記事一覧
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ご紹介した「台風19号被害の相談窓口」について
【東京都】
り災証明書の発行・災害廃棄物の処理・家屋の漫水など相談可
八王子市の相談窓口
042-620-7226(8時半~17時)
【埼玉県】災害情報相談センターを開設
048-830-7830(9時~18時)
【神奈川県】神奈川県司法書士会
不動産関連の法律トラブル
行政手続きなどの相談無料受け付け
045-641-2355(平日16時~19時)
【金融相談窓口】金融庁 被災者対象の金融機関の融資などに関する相談窓口を設置
0120-156811(平日10時~17時)
【台風19号の被害に遭い、保険証を提示できない人】厚生労働省は、病院や診療所で公的医療保険の適用を受けられると発表。
自宅が浸水して保険証を紛失したり、保険証を家に置いたまま避難したりした人、保険証を提示できなくても、 病院や診療所の窓口でく名前・生年月日・連絡先などを伝えれば公的保険を適用され、窓口負担1~3割で治療をうけることができます。
また、避難所にいて病院にいけなかったり、病院事態が被災して開いていなかったりして処方薬がもらえない場合でも、薬局で服薬歴を説明すれば、日ごろから服用している薬が買えるそうです。
介護分野についても、 介護保険証なしでも、通常通りの公的サービスを利用できます。利用料の支払いが難しい人は、市町村の判断で支払いの減免を受けられるケースもあるそうです。
【電気料金支払い延長について】
東京電力は16日までに、台風19号の影響で災害救助法が適用された市町村と隣接地域の顧客を対象に、申し出があれば電気料金の支払期日を1カ月延長すると発表。東京電力9~12月分の電気料金が対象。問い合わせは、東京電カ 東京電力エナジーパートナーカスタマーセンター (0120)993052
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第662回:ダムの緊急放流の課題
斉藤一美キャスターは、今日から遅い夏休みということで、5日間のお休みに入りました。
今日のスタジオは水谷加奈アナウンサー、報道スポーツセンターの鈴木敏夫デスク、水曜コメンテーターの文筆家・古谷経衡さんでお送りしたSAKIDORI!です。気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』台風19号で、長期化しそうな生活再建。茨城県水戸市、神奈川県箱根町、千葉県市原市を結んでお伝えしました。那珂川とその支流が氾濫し、市内15の地区で浸水した茨城県水戸市には、竹田有里記者。水戸北スマートインターチェンジ付近の渡里町一帯は、今は水が引いたものの、大洗へと続く幹線道路は寸断されていました。▼ほぼすべての家で床上浸水しました。▼ホームセンターもめちゃくちゃに...。精算所の看板など高いところにも草木がからまって、冠水したことが分かります。肥料の酸っぱいような匂いもしていました。
つづいて、観測史上最大となる1000ミリの雨を記録した神奈川県の箱根町について、元中央大学陸上競技部の駅伝監督で、強羅駅前で酒店を営む川久保一浩さんに伺いました。沿道は路肩が崩れていたりもしていて、あと90日くらいで開催となる箱根駅伝にも心配が残るとのこと。
千葉県市原市、台風15号でゴルフ練習場の鉄柱が倒れ家屋が損壊した現場には、細木美知代記者。鉄柱が倒れてから5週間あまり。やっと撤去作業がスタートしたと思いきや、まだ大型クレーン車を鉄柱の前まで来させるために、ネットをどかしたりの段階。本格的な撤去作業は28日からとなるそうです。
鉄柱がめり込んで雨漏り、壁にはカビがどんどん広がっていると言います。下敷きになった家の持ち主である、松山たかひろさんは「やっと撤去の作業が始まったので、今後はゴルフ練習場側に、保証の問題を進めていきたい。ゴルフ練習場側の弁護士さんは自然災害としか考えていないようだ。」と語ってくださいました。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』台風19号で相次いだ河川の氾濫。ダムの緊急放流の問題について取り上げました。まずは西村志野記者が、これまでの緊急放流と浮かび上がった問題をまとめて紹介。
京都大学 防災研究所 角哲也 教授によると、ダムの容量にはいろいろあって、今回、緊急放流となった6ダムはダムの上流域の面積に換算して50〜100ミリ以下しか洪水を貯められない、比較的小さなダムだったそうです。300ミリという雨が降っている中では、放流せざるを得ない状況だったと言えます。台風直撃の前に放流すべきだったのではという意見もありますが、直前まである程度正確な情報は出てこないし、渇水の際の水がめの意味もあるので、むやみに放流するわけにもいかないのだそう。予告は、一度目の段階で「もうギリギリなのだ」という意識を持って行動することが大事だというお話でした。
相模川流域の平塚市を取材したのは、石森則和記者。「相模川の氾濫はなかった」とされていますが、平塚市四之宮地区では21世帯が浸水しました。▼鹿見堂排水路。ダムの放流で増水した相模川の激流が逆流しました。▼この水門が市の判断で開いていたということです。▼床上浸水したお宅は、下水からの汚水に家具などが浸かってダメになってしまいました。
最後に吉田涙子記者が、台風19号で被災された方への相談窓口の情報を整理。※こちらについては、別記事にまとめましたのでご参照ください。⇒こちらから
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』報道スポーツセンターから 『ニュースパレード』でお伝えする主な内容をいち早く紹介しています。
今日動いているニュースとして、香港議会について取り上げました。
香港では今日、立法会(議会)の新会期が始まり、香港政府トップの林鄭月娥行政長官が施政方針演説を行う予定でしたが、民主派議員団が議場で激しく抗議し、演説は中止。議会は開会後約30分で休会となっています。テレビで放送された演説は事前に撮影したものだということです。
コメンテーター 文筆家の古谷経衡さんの『今日のオピニオン』 テーマは「フィリピン決戦から75年」太平洋戦争でまず思い浮かぶのは、ガダルカナル、沖縄、インパール・・・1944年 フィリピン・レイテ島の戦いは、いわば忘れられた戦争・戦場であると古谷さんは語ります。しかし、実は一番被害者が多かったのが、フィリピンで、亡くなった日本兵は50万人にも及ぶのです。なぜ、レイテ島を襲ったのかを紐解いた上で、フィリピンの人々に心底憎まれた日本がなぜ、今、友好関係に至るのかを語り下ろしてくださいました。太平洋戦争については、鈴木デスクも数々取材してきています。
『SAKIDORIスポーツ』高橋将市 アナウンサーが今日取り上げたのは、プロ野球 頂上決戦!「日本シリーズ 」の話題でした。文化放送 野球解説者の山崎裕之さんにお電話を繋ぎ、注目ポイントと注目選手について伺うと、「ソフトバンクはグラシアル、デスパイネ、今宮。ジャイアンツは丸、岡本。」とのことで、ずばり、4勝3敗でソフトバンクの勝利を予想!▼古谷さんの「素朴な疑問」コーナー・・・・。
『ニュースパレードアネックス』台風19号による大雨で、市内を流れる越辺川の堤防が決壊した埼玉県川越市。
一時、特別養護老人ホームなどが浸水。200人以上が取り残される事態となりました。
3日経った現在の様子を、取材中の伊藤佳子記者がレポート。▼堤防決壊の場所は道ごとごっそりとなくなっていました。堤防の周りは、2日前よりは、泥も硬くなってきていて、足をとられて進めないほどではなくなっていました。また、町中の道は泥が乾き、ほこりとなって舞うという状態。特別養護老人ホーム「川越キングスガーデン」では、今日から本格的にボランティアの方に入ってもらって、復旧作業が始まったそうです。今日は坂戸団地の商店街から炊き出しも。大変な中で助け合って頑張っています。
本郷赤門前クリニック院長で医学博士 吉田たかよし先生の『SAKIDORIクリニック』被災された方に向けて、「ストレスによる病気の防ぎ方」というお話をしてくださいました。ストレスで増えるホルモンは主に、アドレナリンとコルチゾールの2つ。アドレナリンは筋力を高めるために免疫力を犠牲にし、コルチゾールは脳にエネルギー源のブドウ糖を大量に送る代償に免疫細胞の働きが低下。このせいで風邪をひきやすくなったりするのだそう!【今日の1曲】 スカボローフェア / サイモン&ガーファンクル -
水曜日担当の水谷加奈です。
今日から一美キャスターはお休みです。台風19号による水没や冠水の被害。
今は泥が重くてかき出すのが大変な状況ですが、
今後泥が乾くとチリやホコリが舞って体調にも影響あるようです。
体力維持はもちろん、精神的にもつらい時期。
なんとか踏ん張ってください。何か伝えたいことがあればぜひ番組にお寄せください。
お待ちしています。
sakidori@joqr.net