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第507回:「透析中止」という医師の提示
気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』では、福生市の病院で去年、腎臓病の女性患者(44歳)に医師が人工透析治療をやめる選択肢を示し、中止を選んだ後、およそ1週間後に死亡した問題を取り上げました。
お電話を繋いだのは、実際に人工透析を受けているデザインルームGANZ代表の岩村政幸さん。
今回の公立福生病院の話を聞いた時には、自分よりも年下の女性に対して「透析をやめる」という言葉が出たということにショックを受けたそうです。岩村さんには、人工透析治療とはどのようなもので、どのくらいの時間がかかるものなのか、日常生活で注意していることなどを具体的に教えていただきました。
「人工透析を受けないと腎不全は治らない」と言われた時には不安でいっぱいだった岩村さんですが、同じように透析を受けている年配の方々にお話を聞いて、透析を受ければ生きていられるんだと希望を持って前向きに過ごされているそうです。
かわって、医療ジャーナリストの伊藤隼也さんは、今回の問題について「事件と言っても過言ではない」というくらいの驚きだったといいます。倫理委員会が行われていない、正しい決断が行われたのかどうか疑わしいとし、国をあげてきちんと検証すべきだとおっしゃっていました。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』テーマは「白髪は抜くべきか、抜かざるべきか」去年の新語・流行語大賞にノミネートされた「グレイヘア」に注目が集まる昨今、白髪をどうすればいいのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?今日は、白髪の原因やそのケアについて詳しくお伝えしました。
西村志野記者は、北区赤羽にある白髪抜き専門店「白髪抜き本舗」へ。
オーナーの高見沢さんご自身が、自分の白髪が気になりだし、白髪を抜いてくれるお店がないものか探したことがきっかけでこちらのお店を立ち上げたそうです。
料金は「30分3980円、60分7480円」というように時間制となっていて、毛抜きで一本一本抜いていくということですが、お客さまから「痛い」と言われることはなく、男性は眠ってしまう方が多いんですって!
メディアに取り上げられてからというもの、新潟など遠方から足を運ぶ方もいらっしゃったり、ご予約をやむなくお断りしないといけないほどだそう。
気になった方は、お店のホームページからオンライン予約がオススメです。
つづいてお電話を繋いだのは、お肌と髪のためのスキンケアサロン・ティナロッサオーナーで毛髪診断士の齊藤あきさん。
白髪の原因の8割は加齢ですが、そのほか睡眠不足や食生活、ストレスからくるホルモンバランスの乱れなども原因に・・・。白髪を抜いても増えることはありませんが、1つの毛根に数本の髪の毛が生えているため、1本抜くと毛根にダメージを与えてしまい、他の髪にも影響が出る可能性はあるのだとか。
頭皮ケアや頭皮マッサージ、青魚や大豆、玄米などを積極的に摂って体の内側からケアすることも大切!白髪に関するあれこれに答えていただきました。
『SAKIDORIニュースパレード』 石川真紀キャスターが、親につけられた名前「王子様」から「肇」に改名が認められた高校3年生の話題をピックアップ!「王子様」という名前でこれまで、いじめられることはなかったけれど、女子にクスッと笑われたり、かなりみじめな思いを募らせていたようです。「本人が嫌なら行動できる!これから親になる人は良く考えて名前をつけてあげてほしい。」と語っています。
コメンテーター 俳優の石田純一さんが語り下ろす『今日のオピニオン』 テーマは「女性活躍というけれど」2月25日に最高裁人事が発表されましたが、裁判官の男女比は未だ「14:1」と、女性が少なすぎることが石田さんには奇異に感じられると言います。
実際、男女格差・ジェンダーギャップランキングを見ても、日本は149か国中110位。
しかし、世界に目を向ければ、世界各国から職員が集まる国連で、職員の男女同率を目指す動きにグテーレス事務総長が力を入れ、女性が男性を逆転しています。
「日本では、ドラマなどで会議の風景を見ても話しあってるのは男性ばかり。お茶を配るのが女性。そんな刷り込みが激しいと感じる。でも長い歴史を見ると、女性が参政権を持つことだって信じられない世の中だったけれど、世の中は変わるんだ。」と語りました。
『SAKIDORIスポーツ』担当は槙嶋範彦アナウンサーです。箱根駅伝で初優勝を飾った東海大学、箱根連覇と大学駅伝三冠が目標!ということで、新チームについてや主将の舘澤亨次選手のこと、佐久長聖高校監督時代の教え子である大迫傑選手についてなど、両角監督のインタビューを交えてお伝えしました。
『ニュースパレードアネックス』 カルロス・ゴーン被告の保釈を東京地裁が認める決定を下したのは、先週火曜日。 あれから一週間、今日は日産、ルノー、三菱の企業連合3社のトップが日産の本社でそろって記者会見を行っていました。このコーナーの時間はまだ会見は続いており、ここまでの内容を横浜の日産本社前から石森則和記者にレポートしてもらいました。石森記者曰く、ゴーン被告が去り、この先の3社連合が明るいのかは疑問だとのこと。
【今日の1曲】 彼女はデリケート / 佐野元春 -
ゲスト:スポーツライター 斎藤寿子さん
今日は、スポーツライターの斎藤寿子さんをスタジオにお迎えし、このコーナーでは今まであまり取り上げていない、女子の車いすバスケ日本代表についてお話していただきました。
ロンドン、リオと2大会連続でパラリンピックの出場権を逃しているものの、過去にはシドニーで銅、北京では4位という記録を残しており、東京パラリンピックで復活が期待されているんです!
斎藤さんは、今年1月、25歳以下の女子日本代表の試合を取材するため、オーストラリアへ。2倍も3倍も大きなオーストラリアの選手を相手に、積極的なプレーでインサイドを攻め、スピードや連携で巧みに戦っていたという日本代表。7試合を3勝4敗という手応えを感じる試合だったそうです。
さらに、先月には女子A代表の国際親善試合「大阪カップ」も取材された齊藤さん。
「4チーム中3位ではあったものの、内容的には今までで1番良かった!世界選手権の覇者オランダと準優勝のイギリスのそれぞれのヘッドコーチも"これまでの日本と全然違う!"と驚くほど。」と大絶賛!チェアスキルのトレーニングを基本に返って厚く厚くやってきたことが功を奏したのではないかと分析していました。
最後に、女子車いすバスケ界で、斎藤さんイチオシのヒロインをあげていただくと・・・網本麻里選手と柳本あまね選手だそう!これは要チェックですね!