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ゲスト:写真家 清水一二さん
毎月第1火曜日は、このコーナーではもうお馴染み、写真家の清水一二さんが登場!今日お話ししてくれたのは『パラ水泳』についてです。
先週の土日には、東京辰巳国際水泳場で国内最高峰の『パラ水泳』の大会「2017 ジャパン パラ水泳競技会」が行われたばかり。
視覚障害のある方がまっすぐ泳ぐのは大変で、誰かを見て泳ぎ方を覚えるのではなく、体に覚えこませるわけですから、それだけたくさんの練習も必要になります。
『パラ水泳』は障害のある選手がターンやゴールする際に、コーチがスポンジの付いたタッピングバーという棒で頭を叩いたりして合図するのだそう。
事前に「あと何mになったら叩いて!」など決めておきます。選手とコーチの息の合ったタイミングが重要で、この0.0秒の差が勝敗にまで影響してくるんですね。障害によって泳ぐクラスも、スタートの仕方も変わり、両腕を欠損している選手の背泳ぎのスタートは、グリップを握ることが出来ないため、ひもやタオルを口にくわえてスタートすることも。
最後に清水さんに『パラ水泳』の時、どういったところにポイントをおいてシャッターを切るのかも伺いました。
今月30日から来月6日まで、メキシコではパラ水泳の世界選手権が行われるということです。
清水さん、また来月もよろしくお願いいたします!