記事
-
第201回:SAKIDORI!通常営業開始
1月8日、「成人の日」。先週は「サブキャスターが留守を守る週間」でした。一美キャスターは冬休みを終え、新年初のSAKIDORI!となりました。
『ニュースオフサイド』では、 AI=人工知能が拓く未来、第4次産業革命とも呼ばれるAIがもたらす問題点をサキドリ!
まずスタジオで佐藤圭一記者が、AIが奪うであろう人間の仕事について紹介。電車や車の運転手、コンビニやスーパーの店員、法律家や弁理士・公認会計士などの資格が必要だった職業、さらに新聞記者など、思いもよらない職業にまで及んでいることが分かりますね。お電話を繋いだ慶應義塾大学商学部の山本勲教授のお話によると、AIが得意とする繰り返しの多いルーティンワーク以外にも、もっともっと複雑なことも出来るようになってきているようです。「例えば医師の場合、過去の症例をデータとして読み込んで薬を処方したり治療方針を決めるというような色んな判断が可能になってきている。場合によっては医師の仕事がなくなる...ということもあり得るが、あくまでもAIはツールに過ぎないのでどう使いこなすかが重要。」
清水克彦デスクは、政府が進めるAIの備えである「法的な整備の検討」と「AI時代に対応した人づくり」について、森上教育研究所の森上展安さんのお話を交えて伝えてくれました。
『きょうのナマチュウ』で取り上げたのは、大阪大学で明らかになった極めて悪質な入試ミスの実態と賠償問題について。大阪大学で去年2月に実施した一般入試で本来なら「合格」だった30人の受験生を「不合格」にするという、重大なミスがあったことが発覚しました。なぜこのような問題が起きたのか、桜美林大学の田中義郎教授は「様々な要因が考えられるが、結果的に油断があったということ。1点の意味が大きい入試の試験を作る上では、2つのチームが相互に仕事を確認しあうことが必要。」と指摘。
では、阪大側はどういった対応や賠償が必要になるのか?伊藤芳郎弁護士によると「失われた1年をどう賠償するのかというのが問題。日本の場合、慰謝料といっても50万~100万ほどになるのでは?」とのこと。これにはスタジオも「えっ!そんなもんなの!?」と驚きの声。
西村志野記者は湯島天神で、この不祥事をどう見ているのか、受験生たちにインタビュー!「遊びたい気持ちや色々なことを我慢して受験しているのにこんなことになったらショック!今後、絶対にないようにしてほしい。」という切実な声が聞かれました。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』では、夫婦ともにフルタイムで働いていても妻が主に家事をしている家庭は66%に上るいう民間調査結果についてお伝えしました。働く女性は増えているものの、家事は依然として妻に偏っている実態が浮かびあがった今回の結果。夫の長時間労働や「家事は女性」といった価値観が影響しているとみられます。
ちなみに、家事を100%担当しているという水谷サブキャスターは「全然苦じゃないし、マイペースにやれる方が楽。私は仕事もやって家事もやってるんだという部分で優位に立てるし(笑)」と話していました。
皆さんのお宅はいかがでしょうか?
月曜コメンテーターは健康社会学者の河合薫さんです。今日は「ニューヨークが大雪になると日本も冷えるって本当?」というお話。
ニューヨーク→ヨーロッパ→日本という三波型の気圧配置で、ここ数年頻繁に起こっている大寒波は、温暖化が原因。太陽の光を反射させる役目もある氷が融けてしまうことで、海水温が高くなり、爆弾低気圧が発生しやすくなるのだとか。「週末、おそらく北関東・北日本は大荒れになると思われるので、サキドリサキドリの行動を!」とアドバイスして下さいました。
『SAKIDORIスポーツ』で砂山圭大郎 アナウンサーが取り上げたのは、スキージャンプの話題あれこれ。8回目の五輪代表が確実となったレジェンド・葛西紀明選手と、力を開花させた小林潤志郎選手について紹介してくれました。
『ニュースパレードアネックス』は気象予報士の伊藤佳子記者が、気になる今後のお天気について詳しく解説してくれました。沿岸部で風が強まり、太平洋側では局地的に激しい雨や雷雨となった成人の日の今日。明日9日の朝方にかけて雨風のピークを迎えるということです。
暖かくなってホッとするのもつかの間、木曜あたりにはまたガーンと気温が下がる見込み。出掛ける時に暖かくても、油断せずに上着・マフラー・ニット帽など、うまく服装で温度調整をして下さいね。
『芸能アラカルト』、今日は「文化放送×長良グループ ジョイントRADIO!」"新成人に送りたい 私が20歳の頃~思い出の曲~"の電話リクエストの集計結果を山田美保子さんと共に発表!
"新成人に送りたい 私が20歳の頃~思い出の曲~"1位 「きよしのズンドコ節/氷川きよし」
2位 「明日があるさ/坂本九」
3位 「世界に一つだけの花/SMAP」
4位 「木綿のハンカチーフ/太田裕美」
5位 「いい日旅立ち/山口百恵」
「ズンドコ節は、広い世代に愛される日本を代表する曲になったなぁという印象。どのジャンルのファンも、この曲の「きよしーっ」という合いの手を入れられる。」と、美保子さん。
【今日の1曲】I Just Wanna Stop/Gino Vannelli