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ゲスト:スポーツライター 斎藤寿子さん
今日は、スポーツライターの斎藤寿子さんに「パラカヌー」のお話をしていただきました。
東京パラリンピックの正式競技でもある「カヌー」。 「カヤック」よりも安全性が高いこともポイント。
来週からハンガリーで「カヌー」の世界選手権が行われます。
21日(水)から始まるこの大会を、斎藤さんも取材に行くとのこと。今回の世界選手権は、6位以内に入ると来年の東京パラリンピック出場の枠取りが出来るということで、かなり重要な大会なのです。
斎藤さん注目は、瀬立モニカ選手。筑波大学在学中の21歳。江東区カヌー協会所属。高校1年の時、 体育の授業でケガをして車いす生活になった瀬立モニカ選手ですが、もともと中学の時にカヌー部に所属していました。
体幹が使えない瀬立選手にとって、「パラカヌー」はバランスを腕や肩でしか取れないため、命の危険とも隣り合わせ。それでも「風を切る感覚、水上の気持ちよさを感じられることは大きいのだと思う。」と斎藤さん。
また、「カヌー」の世界選手権というのは、オリパラ両方が同じ時期に同じ会場で入り混じって行われるそうで、「インクルーシブ社会化がカヌーは進んでいる。そのあたりも取材したい。」とおっしゃっていました。次回の斎藤さんのレポートも楽しみです!