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第617回:福島香織さんをお迎えして
気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』
デモが激化する香港の情勢について、中国・香港・台湾の情勢に詳しいジャーナリストの福島香織さんをスタジオにお迎えし、解説していただきました。
一連の香港のデモ、8月に入ってから警官によって失明する人が出るなど、かなり双方の苛立ちを感じると福島さんは言います。「基本的に、デモに参加している人々は空港の業務を滞らせることをやっているわけではない。離発着をわざわざキャンセルしているのは、お前らのせいで混乱が起こっているんだぞという、中国側や香港側の思惑が見える。あまり暴力が激化しているとは言いたくないけれど、衝突自体は激化している。」ということでした。
昨日に引き続き、現在の香港の様子を伺ったのは香港中文大学の教員の小出雅生さん。昨日は、放送の後、香港国際空港にたくさんの人が集まってきて大変だったそうですが、今日は落ち着いているとのこと。ちょうどビラを配ってデモ活動を行っている学生さんを見つけたということで、学生さんにもお話をしていただきました。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』は2つのニュースをお伝えしました。まず1つ目。「アメリカの対中関税・第4弾の一部延期」から見る米中貿易摩擦の収束は?
福島さんは「2つの価値観の衝突であり、収束はしない。かつての冷戦構造と同じように、ルールや価値観が分かれていくということだろう。」
古谷さんも「20世紀、世界の覇権を握っていたアメリカ。そこに中国がアメリカを経済で抜きそうな射程圏内に入ってきたことで、100年以上続いてきたヘゲモニーが揺るがされるという根底があるから終わらない。」という見方を示してくださいました。
かわって、2つ目は西日本に接近している、大型の台風10号について。
東京大学大学院 客員教授で、NPO法人「CeMI環境・防災研究所」の副所長の松尾一郎さんによると、「雨の量自体は、昨年の西日本豪雨よりも短い期間で大量の雨が降る。被災した状態の西日本が大雨と風を受けることになるので、災害の起きる前以上に対策は必要!交通機関が止まる前に避難疎開も視野に入れて!」とのこと。
関東地方への影響は大きくはないと思われますが、まったくゼロではないそうです。なかでも1番重要なのは「高波」。 夏休み期間中ですが、海に行かないこと!きちんと情報を把握しながら、危険なところには行かないなど、行動をしていかなければなりません。
さらに石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』内でも、台風10号の交通機関への影響をお伝えしました。東京駅で取材中の細木美知代記者に繋いで、台風を見越して予定を変えた皆さんのインタビュー音声をお聞きいただきました。▼鉄道関係の終日運休情や阿波踊りなどのイベントの中止をまとめてくれた西村志野記者&帰ってきた細木美知代記者、奥には水谷加奈アナウンサー(^^)
『ジャパネットたかた ラジオショッピング』では、ジャパネットたかたの林佑美さんがスタジオ生出演!ご紹介したのは、日立の圧力スチームIH炊飯器「ふっくら御膳」でした。
この炊飯器で炊いた、美味しいご飯の試食もさせていただきましたよ♪
コメンテーター 文筆家の古谷経衡さんの『今日のオピニオン』 テーマは「笑止!NHKスクランブル化」タレントのマツコ・デラックスさんが「NHKから国民を守る党」の印象を少々批判的に発言したことで、立花孝志代表が猛烈な抗議行動を行ったというニュースを受けて、「国会議員が、タレントとはいえ、いち私人に対してこのようなことをするなんて、言論の弾圧じゃないか。よくよく考えて、NHKスクランブル化とマツコさんは無関係でしょう。自分を攻撃する者の言論を弾圧する、 めちゃくちゃなことをやってる。」と指摘。
さらに、「NHKのスクランブル化」 については、今から13年前、小泉内閣の時代にすでに議論され、結論、放送法の理念に照らし合わせて、見合わないということになったという過去も解説。
「NHKというのは、どんな山岳部や離島にいても映るもの。 あまねくすべての国民のために、アンテナの送受信機を利益が出なくても設置してきた。そういうインフラのことも考えないと。緊急速報や地震速報はどんな人にとっても命のために必要。公共放送だし、公共料金だけど、極めて「税金」に近いもの。NHKの受信機を持った時点で払わないのは大間違い!」だと語りました。
『SAKIDORIスポーツ』 槙嶋範彦アナウンサーが、「男子バスケットボール日本代表」の話題を取り上げました。来月のワールドカップに向けて、親善試合を行っている日本代表ですが、アメリカNBAからドラフト1巡目で指名された八村塁選手がチームに合流したことも話題となっています。
お話を伺ったのは、元バスケットボール選手で、中京大学准教授・松藤貴秋さん。
過去に、自分よりも数日先にミニバスを始めた同級生が「先輩と呼べ!」というもんだから、とてもイヤだった記憶があるという古谷さん。「今の日本のバスケットボール界は大丈夫なのか?」という疑問に、松藤さんは「日本代表を取材して、すごく良い雰囲気。大丈夫。」と丁寧に回答してくださいました。
『ニュースパレードアネックス』 今日は「傘」の話題です。 小田急電鉄などは今日から、傘をみんなで共有するシェアリングサービス「アイカサ」の使用運転を始めました。 どんなサービスなのか、取材したのは石森則和記者。▼この青い傘も「アイカサ」で借りた傘なんです。出先でビニール傘を買うよりも、傘は借りる時代に!?
利用者はLINEの「アイカサ」専用アカウントを使って、傘シェアスポットを選んだりレンタル・返却したり出来ます。
▼傘にはQRコード。スマホを使って、傘のロックナンバーを確認して、ダイヤル式のカギを解除する・・・そんな仕組みです。
利用料は1日(24時間)70円(1カ月の上限は420円)。晴雨兼用なので、ゲリラ豪雨などの急な雨のほか、ジリジリとした強い日差しを除けるのにも重宝しますね!
『SAKIDORIクリニック』 本郷赤門前クリニック院長で医学博士 吉田たかよし先生がしてくださったのは、「お盆休み明けに急増する、夏バテから胃腸と脳を守る健康法」というお話。冷たい飲み物を一気飲み、やってしまいがちですが、夏バテにとってこれが禁物!オススメは、冷たい飲み物を噛んで飲むこと。
また、食事の1時間~30分前にコップ1杯の水を飲んでおけば、食事の時に胃液となって消化能力がアップするそうです。