反対に「仕事を続けてほしくない」「どちらかといえば続けてほしくない」は計31.4%に上る調査結果が明らかとなりました。
「早期発見・早期治療が望ましい。毎日忙しくて自分のことを後回しにしがちだが、男女問わず検診を受けることは重要。」と真紀さん。
火曜コメンテーターは俳優の石田純一さんです。今日の『オピニオン』では「議論が深まらない国会」と題して、行われている代表質問の様子を見ていて肩透かしをくらったような印象を受けるとし、「本格的な議論が行われないようじゃ、国民が理解を深めることは難しい。きちんと熟した議論を!」と語り下ろして下さいました。
『SAKIDORIスポーツ』で高橋将市アナウンサーが取り上げたのは、今週末26日に開催される競馬のGⅠレース、第37回ジャパンカップについて。馬主が演歌界の大御所、北島三郎さんだということでも有名なキタサンブラックが、ジャパンカップ連覇を狙います。体調不良で「まつり」の歌唱は控えていた北島さんですが、今週末、キタサンブラックが連覇をすれば久しぶりに「まつり」が聴けるかもしれません!
『ニュースパレードアネックス』 東京都庁では今日、使わなくなったパソコンや携帯電話などから取り出した金属でオリンピックやパラリンピックのメダルを作ろうと呼びかけるイベントが開かれました。取材した伊藤佳子記者によると、今までメダルの一部にリサイクル金属が使われていたことはあったものの、全てをこのリサイクル金属だけで作るというのは初めての試みとのこと。金銀銅のメダル合わせて5千個分にはまだまだ足りないということで、「回収に協力を!」と訴える小池都知事の声、北島康介さんの声をお聞きいただきました。
【今日の1曲】白い雪まいおりた/大江千里