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第622回:どうなる日韓関係
気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』でお伝えしたのは2つ。
まず1つ目。日韓関係が悪化する中、河野外務大臣はきょう、 訪問先の中国で、韓国の康京和外相と今月1日以来となる外相会談に臨みました。輸出管理についても議論が行われる見通しです。
神戸大学大学院の木村幹教授のお話では、今回の外相会談は国際社会に「そこまで仲悪くないんだよ」「ちゃんとこうして会って話もするんだよ」と見せる狙いもあるよう。問題なのは韓国世論で、自分たちの生活に関わる輸出規制ということで、かなり盛り上がってしまっていて、政府もコントロールが難しい状況との見方を示してくださいました。
かわって2つ目。逮捕後に釈放された男が治療中の病院から逃走した事件。 警視庁が指名手配し、顔写真や、病院から逃走する様子が写った防犯カメラの映像を公開しています。ここまでに分かってきたことなどを、文化放送警視庁キャップの新岡瑞佳記者がレポート。
お電話を繋いだのは、元警視庁の刑事 吉川祐二さん。「今回の場合は、釈放されていたため、看守も謬室の外で見ているというくらい。釈放され、病院に入った時点で、一刻も早く逃げようと思っていた可能性がある。 足取りが分かっている中野駅は繁華街なので、防犯カメラも多く設置されていると思われる。カメラの映像の解析を急ぐとともに、知人友人関係らの洗い出しも進められるだろう。」ということでした。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』では、日本郵便 のニュースのほか、7種類の「おもてなしロボット」の実証実験と、自動運転バスの実証実験に注目しました。「日本郵便」です。日本郵便がアフラック生命保険の委託を受けて販売する、がん保険について二重払いや一時的な無保険になるケースが およそ10万4000件あることが、今日分かりました。
ニュースの詳細とこのような事態に陥った背景、現時点で分かっていることを整理してくれた竹田有里記者。
つづいては、運搬や調理、警備などを担うロボットの実証実験について。8/21(水)~23(金)の日程で、港区・竹芝客船ターミナルで開催される「竹芝夏ふぇす TAKESHIBA Seaside Music & Dining」と連携して、7種類のロボットの実証実験を行っています。この会場から西村志野記者に伝えてもらいました。
東京都先端事業推進担当課長 前林一則さんは「東京都も色んな課題を抱えている。高齢化も進み、働き手が少なくなってきた。五輪を控え、東京へは海外からもたくさんの方が来る。そこでおもてなしをどうやっていくのか?人手不足を解消し、地域活性化にロボットの活躍が繋がれば...。」
▼「ビールロボット」は1杯あたり30秒ほどで丁寧に注ぎます。生ビールはきめ細やかな泡を美味しく入れるのが難しいんですよね!▼「たこ焼きロボット」は生地の流し込みから、焼き上げまで。焼きむらもなく、20分で48個焼けるそうです!
最後は、自動運転バスの実証実験について。神奈川県は今日から、小田急電鉄や江ノ島電鉄と連携し、江の島周辺の公道を実際に自動運転で走る実験を行っています。今回で2回目で、今月30日まで行われ、26日からは一般の方も試乗するそうです。
このバスに乗車したのは、細木美知代記者!
▼8人乗りの小型バス。信号情報を取得して走行するほか、交差点などに取り付けられたセンサーで、対向車の有無を確認。高度な技術実験だったそうです。
▼黒岩祐治神奈川県知事も参加。
▼運転手さんも乗車して、緊急時には対応します。
以前、自動運転を取材したときとは大きく進歩していたということで、より細かい安全サポートも実現!
「交差点でも怖いという思いはなく、安全運転に驚いたし、安心が増したと感じた」と細木記者。
小田急電鉄の大橋健次さんは、今後、国の制度面が進むことも必要不可欠だというお話をしてくださいました。
『SAKIDORIニュースパレード』 報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが、『ニュースパレード』でお伝えする主な内容をご紹介。 今日は、所沢・中2同級生殺害14歳少年院送致のニュースを取り上げました。コメンテーター 文筆家の古谷経衡さんの『今日のオピニオン』テーマは「"反日"という言葉の軽さ」
最近、「韓国が"反日"でどーのこーの、ソウルで"反日"デモでどーのこーの」とメディアが騒ぎ立てて、特にテレビを見ていると気が滅入るという古谷さんは、"反日"ではなく"対日強硬"という言葉を使っているそうです。
なぜ"反日"を使いたくないか? 一言でいうと、"反日"というたった2つの文字で表すことができるほど、単純なものではないから。
右派やネット空間だけの専売特許だった"反日"というワードを、テレビでも気軽に使うようになってきたことに「適当に調べて、適当に言ってる。なんて浅はかなんだろうって思う。韓国は"反日本政府"であって、"反日"じゃない。 ソウルに行って聞いてみなよって言いたい。韓国の人たちは日本人と日本政府を分けて考えているにもかかわらず、日本の主要メディアは、韓国政府と韓国人をまとめて考える。 」
韓国は今、対日強硬派が世論の中心にいることは間違いないけれども、"反日"と一括りにするのはおかしいと語りました。
『SAKIDORIスポーツ』 長谷川太アナウンサーが取り上げたのは、ラグビーW杯 日本代表メンバー選考の見通し。そのほか、対戦国情報として、スコットランドについて詳しく解説してもらいました。対スコットランドを考えた時に、日本はキック処理のうまい選手を起用することが、大きなポイントになって来そうだということです。
『古谷さんの素朴な疑問』は「ラグビーのW杯というものが、あるのですか?いつ?どこで?」
スタジオの中も外も、ビックリの様子。
『ニュースパレードアネックス』 今日、石井国交大臣と東京都の小池知事は、東京0メートル地帯を水害から守る荒川沿いの高規格堤防などを視察しました。都立大島小松川公園から、伊藤佳子記者がレポート。視察の様子や、昨日の小池知事と二階幹事長の講演会での蜜月ぶりについても、伝えてもらいました。
『SAKIDORIクリニック』 本郷赤門前クリニック院長で医学博士 吉田たかよし先生がお話してくださるのは「子どもに夏休みの宿題をやらせる脳科学」アメリカで、1時間目の授業前に運動をさせた地域全体で大幅に成績がアップした実例があり、「ネイパービル(イリノイ州)の奇跡」と呼ばれています。 夏休みの宿題を子どもにやらせるにも、何でもいいので先に運動をさせるといいそう。 目安は30分ほど、ダンス(盆踊りは効果薄)や球技など、ある程度、運動量が多く汗をかくものがオススメです。
【今日の1曲】 夏のクラクション / 稲垣潤一
【今日のオフ?ショット】加奈さんが、秒ごとに表情を変えて見せてくれるので、最高です。
ムスッとしたかと思ったら、ニカーッ。
このあとも何度も振り返り、素敵な顔を見させていただきました。加奈さん、ありがとうございます。笑ってしまって手ブレがすごいので勘弁してください(笑)
自撮りも出来るデジカメを使っているのですが、普段はその機能は使用することがありません。今日はその機能を活用して。関根さんと永野さんと真紀さん。後方の小窓には石森さんも!