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生ごみからエネルギー創出!
きょうは、オフサイドのコーナーで
大田区城南島にある「バイオエナジー株式会社」の
バイオマス発電工場を取材してきました!こちらの工場では、
従来捨てられてしまうはずの生ごみが
微生物の力で電気とガスに生まれ変わっているのです。
バイオエナジーのマークが入った奥の発酵槽には
微生物がたくさん入っているそうです。
生きものだけに管理の苦労も
瀬川順也代表取締役社長が話して下さいました。1日に創り出されるエネルギーは
都市ガス2,400㎥
電気2万6,000kw
この大きな丸いガスホルダーの中に2,000世帯相当のガスが入っています。それにしても、1日に4tトラック70台分の生ごみが
コンビニエンスストアやスーパーなどから届くとは!
その量に驚きました!!
生ごみと燃えるごみは機械で全て分別されるそうです。
生ごみから電気と都市ガスをリサイクルしている工場は
全国でもまだほとんどないそうです。
それだけ高い技術力が必要になります。
また、事業用地の問題、安定した燃料の確保、臭い対策など課題が多いことも事実です。
でも、生ごみがエネルギーに変わるなんて
やはり素晴らしい!素直にそう思います。
今後一般家庭の生ごみも活用できたら...など
バイオマスエネルギーの可能性に期待が膨らむ取材でした。
細木美知代