気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』
台風19号が上陸してまもなく2週間が経ちます。
台風の被害に関しての無料電話相談を行っている、第一東京弁護士会に西村志野記者がお邪魔しました。
被災された方たちからは今、どのような相談が寄せられているのか、弁護士の神田友輔さんにお話を伺いました。
今週一週間だけで相談は30件ほど寄せられているそうで、「窓枠が飛んで隣の家の車を傷つけてしまった。賠償を求められている」など内容は様々。
神田さんたち弁護士の皆さんは、災害時のADRという制度があることなど、アドバイスされています。
「誰に相談したらいいのかわからないという方は多いと思う。困ったなと思ったら、お気軽に弁護士会に相談してみてください。」とおっしゃっていました。
■東京三弁護士会 台風15号・19号無料電話相談 ０３-３５８１－２２３３（平日のみ午前１０時～午後２時まで）
つづいて、お電話を繋いだのは、被災後の生活再建に向けての公的支援の「チェックリスト」を作られた静岡県清水区の弁護士・永野海さん。
一昨年夏、関東弁護士会連合会のシンポジウムでリストを作成し配布したのがきっかけの「チェックリスト」。
各地の弁護士会で配布を呼びかけ、西日本豪雨でも実際に活用されました。
一般の方が読みやすいよう、日ごろからポケットに入れておけるようなサイズ感でなるべくコンパクトに、何に困っているのか最初のページで一目で分かるよう見やすさを重視して、この形にたどり着いたそうです。
初めての被災、り災証明というものさえ分からないという方も多いことと思います。
お金をもらえる支援制度や借りられる支援制度、住宅の修理・再建、仮設住宅や公営住宅、二重ローン対策、雇用や事業関係の支援、税金・保険料の減免など40を超える制度を網羅！
こちらのチェックリストは、「被災者支援チェックリスト」と検索しダウンロードしていただくことができますよ。
まずは、今日から審議入りする日米貿易協定の承認案について。
日米貿易協定、これまでの流れを細木美知代記者にまとめて伝えてもらいました。
経済産業省で、自由貿易協定(FTA)交渉に直接携わった経験を持つデロイト トーマツ コンサルティング 執行役員の羽生田慶介さんのお話では、日本車への25％という高い関税は一応回避したものの、協定文を読み解くに「協定が誠実に履行されている」というのにはアメリカ側からすれば「貿易赤字が解消されている限りは」という含みがあるとのこと。
TPPに戻らずして日本と二国間で合意を付けたアメリカ、日本はTPPの求心力を失ったことが大きいとも解説してくださいました。
国会で取材中の山本カオリ記者は、今国会での成立は野党の抵抗で難しそうだとレポート。
野党は、「譲歩に譲歩を重ねた協定なんじゃないのか？」と説明を求めています。
また、菅原一秀経済産業相の秘書が地元選挙区の通夜で香典を手渡したとされる疑惑で、今日にも辞任か？という声も聞かれましたが、菅原氏は記者団に「明日、国会で説明します。」と述べるに留まりました。
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かわっては、韓国の李洛淵 首相が安倍総理と会談し、文大統領の親書を手渡したことを受け、この会談が膠着した日韓関係の転換点となるのか、静岡県立大学准教授の奥園秀樹さんに解説していただきました。
「この親書、具体的な提案が中身にあるというよりも、これだけ史上最悪といわれるほど悪化した日韓関係はこのままではいけない。そういうことを親書を通して原則的な立場を表明したまでに過ぎない。日本と韓国、お互いに譲れない一線を持っている以上、玉虫色の解決案を出すしかない。」との見方を示してくださいました。
石川真紀 キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』では、報道スポーツセンターから、17時からの全国ネットニュース番組『ニュースパレード』でお伝えする主な内容をいち早く紹介しています。
今日は、「JR西日本が近畿エリアの終電繰り上げ検討開始」というニュースに触れました。
JR西日本では、終電後に線路などの保守にあたる作業員が不足しており、作業時間を拡大した上で、休日を取得しやすい労働環境を整えることが不可欠だと判断したということです。
コメンテーター 精神科医で映画監督の和田秀樹さんの『今日のオピニオン』 テーマは「脱税は重罪だ」
お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実さんが個人で設立した会社が東京国税局に計約1億2千万円の申告漏れを指摘されていた問題を受け、納税は国民の義務であり、その義務を怠れば国が成り立たなくなるのに、3400万円の追徴税額を支払っただけで済んだ上に逮捕も送検もされないのは、あまりに甘すぎると指摘しました。
「脱税は外国では罪がすごく重い。社会的批判も強いし非国民扱いされる。でも日本ではどう？今回の徳井さんも名誉や地位を失わないで済むかもしれない。脱税はお金がある人にしかできないことで、こういうものの取り締まりはもっと厳しく執り行うべき！」と語り下ろし。
『SAKIDORIスポーツ』
鈴木純子アナウンサーが今日取り上げたのは、10月27日から中国の深センで開催される「女子テニス WTAファイナルズ」！
大坂なおみ選手が2年連続出場を決めているこの大会、過去日本人では大坂選手を含め、3人しか出場したことがないという最高ランクの大会です。
国際テニスライターの神仁司さんにお電話をつなぎ、どのような戦いになるのか予想していただきました。
大坂選手は9月中旬にパンパシフィック優勝、10月にはチャイナオープンでも優勝と調子が良いそうで、今回も優勝候補と言っていいだろうと神さん。
今日はのバーティ選手、アンドレ―スク選手、ベンチッチ選手という"大坂世代"の注目選手も紹介していただきました。
『ニュースパレードアネックス』
西日本から東北南部では明日にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降る恐れがあります。
気象予報士の伊藤佳子記者によると、明日は東京も朝から本降り。千葉などの被災地もかなりの雨が降るということです。
台風15号の復旧半ばで台風19号、その後も安定しないお天気で、「一部損壊」だった建物も被害が進み、「損壊」になってしまうといった影響もあります。
また、川の氾濫で泥だらけになった被災地に雨が降ると、泥出ししたその泥がまた下水へと流れて、繰り返しの被害へと繋がってしまうそうです。泥の質も量も半端なものではなく、スコップひとつで戦うのにも限界が...。
吉田愛梨レポーターの『SAKIDORI最前線』
先週、代官山駅に期間限定でオープンしたベルギーヨーグルト のお店「PUR NATUR BELGIUM YOGURT CAFE」をご紹介！
毎日ヨーグルトを食べているという一美キャスター、美味しそうに試食していました♪
【今日の１曲】 Never Gonna Give You Up / リック・アストリー
台風の被害に関しての無料電話相談を行っている、第一東京弁護士会に西村志野記者がお邪魔しました。被災された方たちからは今、どのような相談が寄せられているのか、弁護士の神田友輔さんにお話を伺いました。
今週一週間だけで相談は30件ほど寄せられているそうで、「窓枠が飛んで隣の家の車を傷つけてしまった。賠償を求められている」など内容は様々。神田さんたち弁護士の皆さんは、災害時のADRという制度があることなど、アドバイスされています。「誰に相談したらいいのかわからないという方は多いと思う。困ったなと思ったら、お気軽に弁護士会に相談してみてください。」とおっしゃっていました。
一般の方が読みやすいよう、日ごろからポケットに入れておけるようなサイズ感でなるべくコンパクトに、何に困っているのか最初のページで一目で分かるよう見やすさを重視して、この形にたどり着いたそうです。初めての被災、り災証明というものさえ分からないという方も多いことと思います。お金をもらえる支援制度や借りられる支援制度、住宅の修理・再建、仮設住宅や公営住宅、二重ローン対策、雇用や事業関係の支援、税金・保険料の減免など40を超える制度を網羅！
経済産業省で、自由貿易協定(FTA)交渉に直接携わった経験を持つデロイト トーマツ コンサルティング 執行役員の羽生田慶介さんのお話では、日本車への25％という高い関税は一応回避したものの、協定文を読み解くに「協定が誠実に履行されている」というのにはアメリカ側からすれば「貿易赤字が解消されている限りは」という含みがあるとのこと。TPPに戻らずして日本と二国間で合意を付けたアメリカ、日本はTPPの求心力を失ったことが大きいとも解説してくださいました。
【斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI!】2019年10月24日 21:01
