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第311回:今、この人とサキドリたい 田中眞紀子さん
今週はスペシャルウィーク!
SAKIDORI!では一週間「今、この人とサキドリたい~政治、サッカー、北朝鮮」と題してお送りしていきます。
初日、コメンテーターにお迎えしたのは、元外相 田中眞紀子さん。『ニュースパレードアネックス』までお付き合いいただきました。
気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』テーマ「またしても刃物による凶行。新幹線車両内無差別殺傷事件」。
おととい夜に発生した、東海道新幹線での殺傷事件。神奈川県警は、自称無職の小島一朗容疑者(22歳)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕。 小島容疑者は「むしゃくしゃしてやった。誰でもよかった。」と供述しています。
まずは、神奈川県警小田原署から佐藤圭一記者がレポート。裏口につけられた大型の警察車両で移送される小島容疑者を待つ、40人ほどの報道陣。
警察によると、小島容疑者は自由席の乗車券で指定席に座っていたそうですが、少なくとも座席をめぐるトラブルはなかったとのこと。新幹線の車内の防犯カメラの映像を分析して捜査をすすめています。
お電話を繋いだのは、今回の事件の起きた12号車の後ろの車両に乗車していた、落語家の桂ぽんぽ娘さん。緊迫した事件発生時の模様をお話してくださいました。
東京未来大学こども心理学部長で犯罪心理学が専門の出口保行教授は、事前に凶器を準備していることなどから計画性が高く、十分なシミュレーションの上、犯行に及んだのではと解説。社会に対する不満や敵意を通り魔的に発散するという事件が多くなってきているとも。
新幹線での安全対策についてお話を伺ったのは、関西大学 社会安全学部の安部政治教授。現状、手荷物検査を人の手で行うことは、東京・名古屋・新大阪などの大量の乗車客相手には困難、鉄道警察の巡回を強化すること、また、改札にセンサーを取り付け、凶器や爆発物などをチェックできるような技術開発が必要だとお話してくださいました。
『きょうのナマチュウ』では、いよいよ明日に迫った米朝首脳会談について、シンガポールへ中継を繋いでサキドリ!
まず、ワシントンからはジャーナリストの笹栗実根さんが「アメリカのメディアでも連日大きく報道されているが、トランプ大統領の直感に頼る外交を専門家は危惧している。北の罠にはまってしまうのでは!?」というアメリカの見方を伝えてくれました。「ミーハーな意見かもしれませんけれど、変わったヘアスタイルの二人が会うことに興味がある。」と眞紀子さん。
現代韓国政治、朝鮮半島をめぐる外交がご専門、静岡県立大学 奥薗秀樹准教授によると、非核化の問題は今回一回で解決できる話ではない、次の対話へこの流れを維持して繋げられるかが、両国のポイントとなるだろうとのこと。
現地・シンガポールでは清水克彦デスクが取材にあたっています。会談が行われるカペラホテルは100メートルくらい前までは通常の雰囲気だということ、しかしながら金委員長が宿泊するセントレジスホテルの周辺はものものしい雰囲気だと今日の様子をレポートしてくれました。
石川真キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』で取り上げたのは「袴田事件」のニュース。1966年に静岡県で一家4人が殺された強盗殺人事件で死刑が確定し、静岡地裁の再審開始決定で釈放された袴田巌さん(82)の即時抗告審で、東京高裁は今日、再審開始を認めない決定をしました。あわせて釈放中の袴田さんの身柄については、すぐに拘束する必要はないとしています。
田中眞紀子さんの今日の『オピニオン』題して「フラストレーションの原因」です。テニスのラファエル・ナダル選手、メジャーリーグの大谷翔平選手、将棋の藤井総太さんらの活躍を見ているとスカッとするが、こう長く続く政権のモヤモヤを見ているとやりきれない!「どうでもいいや~」となってしまいそうになる日本の政治を「病んでいる!」と喝!
眞紀子さんの思うフラストレーションの原因を、熱く語ってくださいました。
『SAKIDORIスポーツ』では砂山圭大郎アナウンサーが、卓球・ジャパンオープンの話題をお伝えしました。卓球のワールドツアー・ジャパンオープン、北九州市立総合体育館で行われ、シングルスは男子が張本智和選手、女子は伊藤美誠選手がともに初優勝を果たしています。
世界のトップ選手が集まったこの大会。リオオリンピックチャンピオンの馬龍選手(中国)に勝っての優勝は、ものすごいことなのだと語る砂山アナ。ちなみに砂山アナの奥様は、プレイに色気のある馬龍選手の大ファンだそうです。
『ニュースパレードアネックス』 明日いよいよ史上初の米朝首脳会談が行われるのを前に、横田早紀江さんら家族会を救う会の皆さんが参議院会館で会見を行いました。トランプ大統領は「会談で日本人拉致問題を取り上げる」と安倍総理と約束をしています。
西村志野記者が取材しました。
北朝鮮による拉致被害者の田口八重子さんで家族会代表の飯塚繁雄さんはトランプ大統領の約束を評価しつつ「はっきりと返すという約束を取り付けるのが大事。これを逃したら私たちの家族は永遠に帰って来ない」と話し、横田めぐみさんの母・早紀江さんは「北朝鮮の指導者が米国の大統領と会うのは奇跡だと思う。親の心を分かってほしい。」と訴えたということです。
『芸能アラカルト』 のコーナーでは、「新しい地図」の稲垣吾郎さんに放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、最近の活動、今後のミュージカルの意気込みなど、インタビューした音声をお届けしました。以前から「吾郎ちゃん推し」を公言している美保子さんもお話していましたが、稲垣さんの盛りだくさんの今後のスケジュール、嬉しいですね!
今週末、文化放送でも特別番組が放送されます。6月16日(土)午後6時半から『編集長 稲垣吾郎 スペシャル』、1時間の生放送です。こちらもぜひお楽しみに!