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第55回:もり・かけ問題追求ウィーク最終日
本日、通常国会が実質最終日を迎え、参議院予算委員会の集中審議では加計学園問題について厳しい追求が行われました。
『ニュースオフサイド』では、鈴木敏夫デスクが政府が獣医学部新設に必要な条件を挙げた「日本再興戦略」を閣議決定した一昨年の6月から現在に至るまでの経緯をおさらい。
その後、追及が続く国会から山本カオリ記者が最新情報を伝えてくれました。
事実上閉会を迎える国会ですが、前川氏が新たな事実を公表する可能性、さらに8月の設置審で蒸し返されることも十分ありえるため今後もこの問題から目が離せません。
「もり・かけ問題追及ウィーク」でお届けした1週間。
15時台の後半は、吉田涙子記者と一美さんが愛媛県今治市に足を運んだからこそ見えてきたことを振り返りました。
東京と今治の問題に対する温度感、違和感があります。
『きょうのナマチュウ』は、父の日を前に、細木美知代記者が街でお父さんに関するインタビューを実施。博報堂の調査によると、子供に聞いた「尊敬する人」で、今年初めて母が父を上回る結果になりました。
共働き世代が増えているため、外でも活躍し、家でも身の回りの世話をしてくれる母親の方に敬意がすごいと思う子供が増えているようです。
しかし、実際に学校終わりの小学生に話を伺うと、「いつも遊んでくれる」、「やさしい」といったお父さん好きという意見を多く聞くことができました。
『SAKIDORIニュースパレード』は、石川真紀キャスターが「自動運転タクシー開発へ」というニュースを伝えました。
日の丸交通のベンチャー企業ZMPが2020年の東京オリンピックに向けた自動走行タクシーの開発に着手したと発表。競技会場近くの地域限定ではありますが、現在タクシー業界が抱える人手不足の解消に繋がればという意図もあるそうです。
しかし、安全面への不安が気になるところ。ドライバーありのタクシー、無人タクシーの共存共栄が実現したらいいですね。
コメンテーターの荻原博子さんが気になるニュースを語る『きょうのオピニオン』は、「規格外でもいいじゃないか」がテーマ!
さかな屋さんドットコムでは、数や大きさが揃わないという理由だけで弾かれてしまったもったいないお魚をオンラインで販売しているのですが、これを荻原さんが購入。美味しさも変わらない魚が大量に安く購入できて大満足だったというお話から、現在の日本の自給率の低さなど、食をめぐる消費者問題を追及しました。
金曜日の『SAKIDORIスポーツ』は、砂山圭大郎アナウンサーが『卓球 荻村杯』を紹介。
12歳の木原美悠選手は21歳以下の部で準優勝。期待してしまう東京オリンピックについては「間に合わないと思うから次を狙いたい」と中学生とは思えない冷静なコメントが飛び出しました。
『SAKIDORI ニュースパレード』は、ニュースサイトnippon.comでアラビア語サイトを担当しているエジプト人のムハンマド・ハッサンさんと電話を繋ぎ、「最新の中東事情」を伺いました。
イランが原因でサウジアラビアはカタールと国交断絶、中東諸国にそれに続く形となりました。
今後、国交断絶がエスカレートして中東戦争が起こってしまうのか!? 日本への影響は!? など、考えられる様々な事例を伺いました。
金曜日の『世の中SAKIDORI』は、日刊ゲンダイとコラボレーションした「SAKIDORI かわら版」。
日刊ゲンダイ 編集局 局次長の二口隆光さんと電話を繋ぎ、気になる記事を紹介していただきました。
●加計隠しで内閣改造、目玉は進次郎厚労大臣
など、やはり外せない「もり・かけ問題」が目玉なようです。
【今日の1曲】 親父殿よ~ウヤウムイノウタ~ / 川畑アキラ
今週もお聞きいただき、ありがとうございました!