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中央防波堤 江東区と大田区の領土問題
西村志野です。
きょうのナマチュウは
中央防波堤の埋め立て地をめぐる
江東区と大田区の争いについて。
私は
江東区の辰巳駅前で
江東区民のみなさんに
お話を聞きました。
駅の近くには小学校や中学校、
住宅などが並び
多くの方が暮らしている地域です。
そんな江東区に住むみなさんにお話を聞くと
ほとんどの方が
23区のごみ問題を受け入れてきたことを挙げていて
食堂に行ったらハエが入ってきたり
野良犬がたくさんいたり、苦労したと話していました。
歴史はあるかもしれないが
苦労したのは江東区なので
東京都の調停案のままでいいし
裁判をするのはおかしいという声がありました。
続けて、佐藤圭一です。私は大田区にお住まいの方にお話をお聞きしました。
年代や住んでいる期間によって意見が分かれました。
60歳以上で長年大田区に住んでいる方々は
ほとんど江東区にとられるはおかしい、
あの場所は海苔の養殖業者のもの
埋め立てで海苔の養殖ができなくなったわけだから納得できない
という思いがありました。
一方若い世代や大田区在住歴が短い方からはどちらでもいいと思う
ごみ問題を引き受けていた江東区が大部分でいいのでは
といった声も聞かれました。
多数派は「納得できない」という意見です。ただ、どのような結果を望みますかという質問に対しては
50:50
という声が圧倒的で、大田区の割合を江東区より多くしてほしいという声は一つもありませんでした。
今日お話を聞いた限りは。
この問題、まだまだ続きそうですね。
注目しましょう。