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第627回:スペシャルコメンテーター本田悦朗さんを迎えて
スペシャルウィークも3日目です。今日は水曜コメンテーターの古谷経衡さんに加え、スペシャルコメンテーターに元内閣官房参与の本田悦朗さんをお迎えしてお送りしたSAKIDORI!
『ニュースオフサイド』では、韓国を「ホワイト国」から外す政令、施行を受け、経済への影響やソウルの様子をお伝えしました。
本田さんは「ホワイト国から外す=優遇措置を外すということ、これは日本としては報復措置ではない。韓国から半導体が買えなくてもほかの国から買えるのでそこまで心配はないが、インバウンド面での影響は考えられる。これまで日本は韓国を甘やかしてきた。向こうが必ずなにかしらの条件を付けてくる。これをそのまんま飲むなんてことは出来ない。」と解説。
お電話を繋いだのは、韓国政治がご専門の慶応義塾大学教授 西野純也さん。日増しに反日感情が高まっているかのように感じますが、そのあたり、西野さんは「たしかに反発は大きいと思うが、反日感情は過去とは異なるもの。7月以降の現在の韓国に被害を与えることへの反発だ。最初は日本が全て悪いという意識だったが、「安倍政権の問題」という認識に変わってきているのを感じる。」
韓国では、連日、文大統領の側近、チョ・グク氏とその娘をめぐる不正入学問題が報道されています。また、弘大エリアで日本人女性が韓国人男性から暴行を受けたという事件もありました。チョ・グク氏が教授を務めていたソウル大学・専任研究員の吉方べきさんの見立てとソウルの最近の動き、日韓関係を報じるメディアについてなど、清水克彦デスクに伝えてもらいました。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』イランのザリフ外相が昨日、来日し、河野外務大臣と会談したのに続いて、今日、安倍総理と横浜市で会談しました。
この会談について、竹田有里記者がレポート。安倍総理は「中東地域の緊張緩和と情勢の安定化に向けて日本として粘り強く外交努力を続ける」と強調。ザリフ外相は「中東地域の緊張緩和に向けた日本政府の役割を歓迎する。我々は緊張の高まりを望んでいない」と応じたということです。
スタジオでは、西村志野記者が、G7サミットでも議題となった"イランをめぐる動き"を整理。
現代イスラム研究センターの理事長、宮田律さんによると、今回、ザリフ外相が積極的に外交を行っているのには、国際世論の同情を求める狙いがあるのだとか。また、アメリカのトランプ大統領とイランのロウハニ大統領による首脳会談実現の見通しについては、ハードルが高いとの見方でした。
『SAKIDORIニュースパレード』スペシャルウィーク恒例「被災地応援プレゼント」企画!
今日は、東日本大震災で甚大な被害を受けた、宮城県気仙沼市。「気仙沼おさかな市場」小野寺浩之さんにお話を伺いました。プレゼントは「宮城県気仙沼市のあぶりさんま詰め合わせセット」を3名様に。
コメンテーター 文筆家の古谷経衡さんの『今日のオピニオン』 テーマは「精神障がい者割引の地域格差」北海道新聞8/12号で報じられた、「身体・知的障害者に適用されている割引運賃が、精神障害者だけない」。JR北海道のほか、道内バス会社の3割は「経営難」などを理由に精神障害者を割引対象にしていないのだそうです。
古谷さんご自身も、パニック障害を患い、精神障がい等級3級の精神障害者保健福祉手帳をお持ちとのことで、市営地下鉄が無料で利用できることや、東京~大阪間のバスが半額、タクシー1割引き、さらについ最近国内線も割引がされるようになったという、受けられるサービスについて説明してくださった上で、これらが一律ではなく、地域格差がある現状を問題視。
全国民の7.4%が、「身体障がい者、知的障がい者、精神障がい者」という何らかの障がい者である現状のなか、地域によって、経営苦を理由に身体障碍者の割引はするけれども、精神障がい者は除外。であれば、これを公費に入れてもいいんじゃないかと語り下ろしました。
『SAKIDORIスポーツ』今日の担当は高橋将市アナウンサー!
今日取り上げたのは、ジャイアンツ 5年ぶりのリーグVなるか!?どうなるセリーグ 終盤戦!?
プロ野球解説者で、去年までジャイアンツの投手コーチを務められていた 豊田清さんにお電話を繋ぎ、今後の行方を占っていただきました。
▼尊敬する高橋由伸さんの話題が出たので、駆けてきた西村志野記者。この距離から見ても嬉しそうなのが分かります。
▼『古谷さんの素朴な疑問コーナー』(これが楽しみだという方も多いようですね)では、「さきほどから、"まる"と言っていますけど、"まる"って何ですか?」...選手の名前だとは思わなかったそうな。
『ニュースパレードアネックス』
来年の東京オリパラ開催まで、東京メトロ日比谷線に新しい駅を作ろうという工事が進んでいます。場所は港区虎ノ門、駅の名前は「虎ノ門ヒルズ駅」です。建設現場が今日、報道陣に公開されました。取材したのは、細木美知代記者です。現段階での進捗率は土木工事が8割ほど。設備工事はこれからとのこと。
もともとあった日比谷線の線路を変更したりはせず、その両脇にホームを設置する現場は、壁で新駅と線路が遮断されています。安全を確保しながら急ピッチで作業が進められています。
工事現場を見学していると、すぐ隣から電車が走る音が聞こえたと細木記者。
▼こちらが新たに設置されたホーム。この右側に電車が走ります。
『SAKIDORIクリニック』本郷赤門前クリニック院長で医学博士 吉田たかよし先生が、「夏の終わりに増える神経・皮膚のこわい病気」についてお話してくださいました。
5年前から子どもに水疱瘡のワクチンを打つようになった影響で、帯状疱疹になる人が増えています。放置せずに治療しないと、別の病気になってしまう可能性も!早めに薬を飲むほどいいそうです。
【今日の1曲】 夏の終り / 矢沢永吉