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台風15号の被害取材 千葉県・北東部へ
先週は、台風15号の被害を受けた千葉県へ取材に行きました。
長期化した停電も復旧に向かっていますが、
電柱から各家庭への引き込み線の部分で破損があり、
停電が解消していない家庭もあります。
都内から電車で向かい、約2時間。
山武市では、ビニールハウスが破れたり、倒壊したりした
農家の方を取材しました。
収穫を前にした作物も被害を受け、被害額は想像がつかないということ。
離農を決めたという方もいるそうです。
現状では、農家になかなかボランティアの手が入らず、
壊れたビニールハウスの撤去など再建のための人出が
足りていないということでした。
スーパーで買い物をしていると千葉県産の野菜を多く見かけます。
首都圏の台所とも言える千葉県の農畜産品。
復旧・復興にはこうした部分にも目が向けられていく必要があると感じました。
また、東金市では高齢者世帯などに向けて
自衛隊が屋根へブルーシートを張る作業を行っているところを取材しました。
どうしても自分の力だけでは再建できないところにこそ
支援の手が届くように、
ニュースを伝えていきたいと思います。
報道スポーツセンター 記者 田中正史