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第508回:ピエール瀧 容疑者逮捕の波紋
気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』 EUからの離脱問題で混迷深まるイギリスについて。
ロンドンBBCに勤務するジャーナリストの清水健さんにお電話を繋ぎました。メイ首相とEUのユンケル委員長、修正案がまとまったのにもかかわらず否決となったのは、北アイルランドとアイルランドの国境を目に見えるものにするのか、どのような形で国境を定めるのかで、もめているからだといいます。
細木美知代記者は、ヤマ場を迎えるイギリス議会のポイントを整理。「合意なき離脱の是非を問う採決」が否決となれば、「EU離脱延期の採決」へとうつることに。清水さんは「この時点でまだ、合意なき離脱なのか離脱延期なのか何も決まっていないのはひどい状況。さすがに合意なき離脱はないだろうけれども、2年かけて決まらなかったことが、数ヶ月引き伸ばしたところで・・・」と先行きの不透明さを案じていました。
『きょうのナマチュウ』 ピエール瀧 容疑者、コカイン使用の疑いで逮捕について、警視庁湾岸警察署からの中継を交えてお伝えしました。ピエール瀧容疑者が勾留されている湾岸所前から、西村志野記者がレポート。20名ほどの報道陣が集まっていますが、大きな動きはなく今は静かで落ち着いた状況だということでした。明日にも身柄を検察に送られる見込みです。
逮捕の経緯、ここまでに分かっていること、「マトリ」と呼ばれる麻薬取締部について、コカインの特徴などを、文化放送・警視庁キャップの新岡瑞佳記者に説明してもらいました。
お電話を繋いだのは、芸能レポーターの井上公造さん。音楽活動はもちろん、役者としても数多くの作品で結果を残してきた才能豊かな人物で、薬物に関する噂などまったく聞いたことがなかったといいます。ピエール瀧容疑者のようなバイプレイヤーは、同時期に複数作品に出演することが当たり前なので、損害賠償ははかりしれないものになりそうです。自分が買った売人がいつの間にか逮捕され、売った先を捜査されて見つかるケースがあることや、日本には薬物使用の人の駆け込み寺的な場がないことなどを語ってくださいました。
『SAKIDORIニュースパレード』 石川真紀キャスターが取り上げたのは、JR常磐線の一部区間で駆け込み乗車防止のため、発車音の聞こえる範囲を狭めるというニュース。 16日の始発からスタートするとのことです。「自分がコントロールできないことはあきらめる。電車が行ってしまうのは止められないんだから。最初からそう思って受け入れることが大事!」と茂木さんのアドバイス!
『今日のオピニオン』コメンテーター 脳科学者の茂木健一郎さんが語り下ろしたテーマは「作品に罪はあるのか」ピエール瀧容疑者逮捕の事件を受け、茂木さんは薬物使用は本人も依存症という病気みたいなもので苦しんでいて、ある意味被害者なんじゃないかといいます。
アメリカのケビン・スペイシーの例をあげ、欧米は出演者が犯罪を犯した場合、犯罪の個々の事例で細かく見て作品を公開するのかを判断している、作品を大事にしているからだと茂木さん。犯罪を犯した人が出ている作品自体を公開中止に追い込むことが社会全体でいいことなのか?作品を本当に楽しみにしている人もいるのだから、「所属事務所が今回出演している作品のギャラは薬物乱用の防止などのチャリティーに全額寄付する、というのはどうだろう?」と提案しました。
『SAKIDORIスポーツ』 土井悠平アナウンサーが「eJリーグ ウイニングイレブン2019 」の話題をお伝えしました。「ウイニングイレブン2019」は世界累計1億5000万ダウンロードされているスマホなどのモバイルゲームです。
このゲームを使用したクラブ対抗戦。詳しい仕組みやスケジュールなどを説明してくれた土井アナですが、茂木さんの「ボク、4チャイでちゅ」の一言に笑顔。
『ニュースパレードアネックス』 自民党 の二階幹事長 が昨日、記者会見で「安倍総裁の4選もあり得る」と述べた問題。御年80歳の二階幹事長のこのところの突出した発言の思惑を「安倍総理には恩を売りたい、でもその周りは牽制するような発言の数々から、自分はまだこのポストを外れたくないということ。」と、清水克彦デスクが解説してくれました。
『SAKIDORIクリニック』 本郷赤門前クリニック院長で医学博士 吉田たかよし先生が、ゲーム依存症の危険性を語ってくださいました。落ちても受かっても入試が終わった直後が一番、ゲーム依存になりやすいのだとか。
受験が終わった子供たちにオススメは、平面的なスポーツ!ボルダリングやカーリング、ディズニーリゾートへ出かけてパーク内を歩き回るのも良いそうですよ!
【今日の1曲】 そよ風の誘惑(Have You Never Been Mellow) / オリビア・ニュートン・ジョン