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次はパクチーのない国に出張したい
シンガポールでの米朝首脳会談の取材に行かせていただき、帰国しました。
会談の中身については、いろいろな見方があると思いますが、私は、「去年まで戦争かと思うほど罵倒し合っていたトランプ大統領と金正恩委員長が、顔を合わせたというだけで歴史的なこと」という評価をする人は間違っていると思っています。(写真の韓国SBSテレビのキャスターも同じ意見)
まあ、難しい話はさておき、きょうは、テレビやラジオ、新聞メディアのベース基地となった国際メディアセンターのお話。
印象的だったのは、F1レースに使う場所を、シンガポール当局はよくここまで立派なメディアセンターにしたなあ、ということ。あと、日本の在京テレビ局の人数が無駄に多過ぎ、パブリックスペースを人もまだ来てないのに占拠しすぎという点。そして食堂が大好評だったこと。
私はパクチーが苦手で、口に含んだ瞬間、即死するので、緑色の葉っぱが見える料理は避け、「敵は、クロワッサンにもパクチーを隠し味にしてるかもしれん」とチェックしつつ食事。
アジアンフーズが超苦手な私は、もっぱら、ローストビーフとスイーツで緑色の物体が載ってないやつばっかり食べてました。
飲み物もふんだんにあるのが仮設食堂の良さ。まるで高級ホテルのブッフェレストランがそのまま来た感じで、米朝サミット限定のビールまで登場。
これで、飲食代は全部ただ。オリンピックでできる国際放送センターですら、24時間食事OKで何でもありの品ぞろえは同じでも、しっかりお金を取られます。メシだけ食べに来ている記者もいるのでは?と思うほど大賑わいでした。
マーライオンは懐かしくないけど、あの食堂はまた行ってみたいな。4日で2回しか行けなかったし。あ、何これ、シチューの中にパクチー? 無理~。
チーフプロデューサー 清水克彦