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第135回:ノーベル文学賞を受賞!カズオ・イシグロさんって何者!?
『ニュースオフサイド』で取り上げたのは、ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロさん。
長崎市生まれ、日系イギリス人であるイシグロさんは、89年にイギリスで権威のあるブッカー賞を受賞するなど、イギリス人らしい作家として人気を博しています。
スタジオでは、鈴木デスクが受賞が決まった際のイシグロさんの受賞コメントなどを紹介。「フェイクニュースかと思った」というコメントからは予想外で驚いている様子が見てとれました。
さらに、イシグロさんと縁のある方々とお電話を繋ぎ、受賞への想いを伺いました。
最初は、イシグロさんの著書を多く出版している早川書房の編集担当者、山口晶さん! 受賞の瞬間は移動中の電車の中だったそうで「正直、別の作家が取るかも...と思っていたので大変驚いた。すぐに会社に戻った」とのこと。ご本人の人柄については「イギリスらしいジェントルマンなところと日本人らしい気遣いができる人」と山口さんだからわかる情報を教えて頂きました。
現在、最新長編作「忘れられた巨人」の文庫版は19日発売を前倒しし、13日に出せるよう調整中なんだとか。早く手元に届くかもしれません。楽しみですね!
もう一人お電話を繋いだのは、「わたしを離さないで」の装丁を手がけた画家の民野宏之さん。今回の受賞を受けて、多くの方から連絡をもらい素敵な気持ちになったと作品に関わった方のお話も聞くことができました。
『きょうのナマチュウ』は、シリーズ企画「サキドリ総選挙、この人に聞け」!
今日は、希望の党、若狭勝前衆議院議員に話を聞きました。
先日、希望の党の選挙公約が発表されましたが、「ユリノミクス」と呼ばれる今回の公約について、若狭さんの考え、そして今後の見通しをお話頂きました。
これを受けて経済ジャーナリスト・角谷浩一さんは、希望の党立ち上げ当初の注目度や勢いが落ちていることについて、「『次』を意識するような発言が目立ち、『今回』の選挙自体をどうとらえているのか本気度がわからない」とバッサリ。石破さんや野田さんの選挙区に対抗馬を立てないことも「与党に寄り添うように見える」と疑問を呈しました。
『SAKIDORIニュースパレード』は、引き続き「ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロさん」。
本好きが集まる神田神保町で細木記者が街の人にインタビュー。
本屋さんでは、店内にあるイシグロさんの本を集めて急いでコーナーを作るも、開店後すぐに本が完売してしまったなど注目の様子が伺えました。
コメンテーターの荻原博子さんが気になるニュースを語る『きょうのオピニオン』は、「排除なんておやめなさい!」。
今週も「おやめなさい」シリーズ。排除は議員だけじゃない! 私たち市民がおびえる排除とは?
2005年の会社法改正により、会社は社長・社員のものではなく株主のものという認識が強まったといいます。そのことで使う側・使われる側の溝が深まり、中年層の鬱も増加しました。
そのため、今後は弱いものを救いあげる「抱擁の政治」が求められる。それが実現できる政治家が増えてほしいと語りました。
金曜日の『SAKIDORIスポーツ』は、砂山圭大郎アナウンサーが語る『新体操』。
体操のアジア選手権。まさかの内村航平選手が不在の中、白井健三選手が気合を見せた個人総合3位。さらに注目の女子・村上茉愛選手も!
『ニュースパレードアネックス』は、ニュースサイトnippon.com編集部のダニエル・ルビオさんからスペインのカタルーニャ自治州の分離独立を問う住民投票を受けて、カタルーニャの現状、そして今後について語って頂きました。
金曜日の『世の中SAKIDORI』は、日刊ゲンダイとコラボレーションした「SAKIDORI かわら版」。
今日は日刊ゲンダイ 編集局 局次長の二口隆光さんに話題の記事を解説して頂きました。
●小池新党 自民分断
●枝野新党 ツイッター戦略の成否
【今日の1曲】 流星 / 吉田拓郎
今週もお聞きいただき、ありがとうございました! -
売り切れ続出!イシグロ作品
こんばんは!細木美知代です。
今日は、本好きの人たちが集まる街、神田の神保町から中継でした。
中継に出ていると日々の気温の変化が良~く分かります。
今日の気温は、17.5度(16時半現在)
これから冬に向けて寒さとも戦わねば!気合充分です!!
さて、明るいニュースが入ってきましたね。
カズオ・イシグロさんがノーベル文学賞を受賞されました。
そうなると...今までイシグロさんの名前を知らなかった人でも、読んでみたくなるのが人間の心理。
神保町の本屋さんにもイシグロ作品を買い求める人たちがたくさん詰めかけて売り切れが相次いでいました。
三省堂書店さんでは、在庫の60冊が1時間で完売!
いつ入ってくるかも未定なんだそうです。
益々読みたくなってきます(笑)
イシグロ作品の日本語版を刊行している早川書房では、22万5千部の増刷を急遽決めたそうです。
秋の夜長、今年はイシグロワールドに浸る人たちが増えそうですね。