斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI! 毎週月曜日~金曜日 15:30~17:50 ON AIR
facebook
twtter
facebook
twitter

記事

  • 第660回:台風19号とラグビー日本代表

    週明け、体育の日の月曜日。今日もSAKIDORI!をお聴きくださった皆さん、ありがとうございます。
    今日は、15時台『ニュースオフサイド』と16時台『きょうのナマチュウ』の2つのコーナーで、台風19号の被害状況について、埼玉県川越市、千葉県富津市、川崎市高津区から中継をまじえてお伝えしました。

    伊藤佳子記者は、埼玉県川越市・越辺川近くからレポート。
    越辺川は水かさはへったものの、茶色の水がすごい勢いで流れている状態で、ここへ来るまでにも、浸水していたり、泥まみれで作業されている方々が見受けられました。
    ▼ひしゃげたヘリポートのフェンス。
    佳子さんレポ (5).jpg
    ▼決壊・氾濫のすさまじさが分かります。
    佳子さんレポ (4).jpg
    ▼ケアハウスに残されていた87名が今日ボートで救助されました。ケアハウス内は未だ40センチほど浸水。消防の方々が往復している様子。
    佳子さんレポ (2).jpg

    台風15号の被害から復旧のさなかだった千葉県富津市からは、吉田涙子記者のレポート。
    ▼せっかく張ったブルーシートもこのような状況。
    涙子さんレポ (2).jpg
    ▼台風15号の教訓から、ブルーシートをおさえる土嚢は3倍もの量になっていましたが、電柱に何重にもからまってしまっている箇所も。
    涙子さんレポ (4).jpg
    富津市の旅館『かぢや旅館』代表取締役・黒川豊さんは「やっとスタートができるとなって、また台風・・・ショックだった。」と語ります。
    今回は台風のルートが少し逸れたものの、2部屋の窓ガラスがやられてしまいました。そんななか、旅館は今日も営業をしています!ただ、キャンセル続出で現在2~3割の客足だということでした。
    これからタカアシガニの季節が到来するそうで「ぜひ来てほしい!」と語ってくださいました。
    涙子さんレポ (0).jpg

    台風19号の猛烈な雨で氾濫した河川の1つ、多摩川。
    新岡瑞佳記者は、浸水した川崎市高津区を昨日取材しました。
    さき20191014 (2).jpg
    ▼通り一帯、泥の状態。掻き出していない状態のままの場所も多いそうです。
    新岡さんレポ (2).jpg
    家具や畳、食器類など、浸水した室内から、総出で搬出する作業がされていました。
    ▼植物を見ると分かりますが、泥は乾くと今度はほこりに・・・。
    新岡さんレポ (1).jpg
    山本カオリ記者には、今日の川崎市高津区の様子を伝えてもらいました。
    男性が亡くなられたマンションのすぐ側「久地」という場所を取材。こちらは平瀬川があふれ、建物の1階部分が浸水しました。水に浸かったものはもう捨てるしかなく、ゴミの山になっているとのこと。
    今はめちゃくちゃな状態の家を見て「これをどうにかしないと!」という考えでいっぱいで、そこまで気持ちが追い付いていないという住民の方の声も聞かれ、これが落ち着いたら一気にショックが訪れる可能性があると危惧しました。
    --------------------------

    話題はかわって、初のベスト8進出を決めたラグビーワールドカップ 日本代表について。
    昨日行われたスコットランド戦から一夜明け、日本代表リーチ・マイケル主将と藤井強化委員長が横浜市のホテルで記者会見を開きました。
    記者会見の模様を取材し、レポートしてくれた西村志野記者。
    「チームは怖いくらいに強くなっている。勝ってさらに上を目指して、さらに日本の歴史をつくっていきたいと思う。」
    初めての決勝トーナメント進出については「日本の若い人たちの中で、僕たちの試合を見て日本代表になりたいという人が増えれば、自然と日本は強くなる」とこれからの日本のラグビーについても期待を込めて語った姿が印象的だったそう。
    さき20191014 (3).jpg
    早稲田大学やサントリーで活躍されたラグビー元日本代表・今泉清さんは、特に昨日は試合前のチームの組んだ円陣が見事にきれいな輪となっていて「ワンチームワンハート(1つのチーム1つの心)」「まとまり」を感じたといいます。
    「次戦の相手・南アフリカはフィジカルが強い。それをまともに受けるとひとたまりもないから、受けながらも流す。いなすという感じ。日本のこの4年間の進化は目覚ましい。世界の強豪と互角に渡り合える実力を持っている!」と解説してくださいました。

    報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが、『ニュースパレード』でお伝えする主な内容をいち早く紹介してくれている『SAKIDORIニュースパレード』では、「韓国のチョグク法相・辞任」のニュースを取り上げました。
    「私の家族のことで、大統領や政府に迷惑をかけるわけにいかない」と判断、即日辞任の運びとなったということです。
    ▼『ニュースパレード』準備真っ最中の真紀さんと永野景子デスク!
    さき20191014 (5).jpg

    コメンテーター 金子恵美さんの『今日のオピニオン』 テーマは「幼保無償化スタート。現場の混乱は?」
    政策とし掲げられた当初は、唐突感が否めなかった幼保無償化が今月からスタート。
    全ての3歳から5歳の子どもが、幼稚園や保育所、認定子ども園などの利用料が無料になるということですが、金子さんは、対象が「全て」ということは所得格差を後押しすることにも繋がるし、まずは0~2歳までの待機児童対策が第一優先ではないかと、疑問を呈しました。
    「待機児童対策、保育士さんたちの負担軽減のための処遇改革など、有識者の意見を聞いて政策効果を検証、制度の不公平感を正すこともできるはず!」と語り下ろしてくださいました。
    さき20191014 (4).jpg

    『SAKIDORIスポーツ』
    砂山圭大郎ナウンサーが、今日行われた大学駅伝の開幕戦「出雲駅伝」を、ゴール実況を担当した土井悠平アナウンサーの現地レポートもまじえ、振り返り!
    7年ぶり3回目の出場の国学院大が初優勝を飾り、「歴史が動いた」とも言える令和最初の「出雲駅伝」となりました。
    6人が区間新記録を出した3区の時点で、国学院大も先頭集団に居られたことが大きかったようです。
    さき20191014 (6).jpg

    『ニュースパレードアネックス』
    台風19号でおとといから昨日にかけて、各地の川では堤防が決壊し、相次いだ浸水被害。
    「これからどうなるのかが心配」「報道の人が来るのはいい。でも、やじ馬が来るのが困る。」という声、ペットを受け入れている避難所がなかなかない、窃盗や詐欺の被害もあるという現状など、現地取材中の伊藤佳子記者に再度繋いでお伝えしました。


    『芸能アラカルト』放送作家でコラムニスト・山田美保子さんに今日語っていただいたのは、女優の佐藤仁美さんの入籍、そして俳優の小手伸也さん独身偽装不倫の話題という2つ。
    2018年4月クールの連ドラ「コンフィデンスマンJP」でブレイク、その後は数々の作品で印象深いキャラクターを演じて人気だった小手さんのスキャンダル。報じたのは週刊文春でした。いったんは否定とも取れるような対応をとったものの、事務所の公式サイトで謝罪文を掲載。
    今後、実写版『サザエさん』のスペシャルドラマ『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』で穴子さん役を演じる予定ですが、「もう謝罪も済んだことですし、大きな影響はないのではないか」とのこと。
    さき20191014 (1).jpg
    【今日の1曲】 Time After Time / シンディ・ローパー

CALENDAR

< 2020年9月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
TOPへ
radiko