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ゲスト:写真家 清水一二さん
毎月第1火曜日は、このコーナーではもうお馴染み、写真家の清水一二さんが登場!今日はスタジオで、『ゴールボール』のお話をしてくれました。
まずは『ゴールボール』とはどんな競技なのでしょうか?
「視覚障がい者による球技です。バレーボールのコートと同じ広さのコートに、サッカーと同じようなゴールを両サイド立てます。サッカーのゴールキーパーが3人いる感じ。
攻撃する時は鈴が入ったボールを投げてゴールを狙う。ボールを取ったら投げる、ボールを取ったら投げる...相手がとっている限りは、その繰り返しをするという競技。投げる時には必ずワンバウンドさせる。」『ゴールボール』の大きな特徴として、審判によるチェックがとても厳しいこともお話してくれました。
「選手はアイシェード(目隠し)を、試合中に触ってはいけない。眼鏡に気軽に触るような真似ができない。もしずれたり、汗が目に入るなど何かあるときには、必ず審判に知らせて対応しないといけない。」
会場の雰囲気はというと、選手は鈴の音が頼りなのでシーンとしているのだそうです。
「ロンドンパラの時にカメラマンは音を立ててはいけないとすごく注意された。でもリオの時には、地元ブラジルの観客のノリが良くて...みんなの性格なんでしょうね(笑)全然静かにならなくて、「音が聞こえない」と何度もとめられていたのが印象に残っている。」
今週金曜から3日間、千葉ポートアリーナにて「2017 ジャパンパラゴールボール競技大会」が行われます。
女子日本代表が、カナダ、ギリシャ、韓国を迎え、4ヵ国の対抗戦を行うということで、海外の選手が見られるなかなかないこの機会にぜひ見にお出掛けください。