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第567回:
『ニュースオフサイド』、2つのニュースを取り上げました。
まずは「川崎市殺傷事件、カリタス小学校が再開」。
カリタス小学校前から、石森則和記者がレポート。
私服での登校も可としていましたが、制服で登校した子供たちが多かったことに、学校関係者は「学校を愛してくれているんだな」と驚いていたといいます。マイカーでのお子さんの送り、業務委託した川崎市営バスで小学校前は一時渋滞となりました。
かわって、「自民党・甘利選挙対策委員長が講演。衆議院解散はあるか?」通常国会の会期末までちょうど3週間。 そうした中で注目されるのが、衆議院の解散があるのか、ないのか?です。
甘利選対委員長の講演を取材した西村志野記者。今日の講演は1時間半に及び、「参議院選挙で何が問われるのか」が主なテーマだったとのこと。
「ダブル選挙は、99%ないだろうという感触」「消費税増税、99%延期なしと思います。」と言い切ったという甘利選対委員長でした。
では、インサイドライン 歳川隆雄編集長はどう見ているでしょうか?
「私の見立て、解散の可能性は70%と変わらず。著しく大きな外交の成果をあげるなどの解散の大義が現時点ではありえない。となると、消費税増税。私は、増税再々延期も70%に近いくらいあると見ている。」とし、8月4日の衆参ダブル選挙の可能性が高いと解説。
一方で、古谷さんは「これまでダブル選挙は中選挙区制でしか行ったことがない。戦力も分散されるし、参議院一本に絞るのでは?」と逆の意見でした。
『きょうのナマチュウ』も2つのニュースを取り上げました。まず「ピエール瀧 被告の初公判」から。検察側は懲役1年6か月を求刑し、即日結審しました。
この初公判を取材した竹田有里記者に、裁判の様子や内容を伝えてもらいました。
今日の傍聴はなんと倍率60倍!それだけたくさんの方々が注目していたということがうかがえます。
瀧被告は、黒いスーツに黒いネクタイ、髪も短くし、スッキリした印象に。薬物依存症治療の医師からは「軽症」だと診断されたそうです。
判決は今月18日に言い渡されます。
つづいて、「男性の育児休業取得の義務化」を目指す動きについて。今日は、議員連盟の発起人のお一人、自民党の和田義明衆議院議員の事務所に、細木美知代記者が行っていました。
▼事務所には、たくさんの写真。和田議員の5歳になる娘さんの写真や絵も飾られていました。男性育休取得率は、6.16%という現状。女性に比べ、圧倒的に低くなっています。
和田議員は「政府としてもかなり早くから制度を進めてきたし、予算も投入しているにもかかわらず、男性育休取得率は6%少々と、全くもって進捗遅れ。ギアを1段も2段もあげていかないと!私自身は育休をとっていなかった。その反省と、週末だけでも育児をしてみて楽しかったという素晴らしい体験、この2つも大きい。」ということです。
また、母親の産後うつでの自殺が非常に多いことなども挙げ、今後どのような形で実現していくのか、詳しくお話していただきました。
『SAKIDORIニュースパレード』 報道スポーツセンターから石川真紀キャスターがお伝えしています。今日は、静岡県の港に寄港した小型船から覚せい剤約1トンが見つかり、中国籍の男7人を逮捕というニュースをピックアップ。
コメンテーター文筆家の古谷経衡さんの『今日のオピニオン』テーマは「天安門事件から30年」世界史的な大事件から、昨日でちょうど30年でした。
古谷さんの大学の1年先輩でいらっしゃる安田峰敏さんのご本『八九六四 「天安門事件」は再び起きるか』、天安門事件に参加した人の「今」を直接聞き取りに行った読み応えのあるルポだそうです。
「反中の方も天安門事件についてはけっこう知らない方が多いし、僕自身も知らないことがあって、この本を読んで色々考えた。」と古谷さん。
今や世界第二位の経済大国となった中国。一方で、人権問題はどうなのか?
「我々日本人はファシズムの敗北を経験しているから、民主化と経済発展はイコールだと考えていた。民主的な中国になっていくと信じていた。でも結局、30年経ってみて、独裁体制と経済発展は共生しうる。 中国は21世紀最大の実験国家だと思う。これから中国はどうなっていくのか、考える結節点がまさに昨日だった。」と語り下ろしました。
『SAKIDORIスポーツ』 寺島啓太アナウンサーが、2日(日)に新宿中央公園で行われたストリートサッカーの大会「レッドブル・ネイマール・ジュニア・ファイブ ジャパンファイナル」を取り上げました。男子で優勝したのは、東京予選から勝ち上がった社会人チーム「FC Capachild」。女子で優勝したのは、武蔵丘短大サッカー部のメンバー「cienciaボスベイビー」。世界大会は7月13日、ブラジルで開催されます。 優勝すれば、ネイマール擁するスペシャルチームと対戦することに!
▼もしかして...とは思いましたが、ネイマール選手を知らなかった古谷さん。
『ニュースパレードアネックス』 今日、小売業や飲食業をサポートし、軽減税率に対応したレジやキャッシュレス端末の導入を支援するイベントが、有楽町の東京国際フォーラムで開かれました。お店側の準備は進んでいるのでしょうか?
取材した伊藤佳子記者によると、海外からのお客さんや若い人はキャッシュレスを望むだろうと、「アナログなんだけど...」「FAXですら最初は不安だったのに、お金のこととなると、やっぱり不安」と言いながらも、ニーズに応えるために見に来られていた方も多かったといいます。
補助事業があるので端末などの導入も、補助対象であればとてもお得に出来るようになっているそう。
▼使い方が分かりやすかったというシャープのレジ。たしかに8%だ、10%だと閉店後に帳簿を付けるのは大変ですよね。
▼キャッシュレス「コイニ―」今なら実質0円で始められるとか。
『SAKIDORIクリニック』 本郷赤門前クリニック院長で医学博士 吉田たかよし先生が教えてくださったのは「引きこもりから脱却できる、睡眠・食事・運動のメンタル医学」。
本人や家族で解決できることもあるという引きこもり。 まずは睡眠のリズムを整える意味でも、早く寝ること。 バランスの良い食事(特に魚が良い)と、食事時間を規則正しく固定すること。 そして、外を散歩するなどの運動。外に出るのは人の目があって嫌だという方は、家でエアロビクスやヒップホップ、ラジオ体操をしましょう。
【今日の1曲】 リリック / TOKIO -
男性の育休「義務化」を
こんにちは!細木美知代です。
日本の男性の育休取得率『6.16%』(2018年度)
低いですよね。
「とてもじゃないけど育休なんて取れる環境じゃない!」
「会社が許してくれない!」
「仕事が回らなくなる!」などなど
色々な声が聞こえてきそうですが...
政府は2020年までに取得率を『13%』に伸ばそうと目標を掲げています。
あと1年ほどで倍に伸ばすなんて、果たして出来るんでしょうか。
この現状をなんとかしよう!と
自民党の有志議員が動き出しました。
男性の育休を"義務化"しようという議員連盟がきょう発足したんです。
発起人の一人
自民党の和田義明衆議院議員に番組でお話を伺いました。
議連としての目標は3つ
①人口減少に歯止めをかける
②男性育児の参画を考え直す
③企業文化の変革
例えば、企業文化の変革では
「男性社員からの申請がなくても、企業側から育休を与える」という
仕組み作りなどを目指します。
ポイントは"企業側に対する変革"だと
和田議員は強調していました。
個人的には、企業の変革として
「男性の時短勤務」という選択肢もあると聞き
思わず心の中で強く実現を願ってしまいました。
パパが保育園のお迎えに行ってくれたら、正直助かるなぁ。
中継後には、
男性社員が育休を取得することによって
企業側が受け取れる助成金の額など
興味深いお話もたくさん聞かせて頂きました。
今後、どうなっていくのかしっかりと注目していきたいと思います。