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ゲスト:理学療法士で首都大学東京 健康福祉学部 理学療法学科 助教 信太奈美さん①
今日はスタジオに、理学療法士で 首都大学東京 健康福祉学部 理学療法学科 助教 信太奈美さんにお越し頂きました。
ご自身もバスケットボールをやられていたという信太さんは、ケガをしたときにこのお仕事「理学療法士」のことを知ったそう。そしてその後、義足を付けて歩く練習をする際に寄り添うのも理学療法士と知って「いい仕事だな」と思ったことがきっかけで、目指されました。
信太さんは脊髄損傷や切断など、重い障害をお持ちの方とリハビリすることが多く、患者さんには「リハビリテーション中は、人生で一番動けない時期で「元の生活に戻りたい」と不安や焦りがあると思う。だからこそ今、日々の生活で出来るところからやっていきましょう!」とお声をかけているとお話してくれました。
一緒にリハビリをするにつれ、少しずつ自分で生活が出来るようになって、それからパラスポーツを見て「自分もやってみたい!」と競技をはじめ、続けている方がいらっしゃるそうです。
ご自身も実際に、車いすバスケットをやってみたことがあるとのことで「日頃、練習で選手たちに厳しいことを言っているのに自分ではまったくできなかった。」と振り返り、改めて、自分は選手たちに叱咤激励をするのが役目だと感じたと語って下さいました。
障害を負った方にとって病院でリハビリを始める時、傍らに寄り添う頼もしい存在、理学療法士のお仕事。まだまだ伺いたいことがたくさんあります!温熱療法のことなども分かりやすく説明して下さった信太さんには、来週もお話をお聴きします。どうぞお楽しみに!