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ゲスト:走り幅跳び 高田千明さん,ガイド役・コーチ 大森盛一さん②
今日は、先週の放送後に収録させて頂いた、ロンドン世界パラ陸上の走り幅跳びで銀メダルを獲得した高田千明さんと高田さんのガイド役(コーラー)で、コーチの大森盛一さんのお話をお届けしました。
大森コーチには、高田さんの良いところはどんなところなのか、その長所をより伸ばすために大森コーチが気を付けていることなど伺いました。
そして、小学三年生の1児の母でもある高田さん。
ご主人の裕士さんは、400mハードルと4×400mリレーの選手で、聴覚障害者によるオリンピック「デフリンピック」の日本代表でいらっしゃいます。目指しているところは違えど、お互いに選手と言うことで練習を譲り合って行ったり、情報などの交換をしたり、協力しつつライバルでもある良い関係を築いているとお話してくれました。
家族三人でいる時間がどうしても少なくなってしまい、お子さんに寂しい想いをさせてしまっている分、中途半端にしないと決めて頑張っているそうです。
お子さんに「世界一のママの姿を見せたい!」としながら、「今回の世界大会の銀メダルを見せたら、「あぁ、"金"じゃないね...」と子供に言われてしまった。そうですね、もっと頑張ります!という気持ちになりました。」
大森コーチも「僕だけでなく、(お子さんという)ちっちゃなコーチがいますね。」と笑顔。
最後に3年後のパラリンピックに向けての想いを高田さんに伺いました。
「来年も再来年も大きな大会はあるので、最終的に世界記録を出して、メダルがとりたい!」
それを聞いて、大森コーチ「志だけは高いんだなぁ」と愛あるツッコミ!
信頼しあっているお二人だからこそのお話でしたね!