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ゲスト:理学療法士で、首都大学東京 健康福祉学部 理学療法学科 助教 信太奈美さん②
先週に引き続き、理学療法士で、首都大学東京 健康福祉学部 理学療法学科 助教 信太奈美さんにお話を伺いました。
信太さんのお仕事 理学療法士はパラスポーツの国際大会などに帯同するケースもあるのだそうです。信太さんも、車いすバスケットのジュニア世代の海外遠征に帯同されたご経験があるということでした。多くの理学療法士はコンディショニングなどのトレーナーとしてのサポートがメインのお仕事ですが、信太さんは体調を崩しがちな若い世代の生活面や自己管理の面でサポートをされたそうです。生活指導の先生やお母さんのような存在でしょうか。心強いですよね(^^)
さらに信太さんは、健常者、障害者に限らず、アスリートに正しい薬の服用の仕方など、ドーピングに関する指導も行っていらっしゃいます。アスリートは健常者も障害者も全く同じルールでドーピング検査が行われており、禁止薬も同じ。そのため、まさか自分が日常的に使っている薬が禁止薬だと思わないで使用してしまうということも。より高い意識を持ってもらうため、講習会なども行っています。
最後に「人と関われる。人の人生に関われる。一緒にチャレンジしたり、変化を喜んだり、それを感謝されたり・・・そういうところが理学療法士になって良かったと思える瞬間」だとお話してくださいました。
理学療法士のお仕事がパラスポーツをどのように支えているのかお話してくれた信太さん。ありがとうございました!