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第161回:トランプ大統領のアジア歴訪から見えるもの
こんばんは。
今日の一枚は番組プロデューサーのお土産、レインボーロールケーキに沸くSAKIDORIメンバーです。週始めの月曜から、嬉しい差し入れで良いスタート。
皆様、今週もSAKIDORIにお付き合いよろしくお願いいたします!
まずは『ニュースオフサイド』 から。プレテストが始まった今日、2020年度で変わる大学入試。どのような対策が必要なのかサキドリしました。
「2020年大学入試改革」に関する著書もある 清水克彦デスクが、「複雑化する国際情勢、社会情勢に対応するためには、従来のような知識の量だけ、問題を解くテクニックに優れているということだけでは通用しない世の中になってきた。そこにプラスして、AIの登場も。今までのテストの形式を新しいものに代えないとダメだということで、この入試改革となる。」と解説。
新たな入試が導入されるとなると、大学側もですが、高校の現場も対応が必要となりますよね。
今日は、全国高校校長会の会長で東京都立西高等学校の宮本久也校長に、プレテストに関してや2020年入試について聞きました。まだまだ「分からないことだらけ」で、指導する側も手探りで準備を進めないと...とのこと。
さらに 大学入試などに関する様々な調査に携わっているリクルート進学総研の小林浩所長は、新しく入る記述式の採点の基準、どのように短期間で早く採点できるか、大学にフィードバックできるのかが課題と見ていました。
新たな入試では、一夜漬けや数か月の追い込みという技がきかなくなってきそうです。小学校の段階から、家族で色々なことを考える・判断する・表現するという機会を増やしていくことがポイントになりますね
『きょうのナマチュウ』では、アメリカのトランプ大統領のアジア歴訪を振り返り、安倍総理大臣、トランプ大統領、そして中国の習近平国家主席の誰が得をしたのかを考えました。東京・大手町で西村志野記者がお話を聞いたのは、中国問題に詳しい産経新聞論説委員の山本秀也さん。
結果、「得をしたのはトランプさん」という姜尚中さんのまとめとなりました。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』では、「マイナンバー制度 本格運用開始」のニュースをお伝えしました。児童手当や生活保護の受給申請や公営住宅に入居する際の申し込みなど、今までは住民票の写しや課税証明書を紙で持って行かなければならなかったものが、マイナンバーカードがあれば手続きが出来るようになったということです。
スタジオでは一つのカードで色んな情報が管理されてしまう不安についても考えました。
月曜コメンテーター、政治学者の姜尚中さんが語り下ろした今日の『オピニオン』は「大量殺戮の謎」。
以前、相模原市で19人が刺殺された事件現場を見、被害者の方にお会いしたという姜尚中さんが、今回の座間市の事件の容疑者の考え方がまるで見えてこないことを「のっぺらぼうのようだ。」と取り上げ、「これほど謎めいた事件で、世の中は理解不可能な容疑者について、なんらかの形に落とし込めたい、じゃないと不安だという気持ちがある。ただ、分からないものを分からないまま、最終的に『心の闇』と書くメディアは逃げだと思う。」とちくり。
『SAKIDORIスポーツ』砂山圭大郎アナウンサーが、フィギュアスケートのグランプリシリーズ第4戦NHK杯で5位だった宮原知子選手の筋肉などの身体的な面以外にも、メンタル面での"変化"にもフォーカスして伝えてくれました。
『ニュースパレードアネックス』 一昨日、埼玉県草加市を流れる古綾瀬川がエメラルドグリーンに変色し、大量の魚が死んでいるのが確認されました。 取材した吉田涙子記者によると、化学製品の工場のタンクが破損し、塩化銅という薬品が流れたのが原因だそう。人体に影響はないということです。
放送作家・コラムニストの 山田美保子さんがお送りする『芸能アラカルト』!今日はお電話で年末の風物詩、「2017 ユーキャン新語・流行語大賞」について、芸能目線からお話して下さいました。
【今日の1曲】 Someday/倖田來未 -
ソウルの借りはソウルで返す(またかよ)
特に所要はなかったけど、韓国・ソウルに行ってきたよ。北朝鮮の核実験とミサイル発射が近いと言われているけど、戦時中のソウルは平穏。紅葉が見ごろでとってもきれい。(後方のポリスボックスが青瓦台の入り口ね)
私はソウルに行くとき、狙いを定めていくことが多い。
「板門店などDMZを見に行く」「ロッテワールドで遊ぶ」「ロッテ免税店で買いまくる」等々。
今回、急きょ、決めたのはスイーツめぐり。
写真は、東京でも人気の釜山発祥の雪氷、ソルビン。きなこ味は初めて食べたけど、中にお団子も入っていてまいう~。
こちらは、江南地区の新沙、カロスキル近くにある人気ケーキ店「DORA DORA」のレインボーケーキ。
1個がかなり大きい。
「えっ?これ一人で食うの?」という印象。
しかし、色ごとにチョコレートとかストロベリーの味がするので案外飽きない。 これは東京で言えば「南青山」みたいな新沙界隈では受けるだろうなあ。
極めつけはこちら。
地下鉄6号線ノクサピョンから歩いて15分。
梨泰院からも遠くないけど場所がわかりにくい名店「フランク」のレインボーロール。
現地人にも観光客にも絶大な人気。
ソウルのスイーツの代表格なので、「こいつを是非、番組スタッフに食べさせよう」と乗り込んだら一番乗り。余裕でゲット。アールグレイの生クリームなのであっさりして美味。
しかし、1人ワイキキとか1人ベネチアよりはマシだけど、1人ソウルでスイーツめぐりはどうなんだろ。
お店の中はカップルばっかりやん。
ソルビンもロールケーキも半分っこ。ウラヤマシイ。
スイーツでお腹が満たされ、ブルコギを食べに行く気にもならなかった。ただ、街は、平昌冬季五輪の開幕を3か月後に控えて、クリスマスと合わせたイルミネーションがきれい。
そんな中、気づいたのは、北朝鮮に備えシェルターが増えたこと。
北朝鮮が仕掛ければ、米韓軍が反撃して制圧するまでの間、多くの被害が予想される。
韓国に駐在する日本人や観光客、およそ6万人も無傷では済まない。紅葉で街には観光客があふれ、新沙もノクサピョンも弘大前も人気店はカップルであふれているソウル。冬季五輪の盛り上がりもようやく出てきたけど、「有事のときはどうなるんだろう」・・・なんて考えてしまうのがこの街の特徴だな。