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第533回:宮台真司さんをお迎えして
スペシャルウィーク3日目。今日スペシャルコメンテーターにお迎えしたのは、社会学者の宮台真司さん。
今動いているニュースを、さまざまな角度から詳しくお伝えする『ニュースオフサイド』では、宮台さん、古谷さんという論客お二人に、安倍外交の問題点をバッサリ斬っていただきました!
日米貿易協定交渉について、GATT事務局での勤務経験もある関西国際大学国際コミュニケーション学部学部長の渡邊頼純さんは、「アメリカの方が焦っている。日本は交渉においては強い立場にある。」との見方。
茂木敏光大臣の人となりについては、清水克彦デスクが解説。色々な経験を積んでおり、語学も堪能とネゴシエイターとしては評価が高いそうなのですが...。
▼西村志野記者は、宮台さんが先日までご出演されていた某局のお膝元・赤坂で「安倍政権にもっとも頑張ってもらいたい外交項目」をインタビュー!ロシア、中国との関係、北朝鮮の拉致問題や冷え込む日韓関係をあげる方が多かったようですね。
これを聞いて宮台さんは「もう手遅れだね、手詰まり!言葉の自動置き換え的な、まさに一辺倒な対応によって日本は選択肢を失った。すべての当事者から足元を見られちゃってる。外交のイニシアチブを取ることは出来ない。」
16時台『きょうのナマチュウ』では、政府が検討を始めた就職氷河期の若者への支援策、安倍政権の内政の課題を考えました。コーナーが始まって早々、この支援策にお二人とも口をそろえて「何で今更...」「選挙を控えての今更ながらの人気取り」と呆れ顔。
人事コンサルティング会社「Joe's Labo」の代表 城繁幸さんには、就職氷河期世代が生まれた背景や、なぜ不利なポジションに固定されてしまうのかを解説していただきました。「10年前に比べれば今は人手不足ですし、後押しをするということでは期待できるだろう」という評価でしたが...古谷さんは「そもそも安倍政権はデフレ脱却宣言で出てきたのに、未だに達成するどころか増税とか言ってる。"外交の安倍"って聞いたことなかったですよ、僕。最初に言ったことがうまくいかないから、あっちがダメならこっち、みたいな。ガダルカナルみたい。」
▼有楽町で街の方々の声を取材してくれたのは細木美知代記者。「景気回復の実感なし」「子育て環境の整備を!」「労働力不足」など、こうして聞いてみるだけでも課題は山積みです。
『SAKIDORIニュースパレード』 被災地応援企画 第3弾!今日は、平成27年9月 関東・東北豪雨により、甚大な被害を受けた茨城県常総市から、明治30年創業の老舗酒蔵 野村醸造 野村一夫社長にお話を伺いました。 プレゼントは「グラン純米吟醸」を3名様に。
『今日のオピニオン』 コメンテーター文筆家の古谷経衡さんが語り下ろすテーマは『この国の勝者は誰か』古谷さんは5日ほど前に、自由国民社より「日本型リア充の研究」というご本を出されました。この本の内容をすこーしだけご紹介。ずっと残ってくださっていた宮台さんが隣にいることで、妙にドキドキしていた古谷さんですが、最終的にリア充への思いをぶつけたお二人。面白いコンビでした。
このあと17時前のメール紹介にもお付き合いいただきましたので、聞き逃してしまった方はぜひradikoのタイムフリーで!
『SAKIDORIスポーツ』 槙嶋範彦アナウンサーが取り上げたのは、先日、2020年東京オリンピックへの開催国枠での出場が決定した「男子バスケットボール」の話題。 元バスケットボール選手で中京大学スポーツ科学部准教授 松藤貴秋さんにお電話を繋ぎました。
『ニュースパレードアネックス』 東日本大震災から今年で8年。 福島第一原発事故を描いた映画「Fukushima 50」のクランクアップ記者会見が今日開かれました。当時の原発作業員ら、90人以上の関係者を取材したノンフィクションを映画化したこちらの作品。日本映画としては異例の、日本語と英語の会見になったということです。▼取材したのは竹田有里記者。
▼今日の会見には主演の佐藤浩市さん、共演の渡辺謙さんらも登壇!
『SAKIDORIクリニック』 本郷赤門前クリニック院長で医学博士 吉田たかよし先生が「食道がん」について詳しくお話してくれました。食道がん予防・舌がん予防として、たばこやお酒を控えること。熱い飲み物も注意です。野菜や果物を積極的に摂取することでリスクが減るとのことでした。
【今日の1曲】 ルパン三世のテーマ・その2 / チャーリー・コーセイ