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大阪府知事選と"営業時間の見直し"東大阪市のセブンイレブン
こんばんは、竹田です。
だいぶ春本番の暖かさとなってきましたね。
国立劇場や千鳥ヶ淵では、桜が3分咲きではありますが、とても綺麗です。
さて、先週は、大阪出張でした。
大阪府知事選についてと、セブンイレブンのフランチャイズ店の営業時間見直しについて取材をしてきました。
セブンについては、この問題の発端となった東大阪市にある店舗のオーナーさんに直接お話を伺ってきました。
南上小阪店のオーナーの松本実敏さん。
お仕事終わりでお疲れなのに、快く取材を受け入れてくださいました。
深夜はそんなにお客さんも入ることがなく、1時間で缶コーヒー1本しか売れない日もあり、
人件費の方が高くつこともあったそうです。
それに加えて、人手不足もあることから、オーナー自らが深夜も店にたつなどして、出費を抑えていたと言います。
24時間ずっと開いていた時は、睡眠時間が毎日3時間ほどしかなく、病気にもなっていたという松本さん。
松本さんによると、FCとして開店する際にセブン側と交わしたもの中に、"本契約書"と"付属契約書"という2種類があり、契約書には「24時間営業は絶対」という記載はなく、付属契約書に「時代を鑑みて24時間営業もしてください」という旨の文言があったのだそう。
松本さんは「今の働き方改革や社会のニーズに合わせて、営業時間を選択させてほしい。命よりも大切な契約書なんてあらへん!」と訴えていました。24時間を辞めて、午前6時~翌日午前1時までの19時間営業を始めたことで、売り上げは減ったものの
体調を取り戻せたと話します。
深夜の仕事は、本の仕入れやおでんの仕込みといったもので、その分減収はしましたが、利益は上がったのだそう。松本さんは「減収によってセブンに対して支払うお金が減り、またセブン本社から"廃棄を多く出すように!!"と今まで要請されてきたが、フードロスの観点からも仕入れを多めにせず、今まで抑制されてきた賞味期限間近の商品のセールを行うことで、利益が上がった。」と話します。
名前・顔を出して「24時間をやめます」と宣言してから、全国のFCオーナーの方から応援の連絡が来たり、一方で、
匿名で非難の電話も殺到していると言います。「全国のFCオーナーは疲弊している。今回実証実験を行ったけれど、直営店でやっても意味がない。どういう項目で実験をするのかもわかっていない。形ばかりでは意味がない。営業時間の見直しや働き方の見直しなどが解決されるまで、
辛くても今の店は開き続けます!!!」と松本さん。松本さんは、「同じような悩みをかかえているオーナーさんがいれば、
いつでも連絡をください」と話します。
セブンイレブン東大阪南小阪店
06-6720-7411
ちなみにこの南小阪店では、独自商品として、日本茶を販売!
無農薬で味深いお茶でした。松本さんオススメのセブンオリジナルの濃厚ソフトクリームも購入!
これまたミルクの味がしっかりして美味しい...明日は、ソフトクリームよりも抹茶アイスクリームが好きそうな永野景子サブキャスターの水曜日ですよ^ ^
お楽しみに〜