記事一覧
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キャスターの本音 ~海を泳ぐ~
番組スタートから
2ヶ月が経って分かりました。ニュースの世界は『海』なのです。
どこまでも果てしなく広い海。
決して浅くない、むしろ底なしの海。そのスケールの大きさを前にして
途方に暮れることもあります。でも...
最近はその海を
しっかりと泳げるようになった感覚が
今、僕の中に芽生えているのです。いったいどこまで泳げばいいのか
皆目見当がつきませんが、望むところです。この身が朽ち果てるまで
とことん泳ぎ続けようではありませんか。それだけの価値が、この『海』にはあるのです。
斉藤一美 -
第45回:環境問題を先取り
日経平均が2万円台に回復! 意味もなく胸が高鳴る一美さんとお届けしたSAKIDORI。
今日は、6月5日『環境の日』を先取りし、様々な環境にまつわるニュースを取り上げました。
まずは今朝入ってきたアメリカのトランプ大統領の「パリ協定」離脱のニュース。
『ニュースオフサイド』では、WWFジャパン 気候変動エネルギープロジェクトリーダーの小西雅子さんにこの問題について解説して頂きました。
1997年の京都議定書でも当時の大統領・ブッシュ氏が離脱を表明しましたが、今回2度目となる環境問題軽視発言に世界中が驚愕しています。
二酸化炭素排出量が世界2位のアメリカが離脱を表明したことにより、大気汚染問題が深刻な中国が今後リーダーとなって進めていくだろうと予想。また、太陽光発電や風力発電をビジネスチャンスに考えるインドも環境問題には力を入れていくとされています。
しかし、すぐにアメリカが離脱できるわけではなく、4年間は効力が発揮されるとのこと。その間、アメリカの政策がどうなっていくのか、先が読めないトランプ政権にますます注目が集まります。
『きょうのナマチュウ』は国内の環境問題に目を向けました。
東京都江戸川区にある「葛西海浜公園」が東京初のラムサール条約登録に向けて目指す動きを細木記者が取材。
実は「葛西臨海公園」と「葛西海浜公園」は別ものだったご存じでしたか!?
ラムサール条約とは、水鳥のための湿地に関する条約のことで、登録されるためには年間2万羽の水鳥が飛来するなどいくつかの条件があります。
葛西海浜公園で鳥類の生態を研究している大原さんによると、条件はすべて満たしており登録されるのを心待ちにしているとか!
さらに登録には地元の方が賛同しているかどうかも大切な要素であり、漁業関係者との話し合いも進めていくと今後の動きを先取りしました。
『SAKIDORIニュースパレード』は、石川真紀キャスターが「ポリエステル製着物レンタルが人気 伝統の着物が苦戦」というニュースを伝えました。
水谷さんと着物の着方についてアレコレやり取りする様子はスタジオで笑いが起こりました!
コメンテーターの荻原博子さんが気になるニュースを語る『きょうのオピニオン』は、子ども保険に喝!
やるなら保険ではなく税金にするべきと持論と述べたうえで、過去に導入された年少扶養控除と比較しながら国が教育にもっとお金を出すべきだと訴えました。
まずは国民に負担を強いるのではなく、税金の無駄遣いを考えてほしいところです。
金曜日の『SAKIDORIスポーツ』は、砂山圭大郎アナウンサーが『卓球の世界選手権』を解説。
13歳の張本選手がリオ五輪銅メダリストの水谷選手を破り大金星を挙げた熱戦を振り返りました。
スタジオでは真剣な砂山アナウンサーですが、本番前は少しリラックス(笑)
『SAKIDORI ニュースパレード』は、ニュースサイトnippon.com編集長の谷さんがG7サミットを評価。さらに、『世の中SAKIDORI』は、日刊ゲンダイ編集局 局次長の二口隆光さんが気になる記事をピックアップ!
小池都知事の「都民ファーストの会」代表就任の誤算!?といった目を引く見出しが並びました。
【今日の1曲】 オワリはじまり/かりゆし58
今週もお聞きいただき、ありがとうございました!
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葛西海浜公園
こんばんは!細木美知代です。
今日はラムサール条約の登録申請に向けて動き出した
「葛西海浜公園」へ取材に行ってきました。
登録申請するのは臨海じゃないですよ~!海浜の方ですよ~!
いやぁ、私も知りませんでした。
あのあたり一帯全てが葛西臨海公園だと思っていたら、
なぎさから先は葛西海浜公園なんですね。
管轄が違うそうです。
ナマチュウのコーナーで葛西海浜公園で11年間調査・研究を続けている
NPO法人 生態教育センターの大原庄史さんにお話を伺いました。
ラジオでは表情がわかりませんが、
貴重なシロチドリの卵を今日確認できたというお話をされていた時の大原さんはとても嬉しそうでした。
本当に鳥が、そして自然が好きな方なんだなと感じました。
ラムサール条約の登録は大原さんはじめ葛西海浜公園の調査や保全に携わってこられた方たちの長年の願いでもあります。
登録が早く実現するといいですね。
公園に遊びに行ったときには、是非、野鳥にも注目してみてくださいね。
※カラーコーンの置いてあるエリアは野鳥保護のため立ち入り注意です。