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上智大学で熊本地震の写真展
こんばんは。細木美知代です。
今日はナマチュウのコーナーで、
上智大学の11号館から中継しました。上智大学では学生さんたちが企画した写真展
『熊本地震写真展~熊本の高校生が撮ったリアル~』が
今月17日から開催されます。
写真展を企画した学生さんたちの代表で
理工学部情報理工学科3年生の
大久保宙希さんにお話を伺いました。上智大学では復興支援活動を行う学生さんに
被災地への往復の交通費を補助する制度があります。
大久保さんは、この制度を利用してボランティアに参加してから
被災地の力になりたいと強く思うようになったそうです。大久保さんは、
震災の状況を分かりやすく伝えたいと
「写真展」の開催を決め
リアルな写真を展示するために
熊本県立第2高等学校の写真部のみなさんに協力をお願いしました。
プロの写真家ではなく、
高校生が撮影した写真は
日常の中にある震災の風景をリアルに映し出していました。崩れた学校の渡り廊下...
子どもの頃から遊んでいた神社の鳥居が倒壊し、
真っ二つに割れている様子...
写真展を一緒に計画した6人のメンバーとともに
熊本へも春休みに何度も足を運んだそうです。
熊本でみなさんが取材し、伝えたい想いが
写真のキャプション(説明)に込められていました。写真展の開催に携わっている学生のみなさん。
熊本県立第2高等学校写真部の部員たちが撮影した写真。
土砂崩れによって赤い車がぐしゃりと破損してしまっています。そして、学生さんたちの活動をサポートしているのが
上智大学のボランティア・ビューロー。
ボランティア活動を支援している事務局です。
番組では、
ボランティア・ビューローの津屋京子さんにもお話を伺いました。
学生さんたちにとって
チャレンジできて、
思いを形にできる環境があるというのは
心強いですよね。
上智大学の職員のみなさんと。
『熊本地震写真展~熊本の高校生が撮ったリアル~』は
今月17日〜20日まで
上智大学四ツ谷キャンパス11号館1階SSIC
開催時間は午前10時〜午後4時
入場は無料で、一般の方も入場可能です。