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バリアーのない社会へ
こんばんは、竹田有里です。
今日の国土交通委員会で重度の障害を抱えるれいわ新選組の木村英子議員が初めて質疑に臨みました。
介助者が必要な議員による質疑は、初めての事例です。
木村議員は、車椅子に対応したトイレの整備や避難所のバリアフリー化について、政府の方針をただしました。
当事者の立場から、バリアフリー化の重要性を訴えたことで、
障害者の直面する課題が大きく動きだす可能性が出てきました!!私は足の骨を折っただけですが、少しの間松葉杖生活でした。
街の中が、いかにバリアーが多いことに気づかされました。
そして木村議員も指摘していた障害のある方の災害時の避難行動計画、
避難所もそうですが、どうしても災害弱者になってしまう恐れがある障害のある方への配慮やバリアフリー化は
今後ますます加速化させていくことが求められます。そうした中、サキドリでは東京・墨田区が取り組んでいる"心のバリアフリーを考えるパンフレット"について
お伝えしました。三人の障がい者の方へのインタビューを掲載し、職場環境や働き方、生活の中で気を付けていることなどが語られ、
当事者の目線でハンディキャップを知ることができます。
また数字から見えるバリアフリーを紹介。
電動車いすの制限速度「時速6キロ」であることや区内にある音響式信号機の数が「87基」といった
へぇ〜な情報も満載!冊子は区役所やイベントなどで配布されています!
来年の東京五輪を控え、こうした動きが各所で拡がっていくことを期待したいですね。
明日のサブキャスターは、水谷加奈アナウンサーです!!
お楽しみに〜 -
第676回:れいわ・木村英子議員初の質疑から、バリアフリーを考える
気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』身体に重い障害がある、れいわ新選組の木村英子議員が、参議院の国土交通委員会で初めて質疑に臨みました。
国会から石森則和記者のレポートによると、参議院別館の2階の会場には、大型の車いすのため、傍聴者用の広いエレベーターで上がって来ました。入ってからすぐの席が用意され、肺活量も少なく大きな声を出せないのでマイクも特別なものになっていたそうです。時折、ストロー付きのタンブラーを口に運びながら、30分の持ち時間、疲れを見せることもなく質問。もしも体調が悪くなって質問などの発言が難しくなってしまった場合は、隣にいる秘書が読み上げる形を取っていたり、飲み物を飲む時間は速記を止める(持ち時間は減らないようにしている)など、参議院はかなり努力しているのが見受けられたということです。また、傍聴人席を1列外して、車いすを使う人が入りやすいように。議員以外の、傍聴する障害を持つ方へのバリアフリーが進んだのは大きいと感じたとのことでした。
さて、来年の東京オリパラを控え、各自治体でもバリアフリーへの取り組みは待ったなしの状況です。墨田区では、バリアフリーを考えるきっかけになればと、「もっと知りたいハンディキャップのこと」という冊子を作りました。お話を伺ったのは、墨田区オリンピック・パラリンピック準備室の関聖矢さんです。墨田区では、東京2020大会の重要な柱である共生社会の実現に向け、2017年から「心のバリアフリー」の普及に取り組んできました。年度ごとにテーマはさまざまですが、本年度は、「ものづくり」と下町文化の「銭湯」を切り口として、イベントなども開催!
今日、取り上げさせていただいた冊子「もっと知りたいハンディキャップのこと」は、B5サイズ、15ページの全面カラーの明るい冊子となっています。3名の障害のある方に普段、実際に暮らしの中で感じていることのインタビューや、電動車いすの制限時速は時速6キロだとか墨田区内の音が出る信号機の数など、普段あまり福祉に触れることの無い方にも興味を持ってもらいやすいように、数字を使ってビジュアルで分かりやすくしたページを施したりなど、具体的な内容についても紹介していただきました。
東京オリンピック、マラソン・競歩の札幌移転の余波についてお伝えした『きょうのナマチュウ』。近代オリンピック124年の歴史の中で、初めて開催都市でマラソンが行われないことになります。
そして、このあと17時から日本陸上競技連盟が、東京オリンピックのマラソンと競歩開催地の変更決定に関する会見を行います。会見場から、田中正史記者に現在の様子や、今日登壇する予定のメンバー、そして山積する問題などを伝えてもらいました。
つづいて、現在の札幌市内のホテルの予約状況について、伊藤佳子記者。これから予約スタートとなるホテルが7~8割で、急なことだったのでプランなどの見直しを図っているホテルも多いようです。
最後に、札幌市の夏の風物詩となっているイベント「サッポロ・シティ・ジャズ実行委員会」の大野典子さんにもお話を伺いました。今年の日程と照らし合わせると、来年の東京オリンピックのマラソン・競歩の日程にかぶってしまうということですが、なるべく前倒しにして重ならないよう話し合いをしているとのこと。大野さんも「正直全く考えてはいなかったので、聞いた瞬間はびっくりした。開催によって、何か影響はあるとは思うけれど、札幌にいらしてくださる方たちに、逆にジャズを楽しんでもらえるよう、やっていきたい!!」と、意欲を語ってくださいました。ほかにも、札幌大通公園の名物「とうきびワゴン」のことも気になるところです。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』今日は、スマートフォンをめぐるサービスとして、車の電子鍵やIoT(インターネット・オブ・シングズ)サービス拡大の話題についてもお伝えしました。
スマホについては、便利になった反面、素人の私たちでも「これは大丈夫なのかな?」「こうなったらどうするの?」と思うことがたくさんありますよね。
コメンテーター 俳優の石田純一さんの『今日のオピニオン』 テーマは「ただ日本が心配」昨日、安倍総理がASEAN出席のため訪れたバンコクで、韓国の文在寅大統領と10分ほど対話。元徴用工問題をめぐり、1965年の日韓請求権協定に反し、国際法違反の状態だとして是正を求める日本の原則的立場を伝えました。未来志向の両国関係といえど、過去のことは全部忘れてという日本の言い分はちょっと納得がいかないという石田さん。懸案事項である元徴用工問題について、日本は「国家の請求権」と「個人の請求権」を混同してしまっていると指摘した上で、「個人の請求権」というものについて説明。日韓関係の悪化によって、日本経済に大きな影響が出てしまっている現状を「態度を硬化させるのも理解できるけれど、結果として日本のためになっていないと思う。」と憂慮しました。
『SAKIDORIスポーツ』
槙島範彦アナウンサーが今日取り上げたのは、野球独立リーグの話題。
NPBにも人材を輩出している「BCリーグ」について、スポーツライターの岡田浩人さんにお電話でお話を伺いました。
今年のドラフトでは、埼玉西武ライオンズ3位で、埼玉武蔵ヒートベアーズの松岡洸希投手が指名を受けたことも記憶に新しいのではないでしょうか?リーグの代表も椅子から転げ落ちてビックリするほど、素晴らしい評価を得たということになります。また、来期存続が危ぶまれていた福井ミラクルエレファンツは、Youtubeで人気野球チャンネルとして知られる「トクサンTV」を運営する企業のバックアップを受けることになりました。今後の新たなモデルケースとなり得るとのことで注目です。
『ニュースパレードアネックス』東京オリンピックのマラソンと競歩の札幌への会場が変更されました。今日17時から、都内で日本陸連の強化委員会が記者会見を行っています。会見を取材中の田中正史記者にレポートしてもらいました。
麻場一徳強化委員長、瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー、河野匡長距離・マラソンディレクター、山下佐知子女子マラソン五輪強化コーチ、今村文男競歩五輪強化コーチが出席。「移転はあってはならない決定。きわめて遺憾だ。」と口にし、「決まったことは覆せない。愚痴をいうばかりでは生産性がない。これを期にしっかり前を向いて向かっていく。」というコメントも聞かれました。また、瀬古さんは、五輪代表の服部勇馬選手が「瀬古さんのボイコットの時に比べたら、僕たちは走れるだけ幸せ」と言われたことを明かし、「涙が出た」とも話していたということです。【今日の1曲】 二人のアカボシ / キンモクセイ -
ゲスト:パラバドミントン 村山浩選手①
今日のゲストは、パラバドミントンの村山浩選手です。優しい笑顔が印象的な村山さんは、1974年生まれ、千葉市ご出身。2008年、10万人に1人がかかるという運動神経が侵される難病「慢性炎症性脱髄性多発神経炎」を発症し、車いす生活となりました。その後、家族と共に楽しくバドミントンをプレーするうちに、本格的に競技をスタート。
2016年、パラバドミントン・インターナショナルコロンビアで車いすのWH1クラスで日本人として初の世界大会優勝。去年、パラバドミントン・インターナショナルブラジルで男子シングルス、ダブルス、ミックスダブルスの3冠を達成しました。現在は、三井住友銀行グループSMBCグリーンサービスに所属されています。
このコーナーにパラバドミントン選手がお越しになるのは初めてのこと。今日は村山さんがパラバドミントンを始めるまでのお話をしていただきました。村山さんは、病気を発病するまで「まさに健康優良児」で、大きな病気もしたことがなかったのだとか。当時はまだお子さんも小さくて生活のことなど心配な思いもしたそうです。
もともと奥様がママさんバドミントンのチームに入っていたため、「僕も家族と一緒にバドミントンで遊びたい!」という思いから、バドミントンに挑戦!「こんな言い方は良くないかもしれないけれど、ハッキリ言って舐めてた。実際にやってみたら、全然ダメで悔しくて・・・!絶対やってみせる!と。」うまくいかなかったことで、「やっぱり、やーめた!」とは思わず、とにかく「家族と一緒に遊びたい」という気持ちが強かったといいます。
今では、世界的なパラアスリート!来年の東京パラリンピックでも活躍が期待されている村山さんに、来週は『ヒューリック・ダイハツJAPANパラバドミントン国際大会2019』について、お話を伺います。お楽しみに!