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ゲスト:車いすラグビー日本代表 若山英史さん②
今日のゲストは先週に続き、車いすラグビー日本代表 若山英史さん。
明日16日から5日間、東京体育館で、車いすラグビーの国際大会「車いすラグビーワールドチャレンジ2019」が行われます。日本、オーストラリア、アメリカなど、世界の強豪8ヵ国が参加する、いわば来年の東京パラリンピック前哨戦!
■「車いすラグビーワールドチャレンジ2019」公式サイトはこちら。
チーム全体が、東京パラリンピックで金メダルを獲るという目標に向かって、各々努力をしているところだそう。若山さん個人としては、「ヘッドコーチから求められているのが、ハードワークなので、試合中しっかり走り切って、磨いているパスワークを見せたい!」とのこと。しっかりディフェンスしきった時、若山さんの"ドヤ顔"が見られるかも!?ポジション的にトライをすることは10本~15本に1本あるかないかと、稀だそうですが、こちらも決まった時にはぜひ皆さん、大歓声を!!
若山さん、2週に渡ってありがとうございました。
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第661回:しつけと体罰
気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』
台風19号の猛烈な雨の影響で氾濫した多摩川。
住宅地などが冠水した東京世田谷区の二子玉川駅周辺を、西村志野記者が取材しました。
水はだいぶ引いていますが、濁っているのがよく分かります。また、冠水した道路は乾いて、車が通るたびに砂ぼこりが舞う状態。
実は、この二子玉川には堤防が作られていない場所があるのです。
堤防を作るための住民説明会を何度も何度も行ってきましたが、「景観を損ないたくない」「家の中をのぞかれるようでいやだ」という、一部の住民の方の反対があり、未だに無堤防のまま。今回、その無堤防の地域は溢水。今日も後片付けに追われる住民の方の姿がありました。
阿武隈川の氾濫で大きな被害を受けた宮城県丸森町の様子を、「いきいき交流センター大内」の小野務さんのお話をまじえて伝えてくれたのは、永野景子デスク。今日現在停電はないものの、断水している場所がある。ただ、井戸水を活用したり、給水もされており、水の心配はないとのこと。氾濫した川の水は引いたが、その後の片付けに追われているそうです。
お話を伺った、東京大学大学院 総合防災情報研究センター 客員教授 松尾一郎さんによると、15号は風台風だったのに対し、19号は雨の降るエリアが非常に広く短時間でたくさんの雨が降った雨台風だったせいで、広域で土砂災害が起きてしまったとのこと。今回、ダムの緊急放流についても取りざたされていますが、住民にとって避難の大きな判断基準にもなることなので、河川氾濫の可能性を考えて、日本でも事業者を含めて考え対応していくことが大事というお話でした。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』船戸結愛ちゃん(当時5歳)が、両親から虐待され死亡したとされる事件。船戸雄大被告の裁判員裁判の判決公判が、15時から開かれ、船戸雄大被告に、懲役13年の判決が下されました。
東京地裁前から、石森則和記者が、事件の概要と今回の判決、裁判長の言葉、雄大被告の様子などをレポート。
お電話を繋いだのは、「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」国内事業部の川上園子部長。親や教育者が「体罰は愛の鞭」という考え方で、しつけをエスカレートさせてしまうケースは多いといいます。
2017年に実施した全国調査では、9割以上が「叩いたり怒鳴ったりしないで子育てをしたい」と答える一方、「積極的に~ほかに手段がなければ」とレベルは違えど、およそ6割が子供への体罰を容認していたそうです。
体罰の頻度と子供の反社会的行動に強い関連性があることや、親子関係の質的低下、メンタルヘルスの悪化、子供の脳の発達に影響があることなどを解説し、「しつけとは、子供が社会で生きていく力を育むためにガイドすることで、暴力は必要ない。子供への体罰をしてはいけないものだという理解を広げるために、社会に向け啓発していくことが重要。また、子供たち自身が子供の権利について学ぶ機会も必要。」だとお話してくださいました。
『SAKIDORIニュースパレード』報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが、『ニュースパレード』でお伝えする主な内容をいち早く紹介。
今日はこの時間、「即位恩赦、55万人規模の見込み」というニュースを取り上げました。
コメンテーター 俳優の石田純一さんの『今日のオピニオン』 テーマは「憲法改正に前のめりの不思議」今月4日、内閣改造後初めての国会となる臨時国会が召集され、安倍総理が所信表明演説を行い、最後に憲法改正について触れたことを受け、改めて、「なぜ安倍総理はこれほどまでに憲法改正に前のめりなのか?」を分析。
「憲法は本来、"権力者"をしばるものだけど、自民党の改正法案では"国民"をしばるものに、巧みにすり替えられている。」と安倍総理が推し進める自民党の憲法改正案の問題点を挙げました。
『SAKIDORIスポーツ』担当は長谷川太アナウンサー!今日は、ラグビーワールドカップで日本代表チームを支える外国籍選手にスポットを当てました。
関西弁を巧みに操るトンプソンルーク選手と、金色の髪にイメチェンし松本人志さんに似ていると話題でもあり中島イシレリ選手の、試合中の姿とはまたひとあじ違った魅力を、インタビュー音声を交えて紹介。
準々決勝の南アフリカ戦は、いよいよ今度の日曜日です。
『ニュースパレードアネックス』台風19号 の深刻な被害を踏まえ、野党が開催延期を求めていた参議院予算委員会が、今日、開かれました。
安倍総理はじめ、全大臣が出席し、黙とうから入った今日の予算委員会。二階幹事長の「まずまず発言」・台東区の自主避難所でのホームレス受け入れ拒否の問題・関電金品受領問題などの主なやりとりを、奥山拓也記者に伝えてもらいました。
【今日の1曲】 約束の橋 / 佐野元春 -
台風19号 東日本の各地に爪痕...
こんばんは、竹田です。
台風19号による被害は次第に明らかになってきましたが、全容は未だ不明のままです。
今日のサキドリでは、多摩川が氾濫した世田谷区の二子玉川と阿武隈川が氾濫した宮城県丸森町の現状をお伝えしました。
東京大学大学院 総合防災情報研究センターの松尾一郎教授に台風19号の被害について解説していただきました。
松尾教授は、「タイムライン」(事前行動計画)の第一人者。
*タイムライン:台風や豪雨に伴う災害の発生から逆算し、自治体や住民の動きをあらかじめ定めておくというもの(松尾さんは、四谷にあるCeMI(環境防災総合政策研究機構)で災害担当記者向けに勉強会をたまに開いてくれたりと
とても災害報道に熱心な方です。(お酒も強い...笑)
「台風19号は雨台風」
→雲が、日本列島をすっぽり覆うくらいの1000kmほどあり、上陸後は時速40キロで進み過ぎ去るまで20時間かかった。
台風15号が風台風であるのに対し、台風19号は広域で短時間豪雨、しかも同時多発であったことが大きな特徴。「ダムの放流情報は地域で共有すべき」
国土交通省は治水機能を持つ6カ所のダムで満杯近くになった水を緊急放流した。国土交通省は決壊を防ぐためやむを得なかったとの見解だが、昨年の西日本豪雨の教訓(西日本豪雨では野村ダムが緊急放流した下流で犠牲者が出てしまった。)として有識者から提言されていた事前の水位調節は、6ダムとも実施していなかった。
事前に放流の時間を地域で共有することが非難の目安になる。
また阿武隈川が氾濫し役所が水没した丸森町のいきいき交流センター大内では、未だ断水が続き、復旧の目処が立っていないとのこと、食品も支給されるかどうか見通しが立っておらず、食料も足りていないとのことです。
今回の台風19号は世界中で報道されているようで、外国メディアからも心配の連絡が来ています。
台風19号で東日本に大きな爪痕を残し、たくさんの方が亡くなり、行方不明の方もいらっしゃいます。
それなのに「今回の台風はまずまず」という言葉が出てしまうとは...情けないし、憤りを隠せません。明日もサキドリでは、台風19号の被害状況をお伝えします!
明日のサブキャスターは水谷加奈アナウンサーです!