香港の大規模デモに対する中国の動きと思惑をサキドリした『ニュースオフサイド』
まずは現地から、香港中文大学教員の小出雅生さんに、昨日、小出さんご自身も参加されていたという、ビクトリア公園とその周辺で行われた大規模集会について、詳しくお話していただきました。
中国事情に詳しい産経新聞論説委員の山本秀也さんは「逃亡犯条例を"すぐやめます!"とさえ言えば、済むことだと思うけれど、中国が香港に譲歩してしまうと、台湾やチベットまでもがバラバラになってしまう可能性があるために、政治的な強い信念で制圧にかかっている。また、昨日の170万人のデモ隊に対し、警察3万人は足りないように思えるが、現状、香港の警察力が鎮圧できないことはない。むしろ中国が圧力をかければかけるほど、薄紙1枚の自由を守るために頑張るから、状況を悪化させているのは中国。」と、解説してくださいました。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』
中学生から大学生までが参加して行われた模擬国会を、山本カオリ記者と西村志野記者が取材しました!
衆議院議員第二議員会館1階多目的会議室には、およそ70人の学生さんが集合。なかには青森から夜行バスで来た方もいらっしゃったそうです。
お話を伺ったのは、学生団体 Aile 事務局長の現役高校3年生、佐々木悠翔くん。将来は国会議員志望という佐々木くんは、小泉進次郎さんと山本太郎さんを目標としていると語ってくれました。
「2015年の公職選挙法で18歳まで投票できるようになったが、政治に関心を持てていない若い人が大半。問題意識を感じていた。学校の教育もそうだし、政治家に実際に会ってみる。そういうことが大事なのではと考え、模擬国会を。」と動いたのがきっかけだそうです。
今回が2回目となる模擬国会ですが、前回を踏まえて、議題は賛否が分かれやすく、結果が決めやすいことを前提に「これから20年における日本の原発政策の是非」と決めたと言います。
この模擬国会には、政党要件を満たした9党のうち、自民党だけが欠席、ほか8党の議員が参加しました。学生さんたちにとって、国会議員を身近に感じられる良い機会になったようでした。
『SAKIDORIニュースパレード』
報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが、『ニュースパレード』でお伝えする主な内容を紹介。
今日は、あおり運転殴打事件の宮崎文夫容疑者が「車をぶつけられたので殴った」と供述のニュースをお伝えしました。
私たちも他人事ではなく、このようなトラブルに巻き込まれそうになったら、絶対にドアや窓を開けないようにしましょう。
コメンテーター 金子恵美さんの『今日のオピニオン』
あおり運転殴打事件やパトカーにはねられ4歳男児重体というニュースを受け、「交通ルールのモラル」について語り下ろし!
道路交通法38条で、≪車両等は、横断歩道に接近する場合には、直前で停止することができるような速度で進行しなければならない。歩行者があるときは、横断歩道の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。 ≫と定められているにもかかわらず、横断歩道で一時停止をしていない人は9割にも及ぶそうです。
「法律が整備されていないのがいけないと指摘する方もいるが、ルール遵守をしていない人が多すぎ!モラルの問題。
あおり運転の法令が必要なのではないかという話にもなっているけれども、今回のような悪質なもの以外で、小さなこともきちんと罰すべきではないか?例えば、車間距離の不保持。これも近年倍増していて、罰則が軽すぎると感じる。量刑の見直しも必要では?」と語りました。
『SAKIDORIスポーツ』担当は砂山圭大郎アナウンサー。
今日は世界選手権が行われいる「スポーツクライミング」の話題をお届け!
野口啓代選手が2位、森秋彩選手が5位、伊藤ふたば選手が6位、野中生萌選手が8位で決勝へと駒を進め、8人による決勝で、7位以内に入った選手のうち最上位の1人が2020年東京オリンピック代表に決まるということです。
▼「リードの壁」すごい角度をのぼっています...!
▼「スピードの壁」だけは、毎回、課題が同じ。
▼「ボルダリングの壁」素人目には、どうしたらいいのかサッパリです...!
▼決勝が始まる前には、プロジェクションマッピングが!盛り上がります!
『ニュースパレードアネックス』
反社会勢力のパーティーなどに参加し、謹慎処分となっていた吉本興業のお笑い芸人11人の処分が今日解除され、新宿の劇場では、八十島宏行さんと常道裕史さんのコンビ「2700」が舞台に復帰。他にもくまだまさしさん、スリムクラブの二人も復帰し、舞台に立っています。
「2700」の舞台を取材した田中正史記者によると、冒頭で深く謝罪。そして、今回の騒動を盛り込んだネタも披露し、非常にウケていたそうです。
見に来ていたファンの方々は温かく好意的に迎えられましたが、一般の方からの信頼を再び勝ち取るために、今後の会社側の対応にも注目が集まります。
放送作家でコラムニスト 山田美保子さんの『芸能アラカルト』で語っていただいたのは、2つ。
『ニュースパレードアネックス』でも取り上げた吉本興業のお笑い芸人11人の謹慎処分解除の話題、そして、女優・佐藤仁美さんが5歳年下の俳優・細貝圭さんと交際、10月の誕生日にも結婚予定か!?という話題です。
なかなか結婚できないキャラだった佐藤仁美さんのおめでたいニュースですが、美保子さんのお話では、細貝さん側の事務所的に「すぐに結婚」とはいかなそうだとのことでした。
【今日の1曲】 DONUT SONG / 山下達郎
【本日のおまけオフショット】
金子恵美さんから差し入れのおせいんべい。軽い食感で味はしっかり!
(食べやすいようにと、パーティー開けにしましたがこうして見るとすごく雑だったなぁ...)
みんなで美味しくいただきました♡