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第163回:変化する働き方
『ニュースオフサイド』では、政府が今年度末をめどに打ち出そうとしている「副業の解禁」を取り上げました。
細木美知代記者はスタジオで「現在、8割を超える企業で副業が原則禁止されている」と副業の現状などを解説。
さらに、有楽町で街の声を聞き、副業解禁されたら、「お金を稼ぎたい」というとっても現実的な意見を紹介してくれました。
電話を繋ぎ、話を聞いたのは、副業を早くから認めてきたソフトウエア開発会社サイボウズの青野慶久社長と、労働問題に詳しい和光大学の竹信三恵子教授。
青野社長は「働きすぎは気にしないといけない。サイボウズでは週3日、4日など好きな配分で働いてもらっている」と副業の懸念材料を、竹信教授は「『副業死』が出てくるかもしれない。短い労働が積み重なって、意識しないうちに長時間労働になり、疲労が蓄積する」と副業のデメリットを、それぞれお話してくれました。
今日の『ナマチュウ』は「清潔、省エネ、機能的...トイレの未来」。東京ビッグサイトで今日から始まった、公共施設や商業施設向けの最新のトイレを展示する催し「トイレ産業展」を取り上げました。
西村志野記者は、東京ビッグサイトの会場からレポート。
日本のトイレ協会の佐竹明雄さんにインタビューしながら、さまざまな最新のトイレを紹介してくれました。
竹田有里記者は、トイレ産業展と同じく、東京ビッグサイトでスタートした展示会「ジャパンホームショー」を紹介。「住まいに関する建材・部材・設備・サービスが一堂に会する日本最大規模の専門展示会」で、日本だけでなく海外からも500を超える企業が参加していて、竹田記者は「免震・耐震がウリの企業が目を引いた」と伝えてくれました。
『SAKIDORIニュースパレード』で、石川真紀キャスターがピックアップしたのは、アメリカでマイクロチップが埋め込まれた世界初のデジタル薬が承認された、というニュース。統合失調症の治療などに使われる抗精神病薬で、服用すると信号を発して、体に貼り付けた検出器で薬を飲んだことを記録でき、飲み忘れや飲み過ぎなどが防止できるのだと言います。
スタジオでは「薬に埋め込まれたマイクロチップがちゃんと排出されるのかという話題で盛り上がりました。
水曜コメンテーターの堀口ミイナさんが語り下ろした今日の『オピニオン』は、「これからくるかも!?サンタバーバラ」。堀口さんが「これからくる」とおすすめする旅行先が、アメリカ・カリフォルニア州南部のサンタバーバラ。
整ったきれいな街づくりが素晴らしいと絶賛したうえで、その背景には1925年の大地震があり、地震の後、スペインのアンダルシア風に再建した、というお話をしてくれました。
『SAKIDORIスポーツ』、今日の担当は槙島範彦アナウンサー。今シーズンのプロ野球を最後まで盛り上げた、横浜DeNAベイスターズの球団広報の方に電話をつなぎ、今年の総括や来シーズン以降の事業構想などについて話を聞きました。
『ニュースパレードアネックス』 横田めぐみさん拉致から40年。 今日、横田滋さん、早紀江さん夫妻が自宅マンションで午前10時半から30分ほどの記者会見を行いました。
会見を取材したのは石森則和記者。昨夜もめぐみさんの写真をなでながら「いつになったら帰って来られるんだろうね。」と話しかけたというご夫妻。早紀江さんは40年前の事件当時のこと、そして40年経った今現在思うことなどを語ったということです。
水曜の「世の中SAKIDORI」は、吉田たかよし先生の『SAKIDORIクリニック』。今日は「心筋梗塞、脳卒中、糖尿病の予防ができて、頭もよくなる生活習慣」についてお話をしてくれました。
座り続けると、糖尿病、心筋梗塞、脳卒中になりやすいので、「座り込まない生活習慣」を身につけることが大事。
たかよし先生のクリニックでは7年前から立って勉強することを指導しているということでした。デスクワークで1日中、座りっぱなしという方は、たまには立って、座り込まないことを習慣づけてみてはいかがでしょうか。
【今日の1曲】TAKE ON ME/a-ha -
副業、兼業、複業
こんにちは。 永野景子です。
ニュースオフサイドで「副業・兼業」の話題を取り上げました。
最近では認めている会社も増えているようですが、
今日お話を聞いたソフトウェア開発会社『サイボウズ』では、
副業ではなく「複業」としているそうです。
「サブ」ではなく、「マルチ」ということですねー。
本業にかける時間より、副業・複業にかける時間の方が上回るという現象が
これから増えていくのかもしれませんね?!
今お仕事をされてる方で、もし副業が認められたら...
何をしますか?
私はそれほど器用でもないし、秀でた才能もありませんので、
「ながら」でできる副業...
例えばウチの紋次郎 (黒柴ですー) の散歩をしながら
公園でドングリを拾う!
それをネットで売る! ~なんてどうでしょう。
いえ、ドングリって結構、需要があるそうですよ。
この時期だとクリスマスリースの材料に必要な方もいますし、
お子さんの工作で使ったりもできますし。
拾う関係なら、流木。 あれも立派なものなら
結構な需要があるみたいです。
でも政府がすすめる副業・兼業の解禁は、
こういうことではないんですよね、きっと。
副業・兼業、複業。
働きすぎや長時間労働などにつながらないような
きちんとしたガイドラインが必要ですね。 -
トイレ産業展
西村志野です!
今日は竹田さんと一緒に
東京ビッグサイトから中継でした!
私は
トイレ産業展の取材^ ^
今回のテーマが
災害現場や建設現場でのトイレ、
ということだったんですが
20社が出展していろんなトイレが
並んでいました。
特に目にとまったのは
建設現場用の女性のトイレです。
これまで男女兼用で苦労していたという
女性の声を聞いてできた簡易水洗トイレ。着替え用の台があったり、
鏡があったり、
壁はピンクのものも。女性に優しいトイレになっていました!
そのほか
どこのトイレが使用中かがひと目でわかるような
モニターつきのトイレも。
今回は業者が対象の展示会でしたが、
家庭用のトイレもどんどん発展していますよね~!
お話を聞いた日本トイレ協会の
佐竹明雄事務局長は
節水という面では
もうこれ以上できないというほど
日本の技術は発展している、
とお話していました。ただ今後もますます
利用者の声を聞きながら
進化していきそうです。
一方、竹田は、ジャパンホームショーを取材しました。
国内外から500を超える企業が出展し、インテリアや建材、断熱材などをPR!
他社には負けない独自の売りが満載のイベントとなっています。
目を引いたのが、地震対策が売りの企業の多さです!
熊本地震では、自社の建材を使用した家は被害がなかったそうです。
また、地盤調査会社は、一戸ごとの地盤を調べる装置を開発。それによって、どういった対策を講じるべきなのか、
どの耐震等級の対策が必要なのかなどがわかり、住宅づくりに貢献できるそう。ほかにもMade in Japanの木材をPRする木材店や工務店の出展も。
定期的な伐採による森林管理は、土砂崩れなどの災害対策にもなりますし、
国内消費は雇用や伝統的産業を守ることにもつながります。
ヒノキやカラマツの香りでいっぱいに満たされた空間にいて、心が穏やかになりましたよ~
日本の木材を使用した家屋はもちろん素敵ですけれど、まずはインテリアから取り入れてみるのもいいかもしれません。Made in Japanの機運が高まっている中、こうした国産の木材や日本の技術は
これからさらに需要が高まりそうですね。トイレ展もあわせて、あさって17日までオープンです!