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終戦の日
西村志野です。
今日は終戦の日。
終戦前日の1945年8月14日の夜に空襲があった
埼玉県熊谷市から中継でした。
お話を伺ったのは
熊谷空襲を忘れない市民の会の
米田主美さん。熊谷では、市街地の3分の2が焼け、
266人の方が犠牲になりました。
米田さんはその空襲があった当日の朝、
生まれました。
米田さんのお母さんは
生まれたばかりの米田さんを抱き抱え
疎開先から熊谷に戻ってきて
途方にくれたそうです。米田さんは、
お母さんはあまり当時の事を
話したがらなかったけれど
おじいさん、おばあさんから多くの話を聞き、
語り継がなければと活動されています。
こちらは街の中心市街地を東西に流れる星川。
空襲の日、
この川に多くの人が押し寄せたそうです。
今は川沿いの歩道も整備されていて
とても美しい川です。
川のそばには
長崎の平和祈念像で有名な彫刻家、
北村西望さん作の
戦災者慰霊の女神の像がたっています。
戦争を知る方々が高齢となっている今、
風化させてはならない、
私たちが語り継がなければいけないと
米田さんは話していました。
明日、
星川では灯ろう流しが行われる予定です。
午後6時ごろからで、
どなたでも参加できるそうです。
今日という日だけではなく、
今後もずっと私たちそれぞれが
平和について考え続けなければいけないと
今日改めて感じました。