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第39回 年明けうどん
あけましておめでとうございます。
突然ですが、みなさん、大晦日に年越しそばは召し上がりましたか?
(わたしは自然薯とろろ蕎麦をいただきました。)
なんでも、うどん県・香川には、年の初めにうどんを食べるという新文化があるそうなんです。
その名も......『年明けうどん』
純白で清楚なうどんに、餡子入りの紅いお餅が入った「紅白のめでたいおうどん」です。
香川県のうどん団体のみなさんが提唱し始めた新文化で、元旦~15日までに食べるうどんのことをさすそうです。
東京では、新橋にある「香川・愛媛せとうち旬彩館かおりひめ」で15日まで「年明けうどん」が食べられるとのことで、さっそく行ってきました。
澄んだおつゆは出汁が効いていて、飲み干したいほど美味しく、
つぶあんの入った紅丸もちは、出汁でとろけた餅と塩気のきいた餡子の相性が絶妙でした。
うどんは腰のあるさぬきうどんで食べ応え十分!しかも、かまぼこが今年の干支である戌柄の絵馬風!!!!かわいい。
(ちなみにこちらでは香川と愛媛のお雑煮もたべることができますよ)
詳しいお話を、
本場さぬきうどん協同組合の大峯茂樹理事長に電話をつないで伺いました!
2008年に世界麺フェスタが開催され、さぬきうどん部会が誕生。
さぬきうどん部会の会合を開いている中、コーヒーブレイク中にふと、『年越しそばがあるのに、なぜうどんはないんだ?』となり、「年明けうどん」の普及に力を入れることになったそうです。
紅白のめでたいおうどんということですが、紅いものは餅でなくてもいいそうです。
たとえば、かまぼこ、エビ、金時人参、梅干し......などなど、オリジナルで紅いものをトッピングしてみてください。お正月休みの一美さんに代わって出演されたのは清水デスク!
清水さんは、香川のお隣、愛媛県のご出身。お隣の県でも全然食文化が違うものですよね~!
餡入り餅にはびっくりされていました。笑ちなみに、新橋にある「香川・愛媛せとうち旬彩館かおりひめ」では、年明けうどん用の麺も販売していましたので、ご家庭で気軽に食べられますよ♪
おせち、お雑煮など、お正月のメニューに飽きてきたら
あなたも『年明けうどん』、いかがですか??
太く、長~く、良い1年にしましょう♪