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第690回:ローマ教皇フランシスコ、来日
今動いているニュースをさまざまな角度から詳しくお伝えする『ニュースオフサイド』おととい38年ぶりに来日したローマ教皇フランシスコ。昨日長崎と広島を訪れ、核兵器や平和に関するメッセージを発表。滞在3日目の今日は東京で精力的に日程をこなしています。
今日これまでの動きを山本カオリ記者に伝えてもらいました。今日は「東日本大震災被災者との集い」で、犠牲者に祈りをささげるとともに、講和を行ったローマ教皇フランシスコ。原発にも懸念を示し、「人々がまた安全で安定した生活ができなければ福島の事故は完全には解決されない。」そして廃炉について、未来に責任があることなどを述べました。集いの中でピーチを行ったお二人、とても緊張されていたそうですが、スピーチ後、教皇自ら握手を求めにいっていたこと、被災者の皆さんの言葉を穏やかな目線で見つめ、時には憂いを称えた深い眼差しも印象的だったということでした。
かわって、大規模なミサがもうまもなく執り行われる東京ドームから田中正史記者。お昼過ぎ、12時半から入場がスタートした会場には外国の方も多くいらっしゃいました。ミサ前の雰囲気は、厳かというよりも知り合いとの再会を喜ぶようなにぎやかな感じだとか。外野席にスクリーン2つを設置。グラウンドにはアリーナ席も。田中記者には、17時過ぎ『ニュースパレードアネックス』でもレポートを届けてもらいました。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』民主派が8割を超える議席を獲得した香港の区議会議員選挙、現地を結んで、今後どうなっていくのかサキドリました。▼香港の区議会議員選挙とはどういうものなのか、最新情報を伝えてくれた西村志野記者。民主派と親中派、完全に逆転した形となりました。
香港で取材中のカーナリスト・福島香織さんによると、選挙から一夜明けた今日の香港は晴れ晴れとした穏やかなムードが広がっているよう。今回の選挙結果を、「民意の所在を示せたのはとても良かった。民意が変わったかのような印象操作があったが、今年6月のデモから民意の所在は変わっていない。非常に高い投票率でものすごい盛り上がり。区議選とは思えない。」と評価しました。暴力によって威嚇されただの妨害されただの報道があるが、誰もそれを信じていないという状況だということでした。
産経新聞論説委員・山本秀也さんには、中国政府がどう出るかを伺いました。国営メディアの最初の報道を見ると、驚くべきことに選挙結果について触れておらず、とても国営メディアの速報とは思えないとのこと。「負けるとは思っていたが、これほどとは思っていなかったのだろう。」とおっしゃっていました。今後については、大方針は決定しているので、香港への締め付けが強まるのは見えるそうで、林鄭月娥行政長官が辞めたからと言って解決とはいかず、これまで以上に中国政府に傀儡な人が代表になってしまうと大変。「"焼け石に水"のような状態だけれども、民意の主流をスクラム組んで守りながら出していかなければいけない。民主が共通の理念だと考えているならば、我々は香港のことを忘れてはいけないのだ」と解説してくださいました。
2週間ぶりの石川真紀キャスター!『SAKIDORIニュースパレード』では、報道スポーツセンターから、17時からの全国ネットニュース番組『ニュースパレード』でお伝えする主な内容をご紹介したほか、ヴィトンがティファニー買収を正式発表というニュースも取り上げました。実はティファニーの業績は近年伸び悩んでおり、立て直しを図る意図もあるようです。クリスマス商戦を前に大きなニュースですね!スタジオの女性陣はブランドものに興味なし。
コメンテーター 金子恵美さんの『今日のオピニオン』 テーマは「収容所で何が起きているのか?」日本国内に17カ所ある、難民の方々が一時的に収容される場の実態、皆さんはご存知でしょうか?今年、ナイジェリア人の収容者が餓死。なんの説明もなく、長期収容されている外国人が仮放免を求め、ハンガーストライキが相次いでいるのだそうです。「不法滞在者を摘発しようというのは分かる、でも丁寧な審査がされずに、強制送還・長期収容に至っている。当たり前の人権が守られていない。まずはこういうことが起きている現状を皆さんに知ってもらいたい。」と語る金子さん。難民認定率の低さに関しても、国連から難民保護の責務を果たしていないと指摘もされている日本。「それぞれの滞在の理由を柔軟に認めることが必要。日本が世界各国から来ている外国人にどんな対応をしているのか、知ってほしい。多文化共生社会を目指すのであれば、人権無視のようなことは起きているこの現状をどうにかしなければ。」と語り下ろしました。
『SAKIDORIスポーツ』砂山圭大郎 アナウンサーがお伝えしたのは、28日から東京で世界選手権が始まる「トランポリン 」の話題。
「トランポリン」ってどうやって競うんだろう?という疑問を持っている方へ向け、
・ビヨーンビヨーンとするところは「ベッド」と呼ぶ!
・演技を始めたら、10コ違う技をやって得点を競う。
・体操の判定に用いられる、難易度の「D」や美しさの「E」のほか、タイムの「T」とhorizontal displacement(=水平移動・水平変位)いわゆる着地点の位置・移動点と呼ばれる「H」がある。
などなど、砂山アナが分かりやすく説明してくれました。
第34回世界トランポリン競技選手権大会は12月1日が決勝!まだチケットが取れる日程もあるようなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
『ニュースパレードアネックス』
15時台の『ニュースオフサイド』に引き続き、この時間も、日本を訪れているローマ教皇フランシスコについて。今日は東京で東日本大震災の被災者との集いを開いたほか、天皇陛下と会見。午後4時からは東京ドームで大規模なミサを執り行っているということで、田中正史記者の中継レポート。パパモービルに乗ってローマ教皇フランシスコが会場に訪れると、集まったおよそ5万人から大きな歓声が上がりました。会場内に入れなかった方々は外でタブレットやスマホなどで映像配信を見ている方も多かったとか。
ドームの外では来日記念のオフィシャルグッズ販売も行われており、田中記者も肌触りの良い刺しゅう入りタオルを購入したそうですよ。
放送作家でコラムニストの山田美保子さんの『芸能アラカルト』今日はまず、KARAの元メンバー、ク・ハラさんが亡くなったニュースと、沢尻エリカ容疑者が出演予定だったNHK大河ドラマの代役に川口春奈さんが決定したことについても触れていただきました。
そして、「いい夫婦の日」を皮切りに続いた芸能界の結婚ラッシュについても!さすがの美保子さんもこんなにもたくさんは初めてのことだと驚いていましたね!
壇蜜さんと漫画家の清野とおるさんはじめ、メイプル超合金・安藤なつさんと介護士で年下一般男性、元ももクロ・有安杏果さんと40代医師などなど・・・・
そのなかで美保子さんが注目したのは、オードリー・若林正恭さんと15歳年下の看護師女性。交際3カ月で結婚ということなんですが、今年の結婚のキーワードとして「噂になっていない」という驚きの傾向があるそうです。今の時代、SNSの普及で、一般の方の目の方が怖いという背景があるという分析も語ってくださいました。
【今日の1曲】 ラブ・ミー・テンダー / RCサクセション