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インタビュー:トライアスロン 佐藤圭一さん①
トライアスロンの佐藤圭一さんにインタビューした模様を、今週と来週の2週にわたってお送りします。
今月13日、14日、山下公園周辺で「2017世界トライアスロン シリーズ横浜大会」が行われ、その試合前に取材をさせて頂きました。
佐藤圭一さんは、1979年生まれ、愛知県のご出身。
生まれつき、左の手首から下が形成不全で掌がなく、指先の動作は右手で行います。競技中でも義手は使用しません。
元々は冬のスポーツの選手だったそうですが、トレーニングの一環でトライアスロンを始められました。19歳のときに長野パラリンピックを見てアスリートを目指したものの、いったんは会社員としての道を選んだ佐藤さん。
しかし2005年、脱サラしてカナダに留学。プロアスリートの道を歩み始めます。
2010年のバンクーバーパラリンピック、2014年のソチパラリンピックには、クロスカントリースキーとバイアスロンで出場。
その後、トライアスロンにも挑戦し、去年のリオデジャネイロ大会にも出場。
来年のピョンチャン大会では、バイアスロンでメダル獲得を目指します。「アスリートはもちろん、世の中の全ての方に、こうした生き方を伝えたい!」と語る佐藤さん。
現在、フィンランドでトレーニング中で、今月31日に帰国予定です。
スポーツ経験がないのに、プロの世界に飛び込むという「0か100の男」佐藤圭一選手のインタビュー第2弾、来週もお楽しみに!