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酒と一美と休みと平和
8月の最終週から一週間だけ夏休みをいただきました。
色々な人から『顔がスッキリしている』と言われ、気づいたことがあります。
旅行に行かなくても、毎日の仕事から解放され普段と異なる過ごし方をするだけでも、人はリフレッシュできるものなのです。
そして、先週、復帰しました。
金曜の夜に呑んだ酒の旨かったことといったらありません。長期休暇中に口にしたものとは比べものにならないほど遥かに美味しかったのです。
酒は、働けば働くほど味わい深いものなのだと改めて納得しました。
毎週末、気分よく酔える世間に生きていたい...と、この時代のニュースに触れ続ける者の一人として切に願います。
この国が平和でいられるために今できることをする。
先月、僕が誓ったことです。
斉藤一美 -
平昌五輪まで5ヶ月
韓国の平昌で開催される冬季五輪まで、きょうでちょうど5ヶ月。
ソウルや水原に住む友人からは、「チケットの売れ行きも悪いし、ボブスレーなどソリ系の競技場問題もあって、ホントに開催できるのか心配」といった声が。私は冬季五輪大好き人間で、韓国での開催を楽しみにしている一人なので心配になる。(プルコギ~、サムギョプサル~)
加えて北朝鮮問題も影を落とす。
きょうは北朝鮮の建国69周年記念日。これまで(9日正午現在)、ミサイル発射の情報はないけれど、来年のきょう、つまり2018年9月9日が建国70周年という節目を迎えるため、アメリカ本土を狙えるICBMの実戦配備には全力を傾注してくるはず。
そうなると、来月10日の朝鮮労働党創設記念日であるとか、来年2月9日の平昌冬季五輪開幕なども、何らかの挑発がある可能性が高くなる。
アメリカにとっては、北朝鮮が核実験をいくらやろうが、短・中距離ミサイルのスカッド(火星5)やノドン(火星7)を何回発射しようが、"レッドライン"を超えたことにはならない。ムスダンやテポドンに改良を重ねたICBM(火星12~14)が、本土に迫る形で試験発射されたときこそ、軍の最高司令官、ドナルド・トランプが激おこプンプン丸になる瞬間だ。
仮にきょう、何事もなければ、次の焦点は、11日~12日。国連安保理では強力な制裁決議が採択され、同時にアメリカは9・11テロ追悼の日を迎える。
先月29日の火星12型ミサイル発射は、空自の三沢基地にアメリカ軍の弾道ミサイル早期警戒レーダー「Xバンド」が配備されていることを視野に、その上空を通過させ、襟裳岬沖に着弾させる形をとった。次にあるとすれば・・・う~ん、取材する側も気が抜けない毎日が続く。
チーフプロデューサー 清水克彦