記事一覧
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第130回:23区の私大定員抑制を考える
『ニュースオフサイド』で取り上げたのは、「東京23区の私立大学、入学定員の抑制問題」。
若者の東京への一極集中を是正するためで、文部科学省は私立大学の来年度の定員増を認めない特例を告示しました。「定員を減らせば他が増える」そうなるとは一概には言えないとし、定員よりも高い学費を安くして平等に学べるようにするのが先決だと荻原さん。リクルート進学総研 小林さんも「世界の大学と戦っていく中でこれは足枷になる」と注意喚起しました。
今後、少子化が進み定員割れが加速する大学が増加すると予想した上で、「都内の入学者を抑制するのではなく、いかに地方の大学を魅力的にするか」がカギになるということです。
『きょうのナマチュウ』は、「川島なお美動物愛護基金」の設立記者会見の会場からお送りしました。
「犬、猫の殺処分を限りなくゼロにする運動に役立ててほしい」と、エンジン01文化戦略会議の会員だった川島なお美さんの遺志を継ぎ設立されたこの基金、会見は月曜日の世の中サキドリでお馴染み、山田美保子さんの司会で行われました。
川島さんの夫でパティシエの鎧塚俊彦さんは今回の基金設立への想いとして「3回忌のこの時期に設立できて安堵している、これからも女房と共にあり、できることをひとつひとつやっていくしかない」とお話してくださいました。
『SAKIDORIニュースパレード』で石川キャスターが取り上げたのは、「夫が高収入でも働く妻増加」。
夫の収入が高いほど妻が仕事をしている割合が低い傾向にありますが、最近ではすべての年収別の世帯で増え続けています。
子育て中も働きたい女性が増え、今後仕事と子育ての両立がさらに重要な課題となりそうです。
コメンテーターの荻原博子さんが気になるニュースを語る『きょうのオピニオン』は、「選挙なんておやめなさい!」。
先週に引き続き、「おやめなさい」シリーズ。今日は日々注目を集める衆議院選挙を一刀両断するテーマ。
これまで小池都知事を応援してきた荻原さん、今の状況にとてもがっかりしているそうで、「築地プランも出しっぱなし! それで今は代表!? コツコツ仕事をするタイプじゃないとわかりショック」と気持ちを吐露しました。
都民ファーストが都民ワーストになってしまうのか・・・今後の展開から目が離せません。
金曜日の『SAKIDORIスポーツ』は、砂山圭大郎アナウンサーが語る『新体操』。
世界新体操クラブ選手権大会が開幕。強豪選手はロシアに集中しているため日本でもロシアに代表選手を送り込んで強化を図ってきました。
徐々にその成果が出てきているそうで、今回の大会ではどのような結果になるのか。期待したいところです。
一応リボンをしているところだそうです(笑)
『ニュースパレードアネックス』は、ニュースサイトnippon.com編集部の石井雅仁さんに今年のノーベル賞の見どころを教えていただきました。
次世代太陽電池を考案した桐蔭横浜大学の宮坂力さん、電気自動車などに使われるリチウムイオン2次電池を開発した名城大学の吉野彰さんなど、今年も物理学賞、化学賞、医学生理学賞の候補者はたくさんいるそうです。
そしてやはり気になるのは、村上春樹さんは文学賞を受賞するのかどうか。季節の風物詩としてまた盛り上がりをみせそうです。
金曜日の『世の中SAKIDORI』は、日刊ゲンダイとコラボレーションした「SAKIDORI かわら版」。
今日は日刊ゲンダイ 編集局 局次長の二口隆光さんに話題の記事を解説して頂きました。
●安倍自爆解散の結末を大胆予想
●小池出馬で政権交代か
【今日の1曲】 のりこえるの歌 / 真心ブラザーズ
今週もお聞きいただき、ありがとうございました! -
川島なお美さん『動物愛護基金』設立会見
各分野の文化人が参集するボランティア団体『エンジン01』。
その中に、犬や猫の「殺処分ゼロ」を目指して活動している
動物愛護委員会があります。
この動物愛護委員会で永年活動されてきた
故・川島なお美さんの想いを承継し『川島なお美動物愛護基金』が
今日設立されました。
川島さんの遺書には
「もし私に何かあったら、残したもので動物愛護委員会に寄付してもらいたい...」
そう遺言があったそうです。
川島さんの夫でパティシエの鎧塚俊彦さんは、
ワイン22本をオークションに出品するなどして
今回500万円を寄付されました。
鎧塚さんへのインタビューでは、
川島さんを愛する気持ち、優しさを強く感じました。
「できることをできる限りやっていきたい」
そんな思いで活動を続けてきて
この日を迎えられたことに安堵の気持ちでいっぱいだとおっしゃっていました。
設立会見の司会は月曜日の芸能アラカルトでお馴染み
放送作家でコラムニストの山田美保子さんでした。
山田さんも動物愛護委員会メンバーのお一人です。
また、会見で、動物愛護委員会の委員長 湯川れい子さんは
殺処分ゼロを目指す活動の中で
ドイツのように動物を終生飼える施設も作りたいと思いを語っていました。
さらに、ペットを最後まで責任もって飼いとげてもらうため
「飼いとげよう」という言葉を広く伝えたいともおっしゃっていました。
この言葉は川島さんが提唱した言葉でもあるそうです。
会場には動物愛護員会メンバーの皆さんが
愛犬や愛猫と一緒に撮影した写真パネルが並んでいました。
とても素敵な写真ばかり...!
鎧塚さんは川島さんについて、
一度好きになったものはずっとずっと愛し続ける人だとおっしゃっていました。
この活動も末長く続き、
一匹でも多くの命が救われますように...。
細木美知代