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大阪市民の声
「同種の質問が増えてまして、少しご協力頂いて、質問を絞って頂けると助かります」
関西電力の役員や幹部職員らが高額な金品を受け取っていた問題。八木会長、岩根社長が
出席して行われた記者会見は3時間40分余の時間を費やし、ようやく終了しました。
会見後、大阪市民の方々はどのように受け止めているのか、マイクを向けてみました。
まずはこちら。
「腹立ちますよね(笑)。
向こうさんのご都合のいいことだけおっしゃってるみたいに思いました」
この女性は身内が昔、関西電力に勤務していたという。さらに別の女性は、
「まだ、地元と企業の間にそういう体質が残っているのかと思うと
残念に思いましたね」
こちらも実は関西電力に知り合いが多いのだとか。 ほかには、「庶民とは関係なくて」
「お金を送ったから利権が手に入るということ。表に出るか出ないかだけのこと」
「勝手にやっといて、原発で金が動いているのはわかってるし」
「あんま、ニュース見てなくて」
などなど。
怒りを抱いている方が多いのかと思いきや、覚めているのか、あきらめているのか、
「興味がない」という方、そして、「何も言えない」という方も。 そして、なかでも印象的だった"大阪市民の声"は、植え込みに座っていた男性の声でした。
「(断れなかったことに関して)
サラリーマンの人が多いからそれはしゃあないと思ってるんちゃいます?
断わられへんというたら、そやろうなぁって」
4日に召集される臨時国会。
真相究明を巡る与野党の攻防を大阪市民はどうみるのだろう?
新岡 -
第653回:目黒・女児虐待死事件、裁判員裁判3日目
気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』では、2つのニュースを取り上げました。
まずは、日経平均株価の大幅下落について、お話を伺ったのは三菱UFJモルガン・スタンレー証券 のシニアエコノミスト宮崎浩さん。
これは、アメリカ経済の悪化が大きな要因とのこと。10月からの消費税率引き上げの影響は、まだ現時点では株価に反映されてはいないが、今後、消費増税が具体的に経済を悪化させたかどうかが注目となるそう。
アメリカに目を向けると、現在までの景気を悪化させた貿易戦争、 閣僚級の貿易協議からは目が離せないと解説してくださいました。
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つづいて、目黒・女児虐待死事件の裁判員裁判について。保護責任者遺棄致死などの罪に問われている父親の雄大被告の裁判員裁判。 3日目のきょうは、3人の関係者に対する証人尋問が行われていました。
東京地裁前から伊藤佳子記者のレポート。
午後、優里被告が証人として出廷、雄大被告と顔を合わせることがないよう衝立がたてられました。それまで表情を変えなかった雄大被告、優里被告の取り乱す様子にタオルを口に押し当てていたそうです。
どうして雄大被告の言いなりになってしまったのかと問われると「私がばかだからです」と答えた優里被告。この証言を雄大被告は、大きく泣き崩れながら聞いていたといいます。
今日は、優里被告のほか、小児科の医師と児童相談所の職員が出廷し、証言しました。
この裁判について、虐待やDVなど、家族の問題に詳しい 武蔵大学の千田有紀教授は、「理想の子どもであってほしいというのは、親の気持ちではあると思うけれども、親と子どもは別の人間。 結愛ちゃんに暴力をふるうことで、結愛ちゃんを大切にする母親を傷つける。 これは優里被告へのDVの一種と言え、母親を支配するためにやったことでもあるだろう。」と分析。
優里被告の控訴については、精神状態が良くない今、優里被告を見守るという意味でも、弁護士さんは控訴が必要だと判断したのではないかというお話でした。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』では、台風15号による被害で、今も営業停止している千葉県の宿泊施設の現状についてお伝えしました。西村志野記者が、館山市にあるペットと泊まれる宿「わん楽」へ。浅沼美帆さんにお話を伺いました。
房総半島の南端にある「わん楽」は愛犬との時間を思う存分満喫できるお宿です。 愛犬用のアメニティーも充実!
そんな素敵なお宿ですが、台風の影響で瓦がすべて飛んでしまいました。
損害がひどく、今現在も営業できていません。足場をやっと組んで、ブルーシートで屋根を覆い、一時的に雨もりは防げています。雨の被害だけでなく、すぐ前にある砂山の砂もたくさん飛んできて、その被害も大きかったそうです。
▼庭にあるヤシの木が折れたり、窓ガラスが割れています。
▼水浸しになってしまった室内。
▼雨漏りで、天井にはカビが...!
被災した家屋が多すぎて、工務店さんも手が足りない状況のなか、「頑張ってください」「再開したら行きますからね!」という暖かいお客様の声に励まされているという浅沼さん。
「皆さんの楽しそうな笑顔をまた見たい。頑張ります。」とお話してくださいました。
▼壁には、これまで宿泊したワンちゃんのお写真。
こうした中、給水所の場所をスマートフォンで確認できる「給水MAP」が注目を集めています。
この「給水MAP」を作った「Youth Action for Disaster 」の武田彩さんにお話を伺いました。
武田さんは、95年の阪神淡路大震災の年生まれ。災害のことをテレビで見たりしていて、遠方に居ても、なにか手助けしたいなと思ったことがきっかけでこのMAP作りを始めたそうです。熊本地震があった時から、この「給水MAP」は作っているもの。詳しく、マップの色分けについてや、使い方をレクチャーしていただきました。
『SAKIDORIニュースパレード』 報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが、『ニュースパレード』でお伝えする主な内容をいち早く紹介。 今日は「高知市 大雨で水没した車に閉じ込められた女性が無事脱出」のニュースをお伝えしました。車の水没は近年、珍しいことではなくなってきています。同じことを繰り返さないようにする姿勢、大事。 皆さんが必ずしも安全に脱出できるとも限らないので、状況を判断しながら対処しないとなりません。
コメンテーター精神科医で映画監督の和田秀樹さんの『今日のオピニオン』テーマは「お酒はみんなで飲みましょう」明日いよいよ和田さんの監督作品・映画「東京ワイン会ピープル」が公開となります。
お酒を飲むことは楽しいことですが、一方で楽しいことの陰には依存症という問題があるのも事実。
精神科医の和田さん曰く、日常が不快でストレスが多いとついつい酒量が増えてしまったり、寝つきが悪いからとお酒の力に頼ってしまうと際限がなくなるリスクがあると言います。
誰も止めることが出来ない家での一人飲みは極力やめて、なるべくみんなでお酒を飲むこと。会社でイヤなことがあっても話が出来たり、苦手な人とも言いたいことが言い合える仲になれるかも!?
一人で飲みたい時に行ける行きつけのバーを持つこともオススメだそうです。
『SAKIDORIスポーツ』 鈴木純子アナウンサー が今日取り上げたのは、「世界陸上競技選手権大会 DOHA2019」 について。スポットを当てたのは、女子100mハードル・寺田明日香選手。一時ラグビーに転向してから復帰して、日本記録を更新したママさんアスリートです。オリンピックを含む世界大会で、日本人ママ選手が出場するのは、史上2人なんだとか。(1人目は北京五輪と世界選手権に出場した赤羽有紀子さん)
先月行われた日本選手団壮行会で語った意気込み、マル・バツで答える質問コーナーでの明るい寺田選手の声をお聴きいただきました。
▼マイクを持っているのが木村文子選手、向かって右隣が寺田明日香選手です。
寺田選手、ドーハで仲間たちとジェンガしているでしょうか...?
『ニュースパレードアネックス』 7月に行われた参議院選挙の後、初の本格論戦の舞台となる臨時国会が明日召集されます。 国会で取材中の山本カオリ記者のレポートによると、明日の開会式に天皇陛下がいらっしゃるということで、今日の国会はそのお迎えの準備などが行われていたそう。臨時国会、与野党が真正面から対決する法案はといえば、やはり日米貿易協定だろうということ。法案審議以外では、関電の問題は避けては通れないだろうこと、ほかにも新大臣の答弁能力を問う声があることなどを伝えてもらいました。
吉田愛梨レポーターの『SAKIDORI最前線』 今月10日に開催される、映画と音楽が融合したコンサート「ビヨンド・シネマ」をご紹介しました!
【今日の1曲】 強く儚い者たち / Cocco -
被災地応援プレゼント
こんにちは。 永野景子です。
来週のスペシャルウィーク、今回も被災地応援プレゼント企画を実施します。
月曜→佐賀県武雄市の物産セット
火曜→愛媛県宇和島市のブラッドオレンジジュース
水曜→福島県川内村の岩魚のアヒージョ
木曜→岩手県一関市のふかひれラーメン
金曜→新潟県村上市の赤かぶ漬け
私は火曜担当なんですが、こちらは宇和島市にある旭合名会社の
ブラッドオレンジジュースと調味料のセットです。
ブラッドオレンジは、イタリア原産の赤い果肉が特徴の柑橘。
日本国内で産地化しているのは、宇和島市だけなんだそうですよ!
詳しいお話は来週聞いてみましょうね。
なお、台風15号で大きな被害を受けた千葉県などにつきましては、
今はまだそれどころではないでしょうから、かえってご迷惑を
かけてはいけないと考え、次回12月を予定しています。
明日のサブキャスターは、
イタリアの太陽が似合いそうな (← 褒めすぎ?) 西川文野アナです!
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無声映画と室内楽のマリアージュ
「ビヨンド・シネマ」というコンサートが開かれるということで、
企画・プロデュース担当の
藤原プロデュース 藤原邦一さんにお話を伺いました。「ビヨンド・シネマ」映画を超える・・
映画を聴いて、音楽を観る・・・
ということなのですが
一体どういうことなんでしょうか。
フランス八重奏団の方々(第一ヴァイオリンは日本人の長沼由里子さん)が来日し、
無声映画の「笑う男」に
カナダの作曲家 ガブリエル・ティボドー氏が曲を作り、
映画と共に生演奏を合わせるというものなんです。
藤原さんは、長年資生堂に勤められ、フランスに駐在していた頃に
このフランス八重奏団の「笑う男」の演奏を聴き、
感動と共に、日本でもこういう機会を作りたいということで、
今回「ビヨンド・シネマ」を企画されたということです。この「ビヨンド・シネマ」‐無声映画の名作と室内楽のマリアージュ
パウル・レニ監督作品「笑う男」は
江東区文化センターで10月23日(水)18時30分開場 19時開演です。チケットの申し込みやお問い合わせなど、
詳しくは藤原プロデュース
電話・ファックス 043-301-5355
(午前10時から午後9時)まで。