記事
-
第502回:「没イチ」を考える
気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』は、小池都知事再選支持の二階発言で広がる波紋について。
墨田区選出 自民党 東京都議会議員の川松真一朗さんは、昨日、筑地跡再開発で自民党とかなり激しいやりとりがあった後だったこともあり、この件について驚いたといいます。
「二階さんは小池都知事のことを実績があると言っているが、予算をめぐってのゴタゴタも含めて、マイナスの実績も相当ある。二階さんの真意をしっかりと読み取って、我々が伝えるべきことはしっかりと伝える。」ということでした。
つづいてお電話を繋いだのは、政治ジャーナリストの安積明子さん。昨日は小池さんの方から、二階さんへアポがあったらしく、「都議会での苦境をうまくかわすために、こう発言してほしいとお願いしたのでは?」とのこと。二階さんはとても柔軟性のある人で、「選挙は票がとれる方」という考え方。「いい意味でも悪い意味でも知名度がある小池さんを支持という見方もできるが、まだ都知事選まで1年以上あるので、自民党としては小池さん以上に勝てる候補を!と急かしているのだろう。今回の発言も「叱咤激励」とうまくやるのではないか。」とお話してくださいました。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』テーマは「バツイチならぬ、没イチが生きる道」「没イチ」、配偶者と死に別れて一人になった人のこと。
今日は、没イチの人たちがどう立ち直り、新たな生活をスタートさせていけばいいのかを、「没イチ~パートナーを亡くしてからの生き方(新潮社)」の著者、シニア生活文化研究所の小谷みどりさんをお迎えし考えました。
2011年に突然夫に先立たれた小谷さん。専業主婦ではなかったので、生活自体が急激に変わるということはなかったそうですが、没イチになって様々な経験をされたそうです。
配偶者との死別は、ほぼ一人暮らしのスタートを意味することであり、一人でどう生きていくかという大問題があります。
小谷さんは現在、立教セカンドステージ大学の講義を担当されているのですが、そこから、配偶者を亡くした同じ境遇の人たちが気兼ねなく話をする場として「没イチ会」が誕生。「亡くなった配偶者の分も、2倍人生を楽しむ!配偶者の分も人生を謳歌する!」というテーマのもと集う前向きな飲み会、それが「没イチ会」だと語ってくださいました。西村志野記者は、「没イチになったときのこと考えてますか?」と、街の方々に銀座でインタビュー。
お互いにまだ元気ということで具体的に考えている人は少なく、没イチという言葉にもあまり馴染みはないようでした。今日伺ってみて、男性に比べ、女性の方が楽観的だったようです。
『SAKIDORIニュースパレード』 石川真紀キャスターが取り上げたのは、イギリスの航空会社ヴァージン・アトランティックが発表した、男女問わずキャビン・アテンダントはメイクをしなくてもいいという新方針。化粧をしてもいいし、しなくてもいい。選べるのがポイントですね!日本では朝起きてメイクをして出勤することが習慣になっている人も多いと思いますが、これは世界的には珍しいようです。
『今日のオピニオン』コメンテーター 俳優の石田純一さんが語り下ろしたテーマは「官房長官 記者会見」官房長官会見で、特定のメディアや記者を制限することについて。
「間違った事実が流布されるのを官邸が嫌がるのは分かるが、政権の意に沿わないから、気に食わないからといって、排除や取材妨害はいけない。マスコミはチェック機能も果たしているのだから、不当に圧力をかけるなんてことはあってはならない。
記者会見というのはその向こうに国民がいて、国民の知る権利というものがある、今一度意識して欲しい。」と語りました。
『SAKIDORIスポーツ』 長谷川太アナウンサーが、Jリーグ・川崎フロンターレの話題を、鬼木監督、中村憲剛選手の声を交えてお伝えしました。3連覇を目指している川崎フロンターレですが、今期は開幕ダッシュならず・・・!
次の試合は3月10日に横浜Fマリノス戦ですが、その前に、明日アジアチャンピオンズリーグの試合も控えています。
『ニュースパレードアネックス』
東京地裁は今日、日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告の保釈を認める決定をしました。検察側はこれを不服として準抗告しましたが、これが退けられると今日中にも東京拘置所から保釈される可能性があるということで、今日は番組冒頭から田中正史記者が随時、東京拘置所前からレポートしてくれていました。海外も含む200人ほどのメディアが集まって詰めていましたが、この時間もまだ大きな動きはありませんでした。
【今日の1曲】 あはは / Dreams Come True