記事一覧
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第50回:もり!かけ!たぬき!きつね!
イギリス総選挙が行われ、メイ首相は「今のイギリスに何よりも必要なのは安定した期間」と発言。しかし、与党の議席は過半数割れが確定し、苦しい結果となりました。
今後のEU離脱の交渉へ影響が避けられないと思われます。
『ニュースオフサイド』では、FBIコミー前長官の公聴会証言を取り上げました。
まずは鈴木敏夫デスクがニュースをおさらい。トランプ大統領によるコミー前長官の解任は、トランプ陣営とロシアの関係を調査したことによるというもの。
そして、コミー前長官は公聴会でトランプ大統領からの捜査中止要請を「指示だと受け取め、不安を覚えた」と発言しました。
このニュースについて、現代アメリカ政治に詳しい上智大学 総合グローバル学部教授の前嶋和弘さんにお話を伺いました。
トランプ陣営とロシアとの間に共謀があったのか、コミー前長官の発言から読み解くポイントを丁寧に解説して頂きました。
『きょうのナマチュウ』は加計学園問題で急展開。内部文書の再調査を行うと発表されました。
解説は山本カオリ記者。議員、官僚、メディア、全員が寝耳に水といった様子の今回の動き、松野文部科学大臣が進言したと言われていますが、実際には官邸からの指示を受けてだと言われています。
さすがに国民世論の反感を受けて「知らぬ存ぜぬでは通らない」と感じたのではないかとした上で、再調査を行うにしても結果はいつになるのか名言されておらず、国会閉幕までの時間稼ぎではないかという予測も。
そして、世論の声として細木記者が東大生にインタビュー。加計問題に対する意見を伺いました。
●官僚になりたいと思っていたけど、しらがみが多そう。クリーンなことしか想像していなかったのでもう少し調べてからにしたい
●安倍首相にいい感情を持っていないが、自民以外に選択肢がない
など、シビアな声が聞かれました。
『SAKIDORIニュースパレード』は、石川真紀キャスターが「ヤマト運輸 AI活用で配達効率化」というニュースを伝えました。
来年度から本格始動! AIで不在時間帯を解析し、再配達を減らし効率よく回れる順路をあみだすというもの。なかなか改善されない配達問題。これで少しでも配達員とお客さんがwin-winな関係になれればいいですよね。
コメンテーターの荻原博子さんが気になるニュースを語る『きょうのオピニオン』は、もりかけたぬききつねそば戦争!
森友・加計・たぬき顔の金正恩・きつねはトランプ大統領。この4つのニュースに日本中がかき回されており、介護保険料や医療保険料のアップは影に隠れています。
給料があがっていないのに負担だけで増えていく現状、もっとこぶしを振り上げてもいいのではないでしょうか。
金曜日の『SAKIDORIスポーツ』は、砂山圭大郎アナウンサーが『陸上100m 桐生祥秀選手』を紹介。出そうで出ない9秒台・・・! これまでの桐生選手の成績とインタビューから読み取れる心理を分析!
『SAKIDORI ニュースパレード』は、ニュースサイトnippon.comでアラビア語サイトを担当しているエジプト人のムハンマド・ハッサンさんに「知っているようで知らない"ラマダン"」というテーマでお話を伺いました。
ラマダンといえば断食を想像される方が多いと思いますが、本当の意味は欲を絶つこと。
日の出から日没まで、食べ物、飲み物、タバコ、性交渉といった欲を一切絶ちます。
食事を絶つためエジプトのレストランの売り上げは下がるのでは? という疑問には、実は売り上げは上がる! と意外な答えが。
日没後に翌日のラマダンに向けて多めに食事をとるそうで、さらに観光客のためにレストランは営業しているため、いつもより栄えるんだとか!
日中は40度にもなるエジプト、熱中症の心配については、幼いころから身体を慣らしているため心配ないそうです。驚きですね。
『世の中SAKIDORI』は、BSフジ広報局長の川植浩治さんに週末のBSフジおすすめ番組を紹介して頂きました。
●9日夜10時から4日連続でお届けする「サントリーレディスオープン2017」
●10日夜7時から「歌姫伝説美空ひばり 生誕80周年記念スペシャル ~昭和歌謡パレード~」
●11日夜7時から「役者 仲代達矢 走り続ける84歳」
【今日の1曲】 Paint It Black / ローリングストーンズ
今週もお聞きいただき、ありがとうございました!
来週はスペシャルウィーク!
一美さんが問題の舞台、豊中と今治へ!!
生放送後、現地に向かう前の様子です。ぜひ、お聴き逃しなく!
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キャリア官僚の夢が...
今日はナマチュウで日本の頭脳「東京大学」に行ってきた細木美知代です。
官僚を目指す若者もたくさん通っていますが、今回の加計問題を巡る"大人のドタバタ"をどう見ているのか?
ホンネを聞いてきました。印象的だったのは官僚になる夢を持って東大に入ったのに
一連のニュースを見て将来の進路を考え直すことにした法学部の学生。
「良いきっかけになった」と...。
この問題が学生の進路にまで影響しているなんて。
しがらみの強さを感じて、職場環境を調べ直すことにしたそうです。
それでも官僚になって日本を担っていくんだ!と思うのか、
違う道に進むのか。いずれにしても、優秀で志の高い学生たちが「ここで働きたい」と希望を持てるような中央省庁であってもらいたいものです。