記事
-
第164回:お魚、食べてますか?
『ニュースオフサイド』は「高齢者施設で虐待殺人。家族を守るためには」。
東京・中野区の老人ホームで起きた虐待殺人を取り上げ、高齢者施設で虐待が相次ぐ背景と、家族が虐待に遭わないための方法を探りました。
高齢者施設で虐待が相次ぐ背景について、お話を聞いたのは、介護現場に詳しい淑徳大学の結城康博教授。
深刻な人手不足で介護に向いていない人が介護現場で働いていること、施設で働く場合には資格がいらないことなどを問題として挙げてくださいました。家族が虐待の被害者になるのを防ぐために知っておきたいのが、「高齢者施設の選び方」。
そこで、高齢者施設の選び方についてお話を聞いたのが、高齢者の虐待防止のための活動を行っているNPO法人「となりのかいご」の川内潤代表。となりのかいごでは「よりよい老人ホームの選び方5か条」をまとめていて、それが「すぐ入居できます、は疑う」「家族が昼食を食べに行く」「職員の離職率を」「月額料金は総額を聞く」「看取りケアをやっているか聞く」の5つという話をそれぞれの詳細とともにお話をしてくれました。
今日の『ナマチュウ』は「最近、魚、食べてますか?」と題して、まずは、今日から日比谷公園で開かれている、全国の魚介料理が味わえる大規模なイベント「ジャパンフィッシャーマンズフェスティバル2017」の会場から西村志野記者がレポート。「ありがとうございます」という第一声から始まり、終始テンションが高かった西村記者。
いくらの価格が高騰する中、「こぼれいくら丼」(並3800円)を堪能し、ご満悦でした。こうしたイベントが盛り上がる一方、日本人の魚離れが進んでいるということで、細木美知代記者は銀座で「週に何回、魚を食べているか」を調査。
20人に話を聞き、「週1~2回」という意見が多く「調理や後片付けが面倒」「子供が魚嫌いで好みに合わせると肉になってしまう」といった声を伝えてくれました。ではなぜ、日本人は魚を食べなくなったのか?
水産庁長官が任命する「お魚語り部」で料理研究家・料理講師の川端寿美香さんは、理由として「30代ぐらいからの親が魚から肉へ変わっていく世代」であることを挙げ、「まずは親が魚を食べないと子供も食べない」と指摘されていました。
石川真紀 キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』では、 「メルカリ使い、違法融資 現金販売偽装、女ら逮捕」というニュースを取り上げました。現金を出品し、額面より高い価格で販売したのは違法な金利を得る出資法違反にあたるとして、男女4人が各地の警察に一斉に逮捕されました。メルカリでの現金の売買をめぐって出品者が逮捕されるのは初めてです。
メルカリを利用して、出品されていたシャンプーを購入したことがあるという西川サブキャスターは、「直接、出品者に個人情報が分かってしまうのがちょっと怖いなと感じた。」と話していました。
木曜コメンテーター、精神科医の和田秀樹さんが語り下ろした今日の『オピニオン』は「頭のよさとは何か」。日本人は頭のよさを肩書や学歴で判断してしまうけれども、それは今現在の頭のよさとは関係なく、頭のよさは学歴以降も変わる、というお話をして下さいました。
「頭のよさ」のお話。
詳しくは和田さんの新著『新・頭のよくなる本 心が脳をコントロールする』(新講社)に書かれていますので、興味を持たれた方はぜひご一読ください。
『SAKIDORIスポーツ』寺島啓太 アナウンサーが取り上げたのは、今日から4日間、東京ドームで行われる「アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」。 相手チームの韓国について、韓国プロ野球の語り部 室井昌也さんにお話を伺いました。3年後の東京オリンピックに向けて両チームとも熱くなる戦いというのは同じ、それにプラスして韓国チームは来年のアジア大会で結果を出すことで兵役免除がかかる選手もいるのだとか。
『ニュースパレードアネックス』 のテーマは「すい臓がんに理解を」!
11月は「すい臓がん啓発月間」です。さらに今日16日は「世界すい臓がんの日」ということで、早期発見が非常に難しく、直すのが難しいがんの筆頭にあげられるすい臓がん、日本では関心が低い現状や、日本唯一のすい臓がん患者団体【パンキャンジャパン】の石森恵美さんのお話をまじえつつ、石森則和記者がお伝えしました。
加納有沙レポーターの『SAKIDORI最前線』!
今日は、ボジョレーヌーボー解禁日ということにもちなんで、ワイン界で今一番ホットな新しいワインを紹介してくれました。詳しくは、加納レポーターの「世の中SAKIDORI~最新 映画・本・お店情報~By 加納有沙」をご覧ください。
【今日の1曲】俺たちの明/エレファントカシマシ